2012年10月10日 (水)
ガンダムのお約束 ~その26~『ガンダム名言集【機動戦士ガンダム編・その1】』
“ガンダムってなんだ!?”という素朴な疑問(?)に答えるガンダム超初心者「限定」のゆるコラム、第26回!
ガンダム界のサバンナセンザンコウと巷で噂の“超々初心者向けガンダム入門・ゆるコラム”(!?)。第26回目も引き続き『~ガンダムのお約束・その26~』についてお話ししたいと思います。
これまでガンダムにまつわる様々なお約束について触れてきましたが (バックナンバーはこちら!)、今度もガンダムといえばやっぱこれでしょ! という「アレ」に関する事柄です。
「ガンダム」といえば、その魅力のひとつとして欠かせないのが、一度聞いたら誰でもつい覚えちゃう(!?)という、劇中に登場する素晴らしい“名台詞”の数々ですよね~。
第26回目は「ガンダム名言集(機動戦士ガンダム編・その1)」として、最初のガンダムシリーズ『機動戦士ガンダム』に出てくる珠玉の名台詞の中から、代表的なものをいくつかご紹介しちゃいたいと思います~!
●●●
【その1】
ガンダムの名言は……キャラクターの個性を象徴するような一言が出てくるのがお約束!?
「二度もぶった。親父にもぶたれた事ないのに!」(アムロ・レイ/『機動戦士ガンダム』)
最初にご紹介するこの台詞は、『機動戦士ガンダム』の主人公「アムロ・レイ」の台詞です(第9話『翔べ! ガンダム』から)!
それまでごく普通の民間人だったアムロは、敵の急襲でいきなり戦火に巻き込まれてしまい、偶然にも父親(地球連邦軍の技術士官)が開発した試作 MS(RX-78-2 ガンダム)を操縦することになるんですが、生まれ持った特殊能力(ニュータイプ能力)のためか、初戦で敵機を撃破した後もガンダムをすいすい(!?)と乗りこなす活躍を見せ、そのままなし崩し的に連邦軍の兵士(軍属のMSパイロット)としてホワイトベース(地球連邦軍の宇宙戦艦)に乗り込み、一年戦争に参加することになってしまいます。
パイロットとしてガンダムに乗ることにもようやく慣れてきた(!?)アムロでしたが、その反面、ガンダムに乗って戦うことに対しての疑問や不安、そして疲れ(←ようするにストレス?)を感じ始めます。ガンダムに乗って出撃することを頑なに拒むアムロに対して「自分の任務をなぜ果たさないのか」と尋ねるホワイトベース艦長のブライト・ノアに、アムロは「ブライトさんはなぜ戦うの?」と聞き返す始末。「そんなにガンダムを動かしたいんなら、あなたがやればいいんですよ」というアムロの捨て鉢&投げやりな言葉にマジで怒ったブライト艦長はついに彼を殴ってしまいます(←1発目)。口喧嘩の応酬はさらに続いて、なんとまさかの2発目ビンタが炸裂!
「親父にもぶたれた事ないのに!」と強いショックを受けるアムロに対して「甘ったれ!」と容赦ない罵倒を浴びせるブライトさん。これにはさすがにアムロもキレて「二度とガンダムなんかに乗ってやるもんか!」となんとも強気(!?)な捨て台詞まで投げつけちゃいますが……。結局、2回もブライトさんに殴られたあげくガールフレンドのフラウ・ボゥにまで馬鹿にされたアムロは(←もうさんざんなかんじ~)、さすがに覚悟を決めて、このあとガンダムによる初の空中戦を行うことに!
自ら望んで行った場所ではないにしろ、ガンダムという巨大な力を動かし、戦場にいるからには他者のためにもそれなりの責任感と自覚を持つべきだ、というブライトさんの真摯な気持ちは、もともと内向的な少年だったアムロにはなかなか伝わらなかったようですが、このやりとりこそ、彼の精神的な成長と自立を促すきっかけのひとつになったんじゃないでしょうかね~。
「坊やだからさ」(『シャア・アズナブル/機動戦士ガンダム』)
次にご紹介する台詞は、ガンダムシリーズの永遠の二枚目&究極の仇役「シャア・アズナブル」の台詞です(『機動戦士ガンダム』第12話『ガルマ散る』)。
もともと複雑な家庭事情を持っているシャアですが、彼の真の目的はジオン公国を仕切るザビ家に対して復讐をすることであり、その炎を常に心に(静かに強く)燃やしているというところがポイントですね。
婚約者との結婚のために手柄を立てたい! と考えていたザビ家の四男、ガルマ・ザビは、木馬(ホワイトベース)に再度の追撃を仕掛けますが、士官学校からの親友であるシャアを疑いもしなかったガルマは、シャアの仕掛けた罠(通信で誤情報を与えた)によってあえなく散っていきます。ガルマは最後までシャアの裏切りに気付かなかったんですね~。
後にガルマを守れなかった、ということで軍から更迭され、場末の酒場で酒を飲んでいたシャアは、ガルマの兄であるギレン・ザビの演説(「私の弟、諸君らが愛してくれたガルマ・ザビは死んだ。なぜだ?」を耳にします。そして「坊やだからさ」とグラス片手に呟くシャア。
お坊ちゃま育ちで大事にされてきたガルマと、数奇な運命に翻弄され、己の本心を隠して厳しく生きていかざるを得なかった自分とのどうしようもない違いを皮肉っているようにも聞こえるこの台詞は、冷たいだけでなくどこか寂しげでもあり、シャアの複雑な心境を物語っているようです。
かつての親友であろうが、己の目的のためにはあっさり手に掛けることができるという、シャアならではのクールな視線とシビアな考え方がよく現れている台詞ですね~。
「それでも男ですか、軟弱者!」(『セイラ・マス/機動戦士ガンダム』)
この台詞はファーストガンダムきってのお姉さん系キャラクター(ブリッジオペレーターから戦闘機のパイロットまでこなす)「セイラ・マス」の台詞です(『機動戦士ガンダム』第2話『ガンダム破壊指令』)。訳あって連邦軍側についていますが、実は仇敵、シャアの妹でもあったりします(本名:アルテイシア・ソム・ダイクン)。
元は医学生でもあり、最初は避難民の一人として登場したセイラさんですが、まったく周囲の人たちに手を貸さずに勝手なことばかり言ってるヒネたカイ・シデン(後にホワイトベースのクルーとなります)にいきなり猛烈なビンタをこの台詞とともに喰らわします!(←めっちゃ痛そう!)
これにはもはや半グレ気味(?)のカイもキレて「お高く止まりやがって!」と因縁をつけますが、それに対しても「不良みたいな口の利き方おやめなさい!」と言い放ってびくともしないセイラさんの強さにシビれちゃったよ~!! という方も多いようです~。
初登場であるにもかかわらず、インパクトのある出会い&この台詞が、勝気で優秀かつ気丈な面を持つ女性=セイラさん、というイメージを決定づけちゃったような気がしますね~。
「殴られもせずに一人前になった奴がどこにいるものか!」(『ブライト・ノア/機動戦士ガンダム』)
この台詞は地球連邦軍のホワイトベース(アムロたちやガンダムを乗せている)艦長「ブライト・ノア」の台詞です(『機動戦士ガンダム』第9話『翔べ!ガンダム』)。
前出したアムロの「二度も~ぶたれた事ないのに!」のやりとりの中で出てくるのがこの言葉なんですが、駄々っ子のように生意気なアムロの口答えの数々についイラッ!として思わず手が出てしまった~、というかんじですね~。
唯一、ガンダムを乗りこなせる(ニュータイプの)アムロに、みんなが大きな期待をかけているのに、戦闘への恐怖と心の迷いからそれを嫌がるアムロ。で、仕方なく殴る→この言葉という流れなんですが、ブライトさんがまだまだ未熟なアムロのことを本気で心配してることがよくわかります。こういったことを自分でも経験してきたからなのか、大人として、兄貴としてアムロを時には厳しく叱り、厳しい態度を取るブライトさんの熱い気持ちが伝わってくるような台詞です~。
「悲しいけどコレ、戦争なのよね」(『スレッガー・ロウ/機動戦士ガンダム』)
ラストにご紹介するこの台詞は地球連邦軍中尉「スレッガー・ロウ」の台詞です(『機動戦士ガンダム』第36話『恐怖!機動ビグ・ザム』)。
一見、イタリア系でちょっとしたプレイボーイ(!?)風のスレッガー中尉は、同じ搭乗員のセイラさんや“ホワイトベースのお袋さん”ことミライ・ヤシマに色目を使ったりするものの、仕事はきちんとこなすイカす男でもあります。
女性に対してはいまいち奥手なブライトさん(?)やまだガキんちょのアムロと違って、その男気っぷりは“ファーストガンダム内カッコいい男ランキング”の上位3位に入賞間違いなしのカッコよさだと思います!(←私的非公認ランキングによる)
婚約者からの救援の申し出を断ったミライを意外にも(?)たしなめたことがきっかけとなって、口は軽いけれども実はしっかりと筋の通った考えを持つスレッガー中尉にミライはだんだんと心惹かれていきます。
ドズル・ザビ(ジオン公国軍の宇宙攻撃軍指令の中将)が搭乗する試作MA(モビルアーマー)、ビグ・ザムによる命がけの猛攻を防ぐために出撃する際に、Gアーマー(地球連邦軍の重戦闘機・ガンダムを内部に収納して輸送する)に乗って出撃、運んでいたガンダムを分離してビグ・ザムへ特攻していくときにアムロに言うのがこの台詞なんですが、よりによって直前に母の形見の指輪をミライに渡したりするからいわゆる死亡フラグ(!?)が立ってしまい、あえなく宇宙に消えていくことに……。でも、この味のある台詞とともに彼の洒落た生き様はずっと記憶に残っていくことでしょう。もし生きて帰っていたら、ミライの未来のダンナさんはブライトさんじゃなくてスレッガーさんだったのかもしれませんね……。
と、いうことで今回は「ガンダム名言集(機動戦士ガンダム編・その1)」についてお送りしました!
嗚呼、ガンダムの世界って本当に素晴らしいですね~!!
さてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさて、今回はここまで。次回も引き続き(!?)、『ガンダム』のお約束ごとについて、ゆる~く探っていきたいと思います。
文/馬場絵麻
ガンダム界のサバンナセンザンコウと巷で噂の“超々初心者向けガンダム入門・ゆるコラム”(!?)。第26回目も引き続き『~ガンダムのお約束・その26~』についてお話ししたいと思います。
これまでガンダムにまつわる様々なお約束について触れてきましたが (バックナンバーはこちら!)、今度もガンダムといえばやっぱこれでしょ! という「アレ」に関する事柄です。
「ガンダム」といえば、その魅力のひとつとして欠かせないのが、一度聞いたら誰でもつい覚えちゃう(!?)という、劇中に登場する素晴らしい“名台詞”の数々ですよね~。
第26回目は「ガンダム名言集(機動戦士ガンダム編・その1)」として、最初のガンダムシリーズ『機動戦士ガンダム』に出てくる珠玉の名台詞の中から、代表的なものをいくつかご紹介しちゃいたいと思います~!
【その1】
ガンダムの名言は……キャラクターの個性を象徴するような一言が出てくるのがお約束!?
最初にご紹介するこの台詞は、『機動戦士ガンダム』の主人公「アムロ・レイ」の台詞です(第9話『翔べ! ガンダム』から)!
それまでごく普通の民間人だったアムロは、敵の急襲でいきなり戦火に巻き込まれてしまい、偶然にも父親(地球連邦軍の技術士官)が開発した試作 MS(RX-78-2 ガンダム)を操縦することになるんですが、生まれ持った特殊能力(ニュータイプ能力)のためか、初戦で敵機を撃破した後もガンダムをすいすい(!?)と乗りこなす活躍を見せ、そのままなし崩し的に連邦軍の兵士(軍属のMSパイロット)としてホワイトベース(地球連邦軍の宇宙戦艦)に乗り込み、一年戦争に参加することになってしまいます。
パイロットとしてガンダムに乗ることにもようやく慣れてきた(!?)アムロでしたが、その反面、ガンダムに乗って戦うことに対しての疑問や不安、そして疲れ(←ようするにストレス?)を感じ始めます。ガンダムに乗って出撃することを頑なに拒むアムロに対して「自分の任務をなぜ果たさないのか」と尋ねるホワイトベース艦長のブライト・ノアに、アムロは「ブライトさんはなぜ戦うの?」と聞き返す始末。「そんなにガンダムを動かしたいんなら、あなたがやればいいんですよ」というアムロの捨て鉢&投げやりな言葉にマジで怒ったブライト艦長はついに彼を殴ってしまいます(←1発目)。口喧嘩の応酬はさらに続いて、なんとまさかの2発目ビンタが炸裂!
「親父にもぶたれた事ないのに!」と強いショックを受けるアムロに対して「甘ったれ!」と容赦ない罵倒を浴びせるブライトさん。これにはさすがにアムロもキレて「二度とガンダムなんかに乗ってやるもんか!」となんとも強気(!?)な捨て台詞まで投げつけちゃいますが……。結局、2回もブライトさんに殴られたあげくガールフレンドのフラウ・ボゥにまで馬鹿にされたアムロは(←もうさんざんなかんじ~)、さすがに覚悟を決めて、このあとガンダムによる初の空中戦を行うことに!
自ら望んで行った場所ではないにしろ、ガンダムという巨大な力を動かし、戦場にいるからには他者のためにもそれなりの責任感と自覚を持つべきだ、というブライトさんの真摯な気持ちは、もともと内向的な少年だったアムロにはなかなか伝わらなかったようですが、このやりとりこそ、彼の精神的な成長と自立を促すきっかけのひとつになったんじゃないでしょうかね~。
次にご紹介する台詞は、ガンダムシリーズの永遠の二枚目&究極の仇役「シャア・アズナブル」の台詞です(『機動戦士ガンダム』第12話『ガルマ散る』)。
もともと複雑な家庭事情を持っているシャアですが、彼の真の目的はジオン公国を仕切るザビ家に対して復讐をすることであり、その炎を常に心に(静かに強く)燃やしているというところがポイントですね。
婚約者との結婚のために手柄を立てたい! と考えていたザビ家の四男、ガルマ・ザビは、木馬(ホワイトベース)に再度の追撃を仕掛けますが、士官学校からの親友であるシャアを疑いもしなかったガルマは、シャアの仕掛けた罠(通信で誤情報を与えた)によってあえなく散っていきます。ガルマは最後までシャアの裏切りに気付かなかったんですね~。
後にガルマを守れなかった、ということで軍から更迭され、場末の酒場で酒を飲んでいたシャアは、ガルマの兄であるギレン・ザビの演説(「私の弟、諸君らが愛してくれたガルマ・ザビは死んだ。なぜだ?」を耳にします。そして「坊やだからさ」とグラス片手に呟くシャア。
お坊ちゃま育ちで大事にされてきたガルマと、数奇な運命に翻弄され、己の本心を隠して厳しく生きていかざるを得なかった自分とのどうしようもない違いを皮肉っているようにも聞こえるこの台詞は、冷たいだけでなくどこか寂しげでもあり、シャアの複雑な心境を物語っているようです。
かつての親友であろうが、己の目的のためにはあっさり手に掛けることができるという、シャアならではのクールな視線とシビアな考え方がよく現れている台詞ですね~。
「それでも男ですか、軟弱者!」(『セイラ・マス/機動戦士ガンダム』)
この台詞はファーストガンダムきってのお姉さん系キャラクター(ブリッジオペレーターから戦闘機のパイロットまでこなす)「セイラ・マス」の台詞です(『機動戦士ガンダム』第2話『ガンダム破壊指令』)。訳あって連邦軍側についていますが、実は仇敵、シャアの妹でもあったりします(本名:アルテイシア・ソム・ダイクン)。
元は医学生でもあり、最初は避難民の一人として登場したセイラさんですが、まったく周囲の人たちに手を貸さずに勝手なことばかり言ってるヒネたカイ・シデン(後にホワイトベースのクルーとなります)にいきなり猛烈なビンタをこの台詞とともに喰らわします!(←めっちゃ痛そう!)
これにはもはや半グレ気味(?)のカイもキレて「お高く止まりやがって!」と因縁をつけますが、それに対しても「不良みたいな口の利き方おやめなさい!」と言い放ってびくともしないセイラさんの強さにシビれちゃったよ~!! という方も多いようです~。
初登場であるにもかかわらず、インパクトのある出会い&この台詞が、勝気で優秀かつ気丈な面を持つ女性=セイラさん、というイメージを決定づけちゃったような気がしますね~。
この台詞は地球連邦軍のホワイトベース(アムロたちやガンダムを乗せている)艦長「ブライト・ノア」の台詞です(『機動戦士ガンダム』第9話『翔べ!ガンダム』)。
前出したアムロの「二度も~ぶたれた事ないのに!」のやりとりの中で出てくるのがこの言葉なんですが、駄々っ子のように生意気なアムロの口答えの数々についイラッ!として思わず手が出てしまった~、というかんじですね~。
唯一、ガンダムを乗りこなせる(ニュータイプの)アムロに、みんなが大きな期待をかけているのに、戦闘への恐怖と心の迷いからそれを嫌がるアムロ。で、仕方なく殴る→この言葉という流れなんですが、ブライトさんがまだまだ未熟なアムロのことを本気で心配してることがよくわかります。こういったことを自分でも経験してきたからなのか、大人として、兄貴としてアムロを時には厳しく叱り、厳しい態度を取るブライトさんの熱い気持ちが伝わってくるような台詞です~。
ラストにご紹介するこの台詞は地球連邦軍中尉「スレッガー・ロウ」の台詞です(『機動戦士ガンダム』第36話『恐怖!機動ビグ・ザム』)。
一見、イタリア系でちょっとしたプレイボーイ(!?)風のスレッガー中尉は、同じ搭乗員のセイラさんや“ホワイトベースのお袋さん”ことミライ・ヤシマに色目を使ったりするものの、仕事はきちんとこなすイカす男でもあります。
女性に対してはいまいち奥手なブライトさん(?)やまだガキんちょのアムロと違って、その男気っぷりは“ファーストガンダム内カッコいい男ランキング”の上位3位に入賞間違いなしのカッコよさだと思います!(←私的非公認ランキングによる)
婚約者からの救援の申し出を断ったミライを意外にも(?)たしなめたことがきっかけとなって、口は軽いけれども実はしっかりと筋の通った考えを持つスレッガー中尉にミライはだんだんと心惹かれていきます。
ドズル・ザビ(ジオン公国軍の宇宙攻撃軍指令の中将)が搭乗する試作MA(モビルアーマー)、ビグ・ザムによる命がけの猛攻を防ぐために出撃する際に、Gアーマー(地球連邦軍の重戦闘機・ガンダムを内部に収納して輸送する)に乗って出撃、運んでいたガンダムを分離してビグ・ザムへ特攻していくときにアムロに言うのがこの台詞なんですが、よりによって直前に母の形見の指輪をミライに渡したりするからいわゆる死亡フラグ(!?)が立ってしまい、あえなく宇宙に消えていくことに……。でも、この味のある台詞とともに彼の洒落た生き様はずっと記憶に残っていくことでしょう。もし生きて帰っていたら、ミライの未来のダンナさんはブライトさんじゃなくてスレッガーさんだったのかもしれませんね……。
と、いうことで今回は「ガンダム名言集(機動戦士ガンダム編・その1)」についてお送りしました!
嗚呼、ガンダムの世界って本当に素晴らしいですね~!!
さてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさて、今回はここまで。次回も引き続き(!?)、『ガンダム』のお約束ごとについて、ゆる~く探っていきたいと思います。
【著者プロフィール】
馬場 絵麻
脚本家。暴れん坊シナリオライターです。
ガンダムの魅力と素晴らしさを伝えるため、日々研鑽中!
脚本家。暴れん坊シナリオライターです。
ガンダムの魅力と素晴らしさを伝えるため、日々研鑽中!
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