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「ガンダムシリーズ」の未来を体感できる大型イベント「GUNDAM NEXT FUTURE -FINAL-」の東京会場が新宿住友ビル 三角広場にてスタートし、本日2月21日(金)にオープニングセレモニーが実施された。
セレモニーでは、「2025年日本国際博覧会」(大阪・関西万博)にバンダイナムコホールディングスが出展する民間パビリオン「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」(ガンダムパビリオン)の新情報を、パビリオン内の新作映像の監督を務めた辻本貴則さんとプロデューサーのバンダイナムコフィルムワークス 森下健太郎さんが紹介。
また、BANDAI SPIRITS ホビーディビジョンの落合翔平さんと稲吉太郎さんが、ガンプラ45周年を記念した新商品や施策を発表したほか、プラモデル公式PRアンバサダー「LINKL PLANET」によるライブも行われた。
それでは早速、ステージの模様をレポートしていこう。
【「GUNDAM NEXT FUTURE -FINAL-」東京会場レポート】
フォトレポート①『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』編
フォトレポート➁「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」関連アイテムほか編
オープニングセレモニー レポート(本記事)
セレモニーでは、「2025年日本国際博覧会」(大阪・関西万博)にバンダイナムコホールディングスが出展する民間パビリオン「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」(ガンダムパビリオン)の新情報を、パビリオン内の新作映像の監督を務めた辻本貴則さんとプロデューサーのバンダイナムコフィルムワークス 森下健太郎さんが紹介。
また、BANDAI SPIRITS ホビーディビジョンの落合翔平さんと稲吉太郎さんが、ガンプラ45周年を記念した新商品や施策を発表したほか、プラモデル公式PRアンバサダー「LINKL PLANET」によるライブも行われた。
それでは早速、ステージの模様をレポートしていこう。
【「GUNDAM NEXT FUTURE -FINAL-」東京会場レポート】
フォトレポート①『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』編
フォトレポート➁「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」関連アイテムほか編
オープニングセレモニー レポート(本記事)
大阪・関西万博 ガンダムパビリオン情報発表会
最初に辻本監督のプロフィールを紹介しつつ、トークがスタート。
辻本監督は、今回ガンダム作品を初めて担当するということで、最初にオファーがあった時のことを振り返った。「森下さんからSNSを通して連絡が来たんですけど、『冗談かな』と一瞬思いました。二度見どころか三度見した後に『とにかくやりたい』ということをお伝えしました。その期間中、別の作品もいっぱいやっていた時期でしたが、『ガンダムの仕事は断れないので、なんとかやらせてください!』とお願いしました。暑苦しかったと思います(笑)」
辻本監督は、万博会場に設置された実物大のガンダム像へ何度も訪れ、行くたびに写真を撮っているそう。「何故このポーズなんだろう?と思っていたんですけど、実際に見たら良さがすごくわかりました。それは顔が近いということ。直立だと顔が遠いんですが、この立像はガンダムが近づいてきてくれたな、僕たちに降りてきてくれたなと、すごくありがたみを感じます」と語った。
森下プロデューサーも「近くから見れるということで、質感もじっくりご覧いただけるじゃないかな、と。大迫力です」と感想を口にした。
ここでガンダムパビリオン内で体験できる新作映像『GUNDAM: Next Universal Century』のPVとメインビジュアルを初公開(詳細記事)。はるか昔にモビルスーツを使った戦争があったという設定を前提として、もしも未来にAI技術が今よりさらに発展し、モビルスーツをAIが操縦しながら平和利用されていたとしたらどうなるか、という映像が制作されている。
森下プロデューサーは「『機動戦士ガンダム』から作品を越えて描かれ続けてきた『宇宙世紀』という世界観で、そこから着想した宇宙での暮らしであったりとか、未来に実現するであろう科学技術などの体験をお届けできる作品になっているので、ぜひ新たな未来への可能性を感じていただきたいですね」と作品に対する思いを語った。
ここで、『GUNDAM: Next Universal Century』のキャストと制作スタッフを初解禁。
辻本監督はキャストについて「私はどちらかというと実写系の監督なので、実写の役者さんにお願いすることは可能ですか?とお願いしました。今回は音響についても任されていたので、実写の役者さんに演出をつけたほうが、僕としても馴染みがあるということで、お声がけさせていただきました。(このキャスティングは)よく実現したなと思います」と明かす。武田真治さんが演じるキャラクターが隠されていることについては「これは絶対に言うなといわれているので口にできないんですけど、ご自身の声と得意のサックスで何かを表現してくださっている」そうだ。
そして、スタッフにはガンダムシリーズの過去作品に携わった人々が集結。特に、メカニカルデザインとしては大河原邦男さんが参加。森下さんは「“平和利用されているザク”というコンセプトから、大河原さんにカラーリングをご提案いただきました」と経緯を話す。音楽はEvan Callさんが担当。辻本監督は「(Evanさんは)アニメにすごく詳しいんですよ。多分大好きな方だと思うので、劇伴のツボみたいなものをすごくわかっていらっしゃいました」と仕事ぶりを絶賛した。
そして、本作の見どころについて、辻本監督は「パビリオン自体はウォークスルー型のアトラクションになっているんですけど、かなり臨場感があります。ライドに近い感覚で楽しめるので、そこはすごく期待して欲しいです。ガンダムパビリオンは本気だな!と感じるプロジェクトになってます。また、モビルスーツがいたらこんな感じなのか、こんなサイズ感なのかといったところも、ぜひ楽しんでいただければ嬉しいなと思います」と熱く語った。
最後に一言ずつメッセージをもらい、発表会が締めくくられた。
辻本監督「まさか僕の監督人生でガンダムに携われることがあるなんて、まさに夢のようでございます。呼ばれたからには、万博らしく宇宙や地球環境について考えるということがテーマにはもちろんありますけど、エンターテインメントの部分もしっかり描かれております。来ていただいた方に楽しんでもらえるような作りをしておりますので、ぜひ楽しみにしてください」
森下プロデューサー「辻本監督によるこだわりの映像、そして、Evanさんは何度も現地に足を運んでこだわりの音楽を作り上げてくださいました。あの空間演出もそうですし、(床の)振動だったりとか、普段なかなか体験できないものになってるかなと思います。ぜひ現地に足を運んで体験していただきたいなと思います」
辻本監督は、今回ガンダム作品を初めて担当するということで、最初にオファーがあった時のことを振り返った。「森下さんからSNSを通して連絡が来たんですけど、『冗談かな』と一瞬思いました。二度見どころか三度見した後に『とにかくやりたい』ということをお伝えしました。その期間中、別の作品もいっぱいやっていた時期でしたが、『ガンダムの仕事は断れないので、なんとかやらせてください!』とお願いしました。暑苦しかったと思います(笑)」
辻本監督は、万博会場に設置された実物大のガンダム像へ何度も訪れ、行くたびに写真を撮っているそう。「何故このポーズなんだろう?と思っていたんですけど、実際に見たら良さがすごくわかりました。それは顔が近いということ。直立だと顔が遠いんですが、この立像はガンダムが近づいてきてくれたな、僕たちに降りてきてくれたなと、すごくありがたみを感じます」と語った。
森下プロデューサーも「近くから見れるということで、質感もじっくりご覧いただけるじゃないかな、と。大迫力です」と感想を口にした。
ここでガンダムパビリオン内で体験できる新作映像『GUNDAM: Next Universal Century』のPVとメインビジュアルを初公開(詳細記事)。はるか昔にモビルスーツを使った戦争があったという設定を前提として、もしも未来にAI技術が今よりさらに発展し、モビルスーツをAIが操縦しながら平和利用されていたとしたらどうなるか、という映像が制作されている。
森下プロデューサーは「『機動戦士ガンダム』から作品を越えて描かれ続けてきた『宇宙世紀』という世界観で、そこから着想した宇宙での暮らしであったりとか、未来に実現するであろう科学技術などの体験をお届けできる作品になっているので、ぜひ新たな未来への可能性を感じていただきたいですね」と作品に対する思いを語った。
ここで、『GUNDAM: Next Universal Century』のキャストと制作スタッフを初解禁。
辻本監督はキャストについて「私はどちらかというと実写系の監督なので、実写の役者さんにお願いすることは可能ですか?とお願いしました。今回は音響についても任されていたので、実写の役者さんに演出をつけたほうが、僕としても馴染みがあるということで、お声がけさせていただきました。(このキャスティングは)よく実現したなと思います」と明かす。武田真治さんが演じるキャラクターが隠されていることについては「これは絶対に言うなといわれているので口にできないんですけど、ご自身の声と得意のサックスで何かを表現してくださっている」そうだ。
そして、スタッフにはガンダムシリーズの過去作品に携わった人々が集結。特に、メカニカルデザインとしては大河原邦男さんが参加。森下さんは「“平和利用されているザク”というコンセプトから、大河原さんにカラーリングをご提案いただきました」と経緯を話す。音楽はEvan Callさんが担当。辻本監督は「(Evanさんは)アニメにすごく詳しいんですよ。多分大好きな方だと思うので、劇伴のツボみたいなものをすごくわかっていらっしゃいました」と仕事ぶりを絶賛した。
そして、本作の見どころについて、辻本監督は「パビリオン自体はウォークスルー型のアトラクションになっているんですけど、かなり臨場感があります。ライドに近い感覚で楽しめるので、そこはすごく期待して欲しいです。ガンダムパビリオンは本気だな!と感じるプロジェクトになってます。また、モビルスーツがいたらこんな感じなのか、こんなサイズ感なのかといったところも、ぜひ楽しんでいただければ嬉しいなと思います」と熱く語った。
最後に一言ずつメッセージをもらい、発表会が締めくくられた。
辻本監督「まさか僕の監督人生でガンダムに携われることがあるなんて、まさに夢のようでございます。呼ばれたからには、万博らしく宇宙や地球環境について考えるということがテーマにはもちろんありますけど、エンターテインメントの部分もしっかり描かれております。来ていただいた方に楽しんでもらえるような作りをしておりますので、ぜひ楽しみにしてください」
森下プロデューサー「辻本監督によるこだわりの映像、そして、Evanさんは何度も現地に足を運んでこだわりの音楽を作り上げてくださいました。あの空間演出もそうですし、(床の)振動だったりとか、普段なかなか体験できないものになってるかなと思います。ぜひ現地に足を運んで体験していただきたいなと思います」
ガンプラ45周年発表会
後半は、ガンプラ45周年を記念した発表会を開催。
1980年に誕生したガンプラは、今年2025年に45周年を迎える。そんなガンプラがこれからどんな展開をしていくのかが明かされた。
最初に登壇したのは、ガンプラ45周年プロジェクト担当の落合さん。
まずは、45周年を迎えられたことについて関係者や支え続けてくれたファンに感謝を伝えつつ、2024年9月にガンプラの累計出荷数が8億個を突破したことを発表。「10億を目指して、引き続きファンの皆様と共に歩んでいければと思っております」と目標を語った。
そして、45周年を象徴するロゴが公開。落合さんによると、今回のコンセプトを検討する中で、全国約3万人にガンプラに関する意識調査を行ったとのこと。その中でファンが感じている1番の魅力は「組み立てる楽しさ」。対して、ガンプラを作ったことのない未経験者は「組み立てるのがちょっと難しそう」というイメージがハードルになって制作に至っていないということが分かった。
「45周年ではそのイメージを転換していこうということで、ガンプラは誰でも楽しめるエンターテイメントであるという部分を知っていただくことを目指して、まずはロゴからキャッチーなデザインにさせていただきました」
ガンプラの輪を広げていくためにも、45周年は「レッツうちらのガンプラ!」と銘打った企画を展開予定。
プロジェクトを一緒に走り抜ける強い味方として、出口夏希さんと横田真悠さんがガンプラ45周年アンバサダーに就任したことが発表され、2人が出演するCMもステージにて初解禁された。あわせて公開されたメッセージ動画にて、出口さんは「今年はガンプラ45周年ということで、1年間を通してファンの皆様、新たにファンになってくれる皆様と一緒にガンプラを盛り上げていければと思います」、横田さんは「2人で一緒にガンプラを作ったのは本当に楽しかったです。カメラを忘れて自然体に楽しみながらガンプラ作りをしているところに是非注目してください」とコメントした。
さらに、ガンプラ新商品の情報や周年企画の情報を発信する「ガンプラ45周年特別配信」が、6月からスタートすることも決定。続報をお楽しみに。
続いて、企画担当の稲吉さんが登場し、ガンプラ45周年の新商品を紹介。
「PERFECT GRADE UNLEASHED 1/60 νガンダム」「HG 白いガンダム」「HG ザク(GQ)(仮)」「EXPO2025 1/144 RX-78F00/E ガンダム(EX-001 グラスフェザー装備)ケミカルリサイクルVer.」が発表された。
また、4月から大阪の大丸梅田店に出展するガンダムベースPOP-UPを皮切りとした「THE GUNDAM BASE POP-UP WORLD TOUR in OSAKA」の展開も決定(詳細記事)。稲吉さんは「まだまだ皆様に楽しんでいただけるよう色々挑戦を続けてまいりますので、これからもガンプラを応援していただければと思います」と今後の意気込みを語った。
最後に、BANDAI SPIRITSのプラモデル公式PRアンバサダーを務める「LINKL PLANET」が登場。
ガンプラ45周年に満を持して、初となるガンプラをテーマとした楽曲「胸にいつもガンプラを」を披露し、発表会は終了した。
1980年に誕生したガンプラは、今年2025年に45周年を迎える。そんなガンプラがこれからどんな展開をしていくのかが明かされた。
最初に登壇したのは、ガンプラ45周年プロジェクト担当の落合さん。
まずは、45周年を迎えられたことについて関係者や支え続けてくれたファンに感謝を伝えつつ、2024年9月にガンプラの累計出荷数が8億個を突破したことを発表。「10億を目指して、引き続きファンの皆様と共に歩んでいければと思っております」と目標を語った。
そして、45周年を象徴するロゴが公開。落合さんによると、今回のコンセプトを検討する中で、全国約3万人にガンプラに関する意識調査を行ったとのこと。その中でファンが感じている1番の魅力は「組み立てる楽しさ」。対して、ガンプラを作ったことのない未経験者は「組み立てるのがちょっと難しそう」というイメージがハードルになって制作に至っていないということが分かった。
「45周年ではそのイメージを転換していこうということで、ガンプラは誰でも楽しめるエンターテイメントであるという部分を知っていただくことを目指して、まずはロゴからキャッチーなデザインにさせていただきました」
ガンプラの輪を広げていくためにも、45周年は「レッツうちらのガンプラ!」と銘打った企画を展開予定。
プロジェクトを一緒に走り抜ける強い味方として、出口夏希さんと横田真悠さんがガンプラ45周年アンバサダーに就任したことが発表され、2人が出演するCMもステージにて初解禁された。あわせて公開されたメッセージ動画にて、出口さんは「今年はガンプラ45周年ということで、1年間を通してファンの皆様、新たにファンになってくれる皆様と一緒にガンプラを盛り上げていければと思います」、横田さんは「2人で一緒にガンプラを作ったのは本当に楽しかったです。カメラを忘れて自然体に楽しみながらガンプラ作りをしているところに是非注目してください」とコメントした。
さらに、ガンプラ新商品の情報や周年企画の情報を発信する「ガンプラ45周年特別配信」が、6月からスタートすることも決定。続報をお楽しみに。
続いて、企画担当の稲吉さんが登場し、ガンプラ45周年の新商品を紹介。
「PERFECT GRADE UNLEASHED 1/60 νガンダム」「HG 白いガンダム」「HG ザク(GQ)(仮)」「EXPO2025 1/144 RX-78F00/E ガンダム(EX-001 グラスフェザー装備)ケミカルリサイクルVer.」が発表された。
また、4月から大阪の大丸梅田店に出展するガンダムベースPOP-UPを皮切りとした「THE GUNDAM BASE POP-UP WORLD TOUR in OSAKA」の展開も決定(詳細記事)。稲吉さんは「まだまだ皆様に楽しんでいただけるよう色々挑戦を続けてまいりますので、これからもガンプラを応援していただければと思います」と今後の意気込みを語った。
最後に、BANDAI SPIRITSのプラモデル公式PRアンバサダーを務める「LINKL PLANET」が登場。
ガンプラ45周年に満を持して、初となるガンプラをテーマとした楽曲「胸にいつもガンプラを」を披露し、発表会は終了した。
(ガンダムインフォ編集部)
「GUNDAM NEXT FUTURE -FINAL-」オープニングセレモニー
開催日:2025年2月21日(金)
会場:新宿住友ビル 三角広場(東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル)
開催日:2025年2月21日(金)
会場:新宿住友ビル 三角広場(東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル)
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