「Q．6月6日は #楽器の日 。楽器が印象的なシーンは？」はニコルのピアノが1位！【5/23～29】

ついに映画『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』が全国の劇場でロードショーされた。初日から3日間は各所で舞台挨拶が行われ、大盛況だったようだ。いや〜、大画面で繰り広げられるガンダムとザクの最新映像の戦闘シーンは凄かった。また、テレビシリーズをリメイクしたストーリーは、ドアンの出自や連邦とジオンの攻防が絡みあい、より深みを増していた。
そして、作品の情感を盛り上げてくれたのが、森口博子さんの主題歌「Ubugoe」である。映像作品に音楽は欠かせない。
そんな音楽を作るのに使われる「楽器」の記念日が6月6日ということで、今回は楽器が印象的なシーンを調査してみた。

が3分の1の支持を集めた。ニコル・アマルフィは『機動戦士ガンダムSEED』に登場するザフト軍のパイロット。地球連合軍からブリッツガンダムを奪取し、アスラン・ザラ、イザーク・ジュール、ディアッカ・エルスマンとともにキラとの戦いを続けた。パイロットとしての能力は優秀な上に、心優しく、音楽の才能にも恵まれていて、劇中でピアノを華麗に演奏するシーンが特に印象的だった。オーブ連合首長国の近海の戦闘でアスランのイージスガンダムを援護しようと、キラ・ヤマトのソードストライクガンダムの間に割って入ったのだが、刃を前に壮絶な最期を遂げた。「僕の…ピアノ…」という最期の言葉がファンの涙を誘った。

第2位は「カトルとトロワのセッション」で、こちらもほぼ3分の1の支持を集めた。第1位との差はわずか0.3ポイントである。『新機動戦記ガンダムW』に登場する5人のガンダムパイロットのうちの2人――地球でOZのコルシカ基地を襲撃した際に出会い、一時敵対するものの和解し、カトル・ラバーバ・ウィナーのバイオリンにあわせて、トロワ・バートンがフルートを演奏するシーンが印象的だった。ニコルとカトルは音楽好きだったことが共通していたのだ。

第3位「ミネバのバイオリン」と第4位「ハモンのピアノ」も僅差で、なんとその差はわずか0.1ポイントであった。ミネバ・ザビのバイオリン演奏は『機動戦士Ζガンダム』でアクシズに招かれたシャア・アズナブルの前で演奏されたものだ。再会を喜ぶミネバに対して、ハマーン・カーンの謀略に憤慨して、再び離れ離れになる2人を印象付けるものとなった。
クラウレ・ハモンのピアノ演奏は『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』のクラブ・エデンで自分の歌の伴奏したものである。男たちの乱闘をものともしないハモンの歌声にたくましさを感じたものである。

音楽は聴くことで、心を落ち着かせることができたり、勇気を与えてくれたりする。そして、自身で「楽器」を使って演奏することにより、自己表現することもできるので、他者と互いをわかりあうためにも利用できるのである。
「芸事の稽古はじめは、6歳の6月6日にする」と上達が早いとの習わしがあるそうだ。6歳ではないが、「楽器」を始めてみるのも良いのかもしれない。