2012年10月3日 (水)
ガンダムのお約束 ~その25~『黒いガンダム【その2】』
“ガンダムってなんだ!?”という素朴な疑問(?)に答えるガンダム超初心者「限定」のゆるコラム、第25回!
ガンダム界のニューネッシーと巷で噂の“超々初心者向けガンダム入門・ゆるコラム”(!?)。
第25回目も引き続き『~ガンダムのお約束・その25~』についてお話ししたいと思います。
これまでガンダムにまつわる様々なお約束について触れてきましたが (バックナンバーはこちら!)、今度もガンダムといえばやっぱこれでしょ! という「アレ」に関する事柄です。
ガンダムシリーズの中で、本家の“白い”ガンダムと並んで人気の高い&独特の存在感を放っているのが“黒い”ガンダムの数々!!
独特のクールな魅力(←悪役っぽい?)に加えて、個性的で謎めいたルックスはいかにも底知れぬ性能や能力を秘めてる気がしますね~。
敵やライバルとして主人公機と対立するという役割だけでなく、ときにはそのシリーズの物語のカギを握る存在にもなっちゃったりもするのが“黒い”ガンダムなんじゃないかと。
第25回目は前回に引き続き「黒いガンダム(その2)」についてお話ししたいと思います~!
●●●
【その1】
黒いガンダムは高性能! だけどクセがある!? でもカッコいい!! のがお約束!?
ガンダムエピオン(『新機動戦記ガンダムW』)は、型式番号OZ-13MS、全高17.5m、重量8.5tの“黒い”ガンダムです。
この「エピオン」という名はギリシャ語で「次の」「次世代の」という意味なんですが、これには設計者のトレーズ・クシュリナーダ(私兵集団・秘密組織「OZ」の総帥。後に幽閉される)が5機のガンダムを参考に造ったからのようです。そして、コンセプトには彼の持つ騎士道精神が色濃く反映されており、火器などの飛び道具に頼ることなく、近接戦闘を中心に考えられた機体は大量殺戮兵器化した一部のMSに反して“決闘用”とも呼ばれちゃったりしてるというエレガントなMSです(←かっちょいい~!)。
「この機体に乗って勝者となってはならない」というトレーズの徹底したストイックさ(?)を貫くように、主要な武器もビームソード(ビームの剣)、ヒートロッド(鞭状の武器)付きのシールド(盾)と一切の射撃系武器を持たずに接近戦に於いてその強みを最大限に発揮しますが、双頭の龍をイメージさせるMA(モビルアーマー)形態に可変することによって高い機動性を持ちながら、同時に宇宙空間におけるエネルギー効率を上昇(←省エネ?)させることも可能になりました。
機体の管制システムとしてシステムエピオン(パイロットの心の迷いを打ち消して“純粋な兵士”に導くシステム)を搭載してますが、このシステム、ウイングガンダムゼロに搭載されたゼロシステムとほぼ同じもので、乱れた心や迷いがあった場合には暴走してしまう(!?)という危険性もあったりするようです。その性能は主役機のウイングガンダムゼロと互角であり、後半の一騎打ちへとつながっていくのですが……。
“黒い”ガンダムといっても、むしろ沈んだ赤系(あずき色)のカラーと黒との組み合わせという配色が格調高くて強そうに見えるガンダムエピオンは、黒一色じゃないけど“個性”と“志”の意味で“黒い”ガンダムを象徴的する機体のひとつなんじゃないかな~と思います。
続いて、ガンダムヴァサーゴ(『機動新世紀ガンダムX』)は型式番号NRX-0013、全高17.8m、重量8.1tの連邦政府再建委員会が開発したMSです(所属は新地球連邦軍)。
第7次宇宙戦争終結後に次世代型のガンダムの形を模索しながら作られたという高機能MSで、優れた高機動戦闘能力を備えた機体は主役機のガンダムXと比較しても遜色の無い性能を持っているというバランスの取れたとっても優秀な“黒い”ガンダムです。
「ヴァサーゴ」という名前の由来は悪魔学の中の魔神の一つ(一柱)からといわれてますが、その名の通り(?)に背中には悪魔のように大きな翼状のラジエータプレートを装備し、熱排出及びフレキシブル・バインダーとして機能する際には高い運動性と揚力を発生します。制御にはフラッシュシステム(ニュータイプの脳波を感知して制御を行う)を組み込んでおり、また高出力のジェネレーターを搭載したことでパワーに関しては過去のガンダムさえも圧倒するほどです。
先に紹介したガンダムエピオンとはなぜかそのルックスが似通っていますが……。黒いガンダム……。うむむ、この2機、確かに似てますよね~!?(←ヴァサーゴの方がさらに悪そうかな?)。
改修機には能力が大幅に強化・改良されたガンダムヴァサーゴチェストブレイク(型式番号NRX-0013-CB)というMSもあるんですよ~。
ガンダムアシュタロン(『機動新世紀ガンダムX』)は型式番号NRX-0015、全高19.5m、重量10.2tの新連邦軍所属のMSです。名前のアシュタロンは悪魔アスタロトの名前の一つと言われていますが、フロスト兄弟(主人公、ガロード・ランの宿命のライバル(!?)の美形の双子)の弟、オルバ・フロストの専用機で、トランスシステム(高い機動性を持つ制空・飛行型の変形システム)を採用し、飛行時にはMA形態(ファイターモード)に変形します。肩部には大きなバックパックユニットを背負っていて(←これがポイント)、攻撃の際にはそこから巨大なアトミックシザース(延伸アーム付きの鋏)やノーズビーム砲などを使用。その形態と武器からはなんだかカニやらエビやらザリガニやらのハサミを持った甲殻類(?)を連想しちゃいます(←なんと水中適応性もあるそうでで)。と、まあちょっぴりユニークな(!?)美学を持った搭乗者のイメージと合わせてとても個性的な“黒い”ガンダムというかんじですね~。
こちらも強化・改良型の改修機としてガンダムアシュタロン・ハーミットクラブ(ハーミットクラブ=ヤドカリ)というそのものズバリ!(←なにが?) な名前の機体もあったりします~。
●●●
【その2】
黒いガンダムは高性能! だけど中身が他のガンダムに似てる!? でもカッコいい!! というのがお約束!?
まず最初に「あれ?“黒く”ないじゃないか!」といきなりツッコミを受けそうですが、このガンダムレギルス(『機動戦士ガンダムAGE』)はまさにその存在が“黒い”ガンダムなんですよね~。
(型式番号はxvm-fzc、全高19.1m、重量71.2t)
ガンダムAGE-3を鹵獲(ろかく=敵の装備や兵器を奪い、転用・運用すること)して設計データを奪い、ヴェイガン(連邦政府と対立する「UE」と呼 ばれるものの正体)が初めて開発したガンダムタイプのMSとなるこのレギルスは、それまで負け続けた悔しさ(!?)を込めて、わざとカラーリングも白を基 調に赤・青・黄色という初代ガンダム(RX-78-2)を模したものになってます(←やなかんじ~)。本家のコアファイターを意識した(!?)と言われる頭部のレギルスコアと呼ばれる部分は本体から分離することで飛龍のような形状に変化します。
と、まあ色使いこそもろに本家のガンダムしてますが、よく見れば全体的にはいかにもヴェイガン製っぽいシルエットでもあり(←偽ガンダムというか、むしろ本家ガンダムがグレてしまったような……)、その性能はAGE-3の性能とヴェイガンの技術を合体させたことで「限界」を超えた、とさえ言われるほどに。
正式な名称が公開されるまでは正体不明の謎のMSとして登場した「ガンダムレギルス」は“黒く”ないけど“黒い”ガンダム(という機体のイメージ)の代名詞ですね。
バンシィ(『機動戦士ガンダムUC』)は地球連邦の「UC(ユニコーン)計画」に基づいてアナハイム・エレクトロニクス社が開発した試作MSで、ユニコーン(UC)ガンダムの2号機です(型式番号RX-0、全高19.7m(ユニコーンモード)、21.7m(デストロイモード)、本体重量 24.0t)。
1号機と同じNT-Dシステム(パイロットの任意ではなく特定条件で発動する制御システム)を組み込んだ機体はフル・サイコフレーム(サイコミュ(ニュータイプ感応)機能を持つチップを組み込んだ特殊フレーム)構造で、その発光色は眩しい金色、その真の姿であるデストロイモード(パイロットの思考をダイレクトに機体が反映する機能)発動時には頭部のアンテナがライオンのたてがみを想起させる形状に変化します。これは一角獣をモチーフにした1号機のユニコーンと対をなすもので、全身の装甲色が漆黒(1号機のユニコーンは全身真っ白!)といういかにも強そう(?)なデザインに加えて1号機のいいとこ取り+αな性能と完成度は主役機を凌駕する永遠のライバル&宿敵機といった風格を威風堂々、ばりばりに漂わしてますよね~。
バンシィ(UC2号機)こそ、まさに正真正銘、現時点での“黒いガンダム”の真骨頂といえるのではないかと思います!
と、いうことで今回は「黒いガンダム(その2)」についてお送りしました!
2回に渡ってここまで読んで頂けた方にはおわかりかと思いますが、いままでご紹介した“黒いガンダム”っていうのは単純に機体の色が黒いから……っていうことだけじゃ~ないんです!
いわゆる量産型とは違う高性能ぶりや、鹵獲兵器といった背景、そしてお話の上での立ち位置といったような事柄をとりまとめたことによる魅力で、主人公機とはまったく違った存在感を示して人気を盛り上げてるんですよね~。
(今回はご紹介できませんでしたが、“赤い”機体のアルケー(『機動戦士ガンダム00』)や、ガンダムAGE-2ダークハウンド(『機動戦士ガンダムAGE』)といった黒いんだけど立ち位置的には“黒く”ない(味方の)ガンダム(!?)もいたりするんですよ~)
嗚呼、ガンダムの世界って本当に素晴らしいですね~!!
さてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさて、今回はここまで。次回も引き続き(!?)、『ガンダム』のお約束ごとについて、ゆる~く探っていきたいと思います。
文/馬場絵麻
ガンダム界のニューネッシーと巷で噂の“超々初心者向けガンダム入門・ゆるコラム”(!?)。
第25回目も引き続き『~ガンダムのお約束・その25~』についてお話ししたいと思います。
これまでガンダムにまつわる様々なお約束について触れてきましたが (バックナンバーはこちら!)、今度もガンダムといえばやっぱこれでしょ! という「アレ」に関する事柄です。
ガンダムシリーズの中で、本家の“白い”ガンダムと並んで人気の高い&独特の存在感を放っているのが“黒い”ガンダムの数々!!
独特のクールな魅力(←悪役っぽい?)に加えて、個性的で謎めいたルックスはいかにも底知れぬ性能や能力を秘めてる気がしますね~。
敵やライバルとして主人公機と対立するという役割だけでなく、ときにはそのシリーズの物語のカギを握る存在にもなっちゃったりもするのが“黒い”ガンダムなんじゃないかと。
第25回目は前回に引き続き「黒いガンダム(その2)」についてお話ししたいと思います~!
【その1】
黒いガンダムは高性能! だけどクセがある!? でもカッコいい!! のがお約束!?
ガンダムエピオン(『新機動戦記ガンダムW』)は、型式番号OZ-13MS、全高17.5m、重量8.5tの“黒い”ガンダムです。
この「エピオン」という名はギリシャ語で「次の」「次世代の」という意味なんですが、これには設計者のトレーズ・クシュリナーダ(私兵集団・秘密組織「OZ」の総帥。後に幽閉される)が5機のガンダムを参考に造ったからのようです。そして、コンセプトには彼の持つ騎士道精神が色濃く反映されており、火器などの飛び道具に頼ることなく、近接戦闘を中心に考えられた機体は大量殺戮兵器化した一部のMSに反して“決闘用”とも呼ばれちゃったりしてるというエレガントなMSです(←かっちょいい~!)。
「この機体に乗って勝者となってはならない」というトレーズの徹底したストイックさ(?)を貫くように、主要な武器もビームソード(ビームの剣)、ヒートロッド(鞭状の武器)付きのシールド(盾)と一切の射撃系武器を持たずに接近戦に於いてその強みを最大限に発揮しますが、双頭の龍をイメージさせるMA(モビルアーマー)形態に可変することによって高い機動性を持ちながら、同時に宇宙空間におけるエネルギー効率を上昇(←省エネ?)させることも可能になりました。
機体の管制システムとしてシステムエピオン(パイロットの心の迷いを打ち消して“純粋な兵士”に導くシステム)を搭載してますが、このシステム、ウイングガンダムゼロに搭載されたゼロシステムとほぼ同じもので、乱れた心や迷いがあった場合には暴走してしまう(!?)という危険性もあったりするようです。その性能は主役機のウイングガンダムゼロと互角であり、後半の一騎打ちへとつながっていくのですが……。
“黒い”ガンダムといっても、むしろ沈んだ赤系(あずき色)のカラーと黒との組み合わせという配色が格調高くて強そうに見えるガンダムエピオンは、黒一色じゃないけど“個性”と“志”の意味で“黒い”ガンダムを象徴的する機体のひとつなんじゃないかな~と思います。
続いて、ガンダムヴァサーゴ(『機動新世紀ガンダムX』)は型式番号NRX-0013、全高17.8m、重量8.1tの連邦政府再建委員会が開発したMSです(所属は新地球連邦軍)。
第7次宇宙戦争終結後に次世代型のガンダムの形を模索しながら作られたという高機能MSで、優れた高機動戦闘能力を備えた機体は主役機のガンダムXと比較しても遜色の無い性能を持っているというバランスの取れたとっても優秀な“黒い”ガンダムです。
「ヴァサーゴ」という名前の由来は悪魔学の中の魔神の一つ(一柱)からといわれてますが、その名の通り(?)に背中には悪魔のように大きな翼状のラジエータプレートを装備し、熱排出及びフレキシブル・バインダーとして機能する際には高い運動性と揚力を発生します。制御にはフラッシュシステム(ニュータイプの脳波を感知して制御を行う)を組み込んでおり、また高出力のジェネレーターを搭載したことでパワーに関しては過去のガンダムさえも圧倒するほどです。
先に紹介したガンダムエピオンとはなぜかそのルックスが似通っていますが……。黒いガンダム……。うむむ、この2機、確かに似てますよね~!?(←ヴァサーゴの方がさらに悪そうかな?)。
改修機には能力が大幅に強化・改良されたガンダムヴァサーゴチェストブレイク(型式番号NRX-0013-CB)というMSもあるんですよ~。
ガンダムアシュタロン(『機動新世紀ガンダムX』)は型式番号NRX-0015、全高19.5m、重量10.2tの新連邦軍所属のMSです。名前のアシュタロンは悪魔アスタロトの名前の一つと言われていますが、フロスト兄弟(主人公、ガロード・ランの宿命のライバル(!?)の美形の双子)の弟、オルバ・フロストの専用機で、トランスシステム(高い機動性を持つ制空・飛行型の変形システム)を採用し、飛行時にはMA形態(ファイターモード)に変形します。肩部には大きなバックパックユニットを背負っていて(←これがポイント)、攻撃の際にはそこから巨大なアトミックシザース(延伸アーム付きの鋏)やノーズビーム砲などを使用。その形態と武器からはなんだかカニやらエビやらザリガニやらのハサミを持った甲殻類(?)を連想しちゃいます(←なんと水中適応性もあるそうでで)。と、まあちょっぴりユニークな(!?)美学を持った搭乗者のイメージと合わせてとても個性的な“黒い”ガンダムというかんじですね~。
こちらも強化・改良型の改修機としてガンダムアシュタロン・ハーミットクラブ(ハーミットクラブ=ヤドカリ)というそのものズバリ!(←なにが?) な名前の機体もあったりします~。
【その2】
黒いガンダムは高性能! だけど中身が他のガンダムに似てる!? でもカッコいい!! というのがお約束!?
まず最初に「あれ?“黒く”ないじゃないか!」といきなりツッコミを受けそうですが、このガンダムレギルス(『機動戦士ガンダムAGE』)はまさにその存在が“黒い”ガンダムなんですよね~。
(型式番号はxvm-fzc、全高19.1m、重量71.2t)
ガンダムAGE-3を鹵獲(ろかく=敵の装備や兵器を奪い、転用・運用すること)して設計データを奪い、ヴェイガン(連邦政府と対立する「UE」と呼 ばれるものの正体)が初めて開発したガンダムタイプのMSとなるこのレギルスは、それまで負け続けた悔しさ(!?)を込めて、わざとカラーリングも白を基 調に赤・青・黄色という初代ガンダム(RX-78-2)を模したものになってます(←やなかんじ~)。本家のコアファイターを意識した(!?)と言われる頭部のレギルスコアと呼ばれる部分は本体から分離することで飛龍のような形状に変化します。
と、まあ色使いこそもろに本家のガンダムしてますが、よく見れば全体的にはいかにもヴェイガン製っぽいシルエットでもあり(←偽ガンダムというか、むしろ本家ガンダムがグレてしまったような……)、その性能はAGE-3の性能とヴェイガンの技術を合体させたことで「限界」を超えた、とさえ言われるほどに。
正式な名称が公開されるまでは正体不明の謎のMSとして登場した「ガンダムレギルス」は“黒く”ないけど“黒い”ガンダム(という機体のイメージ)の代名詞ですね。
バンシィ(『機動戦士ガンダムUC』)は地球連邦の「UC(ユニコーン)計画」に基づいてアナハイム・エレクトロニクス社が開発した試作MSで、ユニコーン(UC)ガンダムの2号機です(型式番号RX-0、全高19.7m(ユニコーンモード)、21.7m(デストロイモード)、本体重量 24.0t)。
1号機と同じNT-Dシステム(パイロットの任意ではなく特定条件で発動する制御システム)を組み込んだ機体はフル・サイコフレーム(サイコミュ(ニュータイプ感応)機能を持つチップを組み込んだ特殊フレーム)構造で、その発光色は眩しい金色、その真の姿であるデストロイモード(パイロットの思考をダイレクトに機体が反映する機能)発動時には頭部のアンテナがライオンのたてがみを想起させる形状に変化します。これは一角獣をモチーフにした1号機のユニコーンと対をなすもので、全身の装甲色が漆黒(1号機のユニコーンは全身真っ白!)といういかにも強そう(?)なデザインに加えて1号機のいいとこ取り+αな性能と完成度は主役機を凌駕する永遠のライバル&宿敵機といった風格を威風堂々、ばりばりに漂わしてますよね~。
バンシィ(UC2号機)こそ、まさに正真正銘、現時点での“黒いガンダム”の真骨頂といえるのではないかと思います!
と、いうことで今回は「黒いガンダム(その2)」についてお送りしました!
2回に渡ってここまで読んで頂けた方にはおわかりかと思いますが、いままでご紹介した“黒いガンダム”っていうのは単純に機体の色が黒いから……っていうことだけじゃ~ないんです!
いわゆる量産型とは違う高性能ぶりや、鹵獲兵器といった背景、そしてお話の上での立ち位置といったような事柄をとりまとめたことによる魅力で、主人公機とはまったく違った存在感を示して人気を盛り上げてるんですよね~。
(今回はご紹介できませんでしたが、“赤い”機体のアルケー(『機動戦士ガンダム00』)や、ガンダムAGE-2ダークハウンド(『機動戦士ガンダムAGE』)といった黒いんだけど立ち位置的には“黒く”ない(味方の)ガンダム(!?)もいたりするんですよ~)
嗚呼、ガンダムの世界って本当に素晴らしいですね~!!
さてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさて、今回はここまで。次回も引き続き(!?)、『ガンダム』のお約束ごとについて、ゆる~く探っていきたいと思います。
【著者プロフィール】
馬場 絵麻
脚本家。暴れん坊シナリオライターです。
ガンダムの魅力と素晴らしさを伝えるため、日々研鑽中!
脚本家。暴れん坊シナリオライターです。
ガンダムの魅力と素晴らしさを伝えるため、日々研鑽中!
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