
▲U-14コースチャンピオンのDic Dic Chaiさん、U-20コースチャンピオンのZHANG JUNHUIさん、OVER-21コースチャンピオンのWU JINGMINGさん
BANDAI SPIRITSが主催する公式ガンプラ世界大会「ガンプラビルダーズワールドカップ 12thトーナメント」(GBWC12th)の世界一を決める「世界大会決勝戦・表彰式」が、2月22日(土)、「GUNDAM NEXT FUTURE FINAL in TOKYO」内で開催された。
GBWC12thは、「U-14コース」「U-20コース」「OVER-21コース」の3コースで開催。世界大会決勝戦には、「U-14コース」12作品、「U-20コース」と「OVER-21コース」各16作品ずつ、計44作品が進出した。
表彰式では各コースの上位3位が発表されたほか、審査委員が入賞作品への講評を行った。
司会は京極雅美さんとマックスウェル・パワーズさん、また、オープニングアクトとしてLINKL PLANETが登場し、3月19日(水)に発売されるニューシングル「胸にいつもガンプラを」(紹介記事)を披露、会場を大いに盛り上げた。
それではさっそく、各受賞作と講評に加え、チャンピオンへのインタビューを紹介していこう。
なお、世界大会ファイナリストの作品は2月24日(月・休)まで「GUNDAM NEXT FUTURE FINAL in TOKYO」に展示されるほか、入賞作品は3月下旬までTHE GUNDAM BASE TOKYOに展示予定。
さらに、次回大会となるGBWC13thの開催も決定したので、ぜひレポートをチェックして、奮って参加してみよう。
【「GUNDAM NEXT FUTURE -FINAL-」東京会場レポート】
・フォトレポート①『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』編
・フォトレポート②「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」関連アイテムほか編
・オープニングセレモニー(大阪・関西万博 ガンダムパビリオン情報発表会、ガンプラ45周年発表会)
・「ガンプラビルダーズワールドカップ 12thトーナメント」世界大会決勝戦・表彰式(本記事)
GBWC12thは、「U-14コース」「U-20コース」「OVER-21コース」の3コースで開催。世界大会決勝戦には、「U-14コース」12作品、「U-20コース」と「OVER-21コース」各16作品ずつ、計44作品が進出した。
表彰式では各コースの上位3位が発表されたほか、審査委員が入賞作品への講評を行った。
司会は京極雅美さんとマックスウェル・パワーズさん、また、オープニングアクトとしてLINKL PLANETが登場し、3月19日(水)に発売されるニューシングル「胸にいつもガンプラを」(紹介記事)を披露、会場を大いに盛り上げた。
それではさっそく、各受賞作と講評に加え、チャンピオンへのインタビューを紹介していこう。
なお、世界大会ファイナリストの作品は2月24日(月・休)まで「GUNDAM NEXT FUTURE FINAL in TOKYO」に展示されるほか、入賞作品は3月下旬までTHE GUNDAM BASE TOKYOに展示予定。
さらに、次回大会となるGBWC13thの開催も決定したので、ぜひレポートをチェックして、奮って参加してみよう。
【「GUNDAM NEXT FUTURE -FINAL-」東京会場レポート】
・フォトレポート①『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』編
・フォトレポート②「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」関連アイテムほか編
・オープニングセレモニー(大阪・関西万博 ガンダムパビリオン情報発表会、ガンプラ45周年発表会)
・「ガンプラビルダーズワールドカップ 12thトーナメント」世界大会決勝戦・表彰式(本記事)
U-14コース
チャンピオン
作品:Camouflage
作者:Dic Dic Chai
エリア:香港
講評:決勝大会が「HG ズゴック(SEED FREEDOM Ver.)」の発売日に重なったのも何かの縁なのかな、と感じるくらい、話題性のある題材をいち早く立体に落とし込んでおり、スピード感が素晴らしい。工作・塗装も丁寧で、外れたズゴックのアーマーの内側までしっかりと表現されており、非常に見ごたえがある。
作品:Camouflage
作者:Dic Dic Chai
エリア:香港
講評:決勝大会が「HG ズゴック(SEED FREEDOM Ver.)」の発売日に重なったのも何かの縁なのかな、と感じるくらい、話題性のある題材をいち早く立体に落とし込んでおり、スピード感が素晴らしい。工作・塗装も丁寧で、外れたズゴックのアーマーの内側までしっかりと表現されており、非常に見ごたえがある。

第2位
作品:Dear Nicol...
作者:yuwa-c
エリア:日本
講評:商品化されていない「PG デュエルガンダム」に見えるほどで驚いたが、オリジナルの部分もクオリティが高い。ニコルを想うイザークの気持ちがジオラマで表現されていて、哀愁を感じるようなエモーショナルな仕上がり。
作品:Dear Nicol...
作者:yuwa-c
エリア:日本
講評:商品化されていない「PG デュエルガンダム」に見えるほどで驚いたが、オリジナルの部分もクオリティが高い。ニコルを想うイザークの気持ちがジオラマで表現されていて、哀愁を感じるようなエモーショナルな仕上がり。

第3位
作品:"Happy farm"
作者:GUNDAM3795
エリア:タイ
講評:ベアッガイを使いながらも、キラキラした“ゆめかわ”ではなく、捻りを利かせて「農村」という渋い題材を選んだことを評価。トタン屋根のウェザリング表現の上手さや、見栄えがするよう考えて放射状にオブジェクトを配置するなど、細やかな作品に仕上がっている。
作品:"Happy farm"
作者:GUNDAM3795
エリア:タイ
講評:ベアッガイを使いながらも、キラキラした“ゆめかわ”ではなく、捻りを利かせて「農村」という渋い題材を選んだことを評価。トタン屋根のウェザリング表現の上手さや、見栄えがするよう考えて放射状にオブジェクトを配置するなど、細やかな作品に仕上がっている。

U-20コース
チャンピオン
作品:God of Kungfu
作者:ZHANG JUNHUI
エリア:中国内地
講評:MGシリーズで商品化されていない機体も含め、5機を1/100スケールでまとめるため、様々なガンプラをミキシングしてバランスよく取り込んでいる。5機それぞれの表現も物語に出てきそうな雰囲気があり、評価につながった。
作品:God of Kungfu
作者:ZHANG JUNHUI
エリア:中国内地
講評:MGシリーズで商品化されていない機体も含め、5機を1/100スケールでまとめるため、様々なガンプラをミキシングしてバランスよく取り込んでいる。5機それぞれの表現も物語に出てきそうな雰囲気があり、評価につながった。

第2位
作品:Beyond・The・AXIZ
作者:Hikonatsu
エリア:日本
講評:20m越えのロボットの存在感を表現する人間との対比に加え、寒色でまとめるアレンジも効いている。自分なりの美学が表現されている。
作品:Beyond・The・AXIZ
作者:Hikonatsu
エリア:日本
講評:20m越えのロボットの存在感を表現する人間との対比に加え、寒色でまとめるアレンジも効いている。自分なりの美学が表現されている。

第3位
作品:Armoured Devil, Engage!
作者:Vulcan Gunpla
エリア:マレーシア
講評:バルバトスの躍動感あるポージングをより強調させるため、ジオラマのベースを傾けている。勢いが生まれるこの技法をU-20の年齢で身に付けているのは素晴らしい。
作品:Armoured Devil, Engage!
作者:Vulcan Gunpla
エリア:マレーシア
講評:バルバトスの躍動感あるポージングをより強調させるため、ジオラマのベースを傾けている。勢いが生まれるこの技法をU-20の年齢で身に付けているのは素晴らしい。

OVER-21コース
チャンピオン
作品:UNDER CONTROL
作者:WU JINGMING
エリア:中国内地
講評:モビルスーツ本体の工作・塗装技術はもちろん、空間的に見せる配置が工夫されている。ベースにマニピュレーターの手を置くことで、しっかりと自分のイメージを具現化したいという意思が伝わってきた。
作品:UNDER CONTROL
作者:WU JINGMING
エリア:中国内地
講評:モビルスーツ本体の工作・塗装技術はもちろん、空間的に見せる配置が工夫されている。ベースにマニピュレーターの手を置くことで、しっかりと自分のイメージを具現化したいという意思が伝わってきた。

第2位
作品:Loading...
作者:Ryan Lau
エリア:カナダ
講評:複雑な作品も多いGBWCに一石を投じるほどシンプルだが、墨入れや筋彫りなど高い技術で単品をしっかり作りこんでいる。粒子がガンプラになるイメージを塗装と細かなチップで再現。清潔感ある仕上がりで、丁寧に綺麗に作られた点が評価された。
作品:Loading...
作者:Ryan Lau
エリア:カナダ
講評:複雑な作品も多いGBWCに一石を投じるほどシンプルだが、墨入れや筋彫りなど高い技術で単品をしっかり作りこんでいる。粒子がガンプラになるイメージを塗装と細かなチップで再現。清潔感ある仕上がりで、丁寧に綺麗に作られた点が評価された。

第3位
作品:Regeneration
作者:FAgreen
エリア:日本
講評:『∀ガンダム』の「黒歴史(それまでのガンダムの歴史)を内包する」という世界観が表現されている。他のガンプラのパーツを寄せ集めることでターンエックスと月光蝶を再現。見ていて飽きさせない塗装技術もポイントにつながった。
作品:Regeneration
作者:FAgreen
エリア:日本
講評:『∀ガンダム』の「黒歴史(それまでのガンダムの歴史)を内包する」という世界観が表現されている。他のガンプラのパーツを寄せ集めることでターンエックスと月光蝶を再現。見ていて飽きさせない塗装技術もポイントにつながった。

チャンピオンインタビュー
Q. こだわったポイントを教えてください
Dic Dic Chai(U-14コース)「ズゴックの装甲と水面の表現です」
ZHANG JUNHUI(U-20コース)「『Gガンダム』30周年で作りました。同じ青でも機体によって鮮やかであったりエレガントにしたり力強くしたりと違いを出しています」
WU JINGMING(OVER-21コース)「Ex-Sガンダムが宙に浮かんでいるように見せているところです。支えているのは手のひらだけです」
Q. 制作期間は?
Dic Dic Chai(U-14コース)「2か月です」
ZHANG JUNHUI(U-20コース)「アイディアをまとめるのに5カ月、実制作に3か月です」
WU JINGMING(OVER-21コース)「塗装だけで2か月かかりました。締め切りの2時間前に完成しました」
Dic Dic Chai(U-14コース)「ズゴックの装甲と水面の表現です」
ZHANG JUNHUI(U-20コース)「『Gガンダム』30周年で作りました。同じ青でも機体によって鮮やかであったりエレガントにしたり力強くしたりと違いを出しています」
WU JINGMING(OVER-21コース)「Ex-Sガンダムが宙に浮かんでいるように見せているところです。支えているのは手のひらだけです」
Q. 制作期間は?
Dic Dic Chai(U-14コース)「2か月です」
ZHANG JUNHUI(U-20コース)「アイディアをまとめるのに5カ月、実制作に3か月です」
WU JINGMING(OVER-21コース)「塗装だけで2か月かかりました。締め切りの2時間前に完成しました」
(ガンダムインフォ編集部)
世界大会決勝戦&アフターステージ配信中!
ガンプラビルダーズワールドカップ 12thトーナメント 世界大会決勝戦・表彰式
開催日:2025年2月22日(土)
会場:新宿住友ビル 三角広場(東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル)
開催日:2025年2月22日(土)
会場:新宿住友ビル 三角広場(東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル)
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