2013年1月23日 (水)
ガンダムのお約束 ~その40~『女性パイロット(その1)』
“ガンダムってなんだ!?”という素朴な疑問(?)に答えるガンダム超初心者「限定」のゆるコラム、第40回!
ガンダム界のアカグツ(←アッガイではない!)と巷で噂の“超々初心者向けガンダム入門・ゆるコラム”(!?)。
第40回目も引き続き『~ガンダムのお約束・その40~』についてお話ししたいと思います。
これまでガンダムにまつわる様々なお約束について触れてきましたが (バックナンバーはこちら!)、今度もガンダムといえばやっぱこれでしょ! という「アレ」に関する事柄です。
「ガンダム」の魅力として欠かせないものとして魅力ある女性たちの活躍がありますが、その中でも目立つのが男達と共に闘う戦場の華、美しき女性パイロットでしょう!
というわけで第40回目は「女性パイロット」(その1)をご紹介していきたいと思います~!
ガンダムシリーズと言えばその舞台となるのは地上であれ宇宙であれ、ほぼ間違いなく戦場がつきものですから、出てくる主要な女性キャラも大体は軍隊や武装勢力といったなんらかの武装組織に属していることになります(←いつのまにか所属してたりね)。
中でも、特に高度の技能を必要とするパイロットともなれば自ら進んで志願してくるような人でなければ務まりません! そうです、元気! やる気! 根気!etc.…… ハンパな気持ちでやってるとアムロみたくブライトさんにビンタされちゃいます。
(※アムロ・レイ=『機動戦士ガンダム』の主人公/ブライト・ノア=アムロたちの乗るホワイトベースの艦長)
いいか、生半可な気持ちじゃ戦場では生き残れないんだぁ! わかったかぁ!? わかったら言葉に前と後ろにサーをつけろ! サーイエッサー! ……みたいな地獄の訓練を受けなきゃパイロットになれないんですよ?(←MSのパイロットは色々な出自の人が混じっているので、本当のところはどうなっているのかわかりませんけれども……)。
今回は、そんなキッツ~イ(?)訓練を経た後に、荒くれ男達と混じって(ジュドー・アーシタやカミーユ・ビダンが荒くれ男? かどうかはひとまず置いといて)、MSパイロットとなった二人の女性パイロットにスポットを当ててみたいと思います。
(※ジュドー・アーシタ=『機動戦士ガンダムZZ』の主人公)/カミーユ・ビダン=『機動戦士Ζガンダム』の主人公)
●●●
【その1】
ガンダムシリーズに登場する女性パイロットは、勝ち気でモテまくり? なのがお約束!?
ルー・ルカ(『機動戦士ガンダムΖΖ』)
反地球連邦組織・エゥーゴの志願兵で階級は少尉です。しかも他のガンダムチームメンバーはジャンク屋さんから紆余曲折あってMSパイロットになったんですが、ルー・ルカだけは唯一の正規兵だったりします。
行動面においてはいわゆるドジっ娘属性を持っているようですけど、パイロットとしては先にあげたカミーユ・ビダンやジュドー・アーシタしか乗りこなせなかったZガンダムを乗機に選び、それどころかZZガンダムすらも難なく操縦できるほどの驚異的な技量の持ち主でもあります。
加えて器量良しの美人さんですから、敵方のグレミー・トト(ネオ・ジオンの将校)には何度も言い寄られたり、砂漠の街ガルダーヤに住む芸術家、ジュネ・コクにコクられたり(←ナンパですね)のモテモテぶりです。特にグレミー・トトに至っては戦場で出会うたびに必ず口説くなど、ルー・ルカになら殺されてもいい! 死んでもいい! ってくらいに半ばストーカーチックに惚れ上げてたみたいですね。(戦場でそんなことを言ってるからしまいには……と、この先を知りたい人はぜひ『機動戦士ガンダムZZ』本編を観てくださいね~)。
武装組織に志願してMSパイロットになっちゃうだけあって、性格はお淑やか(←死語)と正反対の勝ち気(←これも死語)なもので、時々、ジュドー・アーシタとはぶつかりあうこともありましたが、その後の展開は……要はツンデレ(?)さんだったんですね~(←あー、そこの男子、壁パンしない!)。
彼女、口は少々悪いけれども(「てめぇぶっ殺す!」系の口の悪さじゃありません)、実は心優しい女性だったりもするんです! この辺は惚れた男を殺そうと謎の水着お姉さん部隊(?)を送り込んでくるVガンダムに出てきたどっかのアブないお姉さん(???)とは大違いですね!
流星のエンブレムが描かれた専用スーツに身を包み、容姿端麗(しかもモテモテ)かつMSパイロットとしての技量もずば抜けているルー・ルカは、女性パイロットとしてのひとつの理想形かもしれませんね~(←女子的な意味で)。
キャラ・スーン(『機動戦士ガンダムZZ』)
彼女はジオン公国残党組織であるアクシズが改称した組織ネオ・ジオンの女性将校です。100m先から見てもわかるくらいに派手で特徴的な外見が目に止まりますが、まずヘアスタイルは斬新な金色と赤のツートンだったりします。さらに……なんともうしましょうか……敵であるガンダム・チームのエル・ビアンノからは『オッパイお化け』と呼ばれるほどの驚異の胸囲(=巨乳)をしております。そして強化人間となった後は“猫目のキャラ”の異名を持ち、さらに露出度アップの上、ムチまで振り回すというアブナさ全開ぶり……はい! これでみんな500m先からもわかるようになりましたね!!
そしてエキセントリックなのは外見だけではなくて性格も……でして、なんたってMSに乗るとトランス状態になって興奮しまくる(?)という、ちょっと別な意味でもニュータイプな女性(!?)でもあるみたいなんです。これは強化人間になる前からの性格(←性癖……)ですから、きっと持って生まれた才能&資質なんでしょうね~。
よく、ハンドルを握ると性格が変わる、とかお酒を飲むと性格が変わる、とかいう人がいますが、こういう人にお酒を飲ませたりMSを操縦させたりするのはいけないことだと強く思います!
加えて、胸もデカいですけれど態度もやたらデカいので、同じネオ・ジオンの将校マシュマー・セロからも「まったく、あんな女に大きな胸をされ… いや違った、大きな顔をされるとは!」と言われたことも……って、マシュマーさん、彼女の胸ばかり見ていませんでしたか? そう言えば何時ぞやはジュドー・アーシタもその胸に鼻の下を伸ばして(←伸ばしてない!)思わずハニートラップ(?)に引っかかりそうになったりもしてましたね。
しかしそんな彼女もハマーン様(ハマーン・カーン:アクシズ・ネオジオンの実質的指導者)とジュドーの最終決戦を実現すべく盾となり、獅子奮迅の活躍をした後にニュータイプ部隊と相打ちするという、まさに“猛女”と呼ぶにふさわしい戦いぶりを見せてくれました!!
反地球連邦組織・エゥーゴの強襲巡洋艦アーガマの捕虜になった時には、三角巾にエプロンでお掃除洗濯をこなしている姿が妙に似合っていて(?)、実は家庭的なところもあったりしそうな感じもします。もし平和に暮らしていたら、ひょっとして結構いい奥さんになったのかもしれません(←カカァ天下間違いなしでしょうけど)。
というわけで、以上、「女性パイロット編」(その1)、いかがでしたでしょうか~?
嗚呼、ガンダムの世界って本当に素晴らしいですね~!!
さてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさて、今回はここまで。次回も引き続き(!?)、『ガンダム』のお約束ごとについて、ゆる~く探っていきたいと思います。
文/馬場絵麻
ガンダム界のアカグツ(←アッガイではない!)と巷で噂の“超々初心者向けガンダム入門・ゆるコラム”(!?)。
第40回目も引き続き『~ガンダムのお約束・その40~』についてお話ししたいと思います。
これまでガンダムにまつわる様々なお約束について触れてきましたが (バックナンバーはこちら!)、今度もガンダムといえばやっぱこれでしょ! という「アレ」に関する事柄です。
「ガンダム」の魅力として欠かせないものとして魅力ある女性たちの活躍がありますが、その中でも目立つのが男達と共に闘う戦場の華、美しき女性パイロットでしょう!
というわけで第40回目は「女性パイロット」(その1)をご紹介していきたいと思います~!
ガンダムシリーズと言えばその舞台となるのは地上であれ宇宙であれ、ほぼ間違いなく戦場がつきものですから、出てくる主要な女性キャラも大体は軍隊や武装勢力といったなんらかの武装組織に属していることになります(←いつのまにか所属してたりね)。
中でも、特に高度の技能を必要とするパイロットともなれば自ら進んで志願してくるような人でなければ務まりません! そうです、元気! やる気! 根気!etc.…… ハンパな気持ちでやってるとアムロみたくブライトさんにビンタされちゃいます。
(※アムロ・レイ=『機動戦士ガンダム』の主人公/ブライト・ノア=アムロたちの乗るホワイトベースの艦長)
いいか、生半可な気持ちじゃ戦場では生き残れないんだぁ! わかったかぁ!? わかったら言葉に前と後ろにサーをつけろ! サーイエッサー! ……みたいな地獄の訓練を受けなきゃパイロットになれないんですよ?(←MSのパイロットは色々な出自の人が混じっているので、本当のところはどうなっているのかわかりませんけれども……)。
今回は、そんなキッツ~イ(?)訓練を経た後に、荒くれ男達と混じって(ジュドー・アーシタやカミーユ・ビダンが荒くれ男? かどうかはひとまず置いといて)、MSパイロットとなった二人の女性パイロットにスポットを当ててみたいと思います。
(※ジュドー・アーシタ=『機動戦士ガンダムZZ』の主人公)/カミーユ・ビダン=『機動戦士Ζガンダム』の主人公)
【その1】
ガンダムシリーズに登場する女性パイロットは、勝ち気でモテまくり? なのがお約束!?
ルー・ルカ(『機動戦士ガンダムΖΖ』)
反地球連邦組織・エゥーゴの志願兵で階級は少尉です。しかも他のガンダムチームメンバーはジャンク屋さんから紆余曲折あってMSパイロットになったんですが、ルー・ルカだけは唯一の正規兵だったりします。
行動面においてはいわゆるドジっ娘属性を持っているようですけど、パイロットとしては先にあげたカミーユ・ビダンやジュドー・アーシタしか乗りこなせなかったZガンダムを乗機に選び、それどころかZZガンダムすらも難なく操縦できるほどの驚異的な技量の持ち主でもあります。
加えて器量良しの美人さんですから、敵方のグレミー・トト(ネオ・ジオンの将校)には何度も言い寄られたり、砂漠の街ガルダーヤに住む芸術家、ジュネ・コクにコクられたり(←ナンパですね)のモテモテぶりです。特にグレミー・トトに至っては戦場で出会うたびに必ず口説くなど、ルー・ルカになら殺されてもいい! 死んでもいい! ってくらいに半ばストーカーチックに惚れ上げてたみたいですね。(戦場でそんなことを言ってるからしまいには……と、この先を知りたい人はぜひ『機動戦士ガンダムZZ』本編を観てくださいね~)。
武装組織に志願してMSパイロットになっちゃうだけあって、性格はお淑やか(←死語)と正反対の勝ち気(←これも死語)なもので、時々、ジュドー・アーシタとはぶつかりあうこともありましたが、その後の展開は……要はツンデレ(?)さんだったんですね~(←あー、そこの男子、壁パンしない!)。
彼女、口は少々悪いけれども(「てめぇぶっ殺す!」系の口の悪さじゃありません)、実は心優しい女性だったりもするんです! この辺は惚れた男を殺そうと謎の水着お姉さん部隊(?)を送り込んでくるVガンダムに出てきたどっかのアブないお姉さん(???)とは大違いですね!
流星のエンブレムが描かれた専用スーツに身を包み、容姿端麗(しかもモテモテ)かつMSパイロットとしての技量もずば抜けているルー・ルカは、女性パイロットとしてのひとつの理想形かもしれませんね~(←女子的な意味で)。
キャラ・スーン(『機動戦士ガンダムZZ』)
彼女はジオン公国残党組織であるアクシズが改称した組織ネオ・ジオンの女性将校です。100m先から見てもわかるくらいに派手で特徴的な外見が目に止まりますが、まずヘアスタイルは斬新な金色と赤のツートンだったりします。さらに……なんともうしましょうか……敵であるガンダム・チームのエル・ビアンノからは『オッパイお化け』と呼ばれるほどの驚異の胸囲(=巨乳)をしております。そして強化人間となった後は“猫目のキャラ”の異名を持ち、さらに露出度アップの上、ムチまで振り回すというアブナさ全開ぶり……はい! これでみんな500m先からもわかるようになりましたね!!
そしてエキセントリックなのは外見だけではなくて性格も……でして、なんたってMSに乗るとトランス状態になって興奮しまくる(?)という、ちょっと別な意味でもニュータイプな女性(!?)でもあるみたいなんです。これは強化人間になる前からの性格(←性癖……)ですから、きっと持って生まれた才能&資質なんでしょうね~。
よく、ハンドルを握ると性格が変わる、とかお酒を飲むと性格が変わる、とかいう人がいますが、こういう人にお酒を飲ませたりMSを操縦させたりするのはいけないことだと強く思います!
加えて、胸もデカいですけれど態度もやたらデカいので、同じネオ・ジオンの将校マシュマー・セロからも「まったく、あんな女に大きな胸をされ… いや違った、大きな顔をされるとは!」と言われたことも……って、マシュマーさん、彼女の胸ばかり見ていませんでしたか? そう言えば何時ぞやはジュドー・アーシタもその胸に鼻の下を伸ばして(←伸ばしてない!)思わずハニートラップ(?)に引っかかりそうになったりもしてましたね。
しかしそんな彼女もハマーン様(ハマーン・カーン:アクシズ・ネオジオンの実質的指導者)とジュドーの最終決戦を実現すべく盾となり、獅子奮迅の活躍をした後にニュータイプ部隊と相打ちするという、まさに“猛女”と呼ぶにふさわしい戦いぶりを見せてくれました!!
反地球連邦組織・エゥーゴの強襲巡洋艦アーガマの捕虜になった時には、三角巾にエプロンでお掃除洗濯をこなしている姿が妙に似合っていて(?)、実は家庭的なところもあったりしそうな感じもします。もし平和に暮らしていたら、ひょっとして結構いい奥さんになったのかもしれません(←カカァ天下間違いなしでしょうけど)。
というわけで、以上、「女性パイロット編」(その1)、いかがでしたでしょうか~?
嗚呼、ガンダムの世界って本当に素晴らしいですね~!!
さてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさて、今回はここまで。次回も引き続き(!?)、『ガンダム』のお約束ごとについて、ゆる~く探っていきたいと思います。
【著者プロフィール】
馬場 絵麻
脚本家。暴れん坊シナリオライターです。
ガンダムの魅力と素晴らしさを伝えるため、日々研鑽中!
脚本家。暴れん坊シナリオライターです。
ガンダムの魅力と素晴らしさを伝えるため、日々研鑽中!
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