2012年8月29日 (水)
ガンダムのお約束 ~その20~『コワイ女たち【その1】』
”ガンダムってなんだ!?“ という素朴な疑問(?)に答えるガンダム超初心者「限定」のゆるコラム、第20回!
ガンダム界のチュパカブラと巷で噂の“超々初心者向けガンダム入門・ゆるコラム”(!?)。
第20回目も引き続き『~ガンダムのお約束・その20~』についてお話ししたいと思います。
第1回では、ガンダムの「顔」と「カラーリング」、 第2回は「仮面の人」と「ハロ」。 第3回目では「宇宙世紀」、 第4回は「モビルスーツ」、 第5回は「MSV」、 第6回は「ザク」と「ジム」、 第7回は「装備」と「換装」、 第8回は「モビルスーツの進化と発展(例)」、 第9回は「女性キャラクター(『機動戦士ガンダム』編)、 第10回回は「兄貴キャラクター」、 第11回は「水陸両用MS(モビルスーツ)」、 第12回は「おじさまキャラクター」、第13回は 「ガンダムの主題歌(TVシリーズ編)・その1」、 第14回は「ガンダムの主題歌(TVシリーズ編)・その2」、 第15回は「ガンダムのプラモデル(通称:ガンプラ)・その1」、 第16回は「ガンダムのプラモデル(通称:ガンプラ)・その2」、 第17回は「SDガンダム・その1」、 第18回は「SDガンダム・その2」、 第19回は「SDガンダム・その3」について触れてきましたが、今度も ガンダムといえばやっぱこれでしょ! という「アレ」に関する事柄です。
個性豊かなキャラクター陣が勢揃いするガンダムシリーズ。その中で、熱く戦う男性陣とはまた違う角度からビシッとお話を引き締めてくれるワサビのような(!?)存在として逞しく活躍してくれるのが“こわ~い”女性キャラクターの方々ですね~。
第20回目は “夏の終わりの特別納涼企画”ということで『ガンダムシリーズのコワイ女たち(その1)』をご紹介しちゃいます~!
その1
ガンダムシリーズのコワイ女は大きな権力と行動力をあわせ持っているのがお約束!?
まず最初は『キシリア・ザビ』(『機動戦士ガンダム』 通称:キシリア様)。
ジオン公国を支配するザビ家の長女(ジオン公国の建国者、デギン・ソド・ザビの娘)で、ジオンの実質上の指導者となったギレン・ザビの妹、そしてジオン公国軍突撃機動軍司令(階級は少将)でもある彼女は、軍の司令官としても優れた能力を発揮するスーパー才女・女傑・烈女・猛女(!)なんですが、常にトレードマークともいえるマスクをつけている時点ですでに見た目からしてかなりコワイっす~(←でも結構若いんですよ~)。
その優れた家系と育ち故か、若い頃から政治的な分野にも興味を広げており、ニュータイプを政治的に利用するための“フラナガン機関”を創設したり、資源を確保するためにマ・クベ大佐を地球に派遣したりとジオンの№4として精力的かつ野心に燃えて積極的に動いてたんですね~。
ある時にはまだ人が立てこもっている状態の自軍の基地を躊躇なく破壊したり(←国家機密を守るため)、長兄のギレンがソーラ・レイ(コロニー・レーザー)で父を謀殺したことを知ると、憎悪に満ちた形相で射殺するなどの凄まじい冷酷ぶりも随所でたっぷりとアピール(!?)してくれました。
しかし、ついに自らがジオンの最高司令官となったのもつかの間、宇宙要塞ア・バオア・クー脱出の際に自分の部下であったシャア(←ここまでにいろんな因縁があったのです~)に最後は……。でも、最後まで軍人として忠実に己を貫いたキシリアさんは、ガンダムに登場するキャラクターとしてはやっぱり超大物級のコワイ女ですよね~。
次のコワイ女性キャラは『ハマーン・カーン』(『機動戦士Zガンダム』『機動戦士ガンダムZZ』 通称:ハマーン様)。
これまた一度見たら忘れない印象的なピンクの髪型と、良く言えば誰にも媚びず(←悪く言えば誰にでも偉そうな(笑))に、常に気高く、美しく、そして毅然と振る舞う彼女は、悪役キャラというよりむしろガンダム史上で1、2を争う強~い女性キャラクターの一人としてよく知られてます(“ハマーン様”と呼ばれて親しまれている由縁ですね~)。
ジオン公国高官であるマハラジャ・カーンの次女として産まれた彼女は、自らも優れたニュータイプ能力を持っていたためにジオンのニュータイプ機関で育成されることになりますが、次第にそれが苦痛と感じるようになり研究を拒絶。しかし、同じニュータイプであるシャア・アズナブルの存在を知ると、再び研究に協力するようになっていきます(シャアとは後に恋人関係になるんですけど……)。
父の死後はザビ家唯一の生き残りであるミネバ・ラオ・ザビの摂政となり、実質上の指導者としてザビ家再興のために小惑星基地のアクシズとその残党組織を頭領として率いることに。グリプス戦役の終結後は各コロニー(サイド)に制圧部隊を送り込んで旧ジオン軍やティターンズ残党を配下に収め、組織の名称をアクシズからネオ・ジオンへと改称し、地球連邦政府にサイド3・ジオン共和国(ジオン発祥の地)の譲渡を認めさせるというスゴイことを見事にやってのけちゃいます。その後の第一次ネオ・ジオン戦争が俗に「ハマーン戦争」とも呼ばれていることからもそのコワサが伺えますね~。
そしてついにハマーン様率いるネオ・ジオンは地球連邦のダブリンへ情け容赦のないコロニー落としを決行してしまいます(←コワイっす~~)。
この第一次ネオ・ジオン戦争でジュドー・アーシタ(『機動戦士ガンダムZZ』の主人公)と知り合ったハマーンは、以前のシャアに心惹かれたかのように彼のニュータイプ能力に興味を持ち、何度となくモーション(!?)をかけるもののことごとく失敗。エゥーゴとの最終決戦ではZZガンダムに乗ったジュドーと自身のモビルスーツ・キュベレイで直接対決し、ほぼ互角で戦いぶりを見せるものの、最後に救いを差し伸べたジュドーの手を振り払って……。
あるときはネオ・ジオン(アクシズ)を率いる強い指導者として、あるときは勇敢な戦士としてモビルスーツを駆って幾多の戦果をあげ続けたハマーン様は、どこかに孤独の影(一人の女性として)を感じさせながらも、その美貌、高潔さ、カリスマ性を持った稀なる女傑(やっぱりコワイ女)の一人としてこれからもずっと語り継がれていくことでしょう。
その2
ガンダムシリーズのコワイ女はプライドをかけて復讐を誓うのがお約束!?
続いて『レコア・ロンド』(『機動戦士Ζガンダム』)。レコアは元々は反ジオンのゲリラでしたが、地球連邦軍を経てエウーゴ(反地球連邦組織)に入隊。女性士官(少尉)として情報収集を主に担当していましたが、後にジャブロー基地(地球連邦軍の本拠地)へスパイとして侵入した際に、同じくジャーナリストとして潜入したカイ・シデンとともに囚われの身となり、ここで心身ともに(女性として)深い傷を受けてしまったようです(暗示されています)。
軍人として上官であり、また男女の関係としても懇意であったクワトロ・バジーナ=(シャア)により認められようと身を呈して果敢に行動していたレコアでしたが、その気も知らずに政治的な動きに没頭していくクワトロの態度に失望し、またその気持ちを理解してもらえなかったことが原因となり、後に潜入したジュピトリス(地球連邦の資源採取艦)で出会った地球連邦軍の特殊部隊・ティターンズの艦長、パプテマス・シロッコのもとに身を寄せるという不可解な行動に出ます。
後にはその忠誠心を示すため、サイド2コロニーへの毒ガス作戦の指揮も……(←コワイっす~~~)
これは俗に言う“寝返り”ということになりますが、甘い言葉をかけてレコアを操り、利用しようとするシロッコの本当の目的を見抜いていながらもそれにずっと従っていたのは、自分の心を満たしてくれなかったシャアに対する恨みと復讐、軍人としてではなく一人の女性として心の充足を得たい、という強い感情によるものだったのでしょう。
愛する人に心の拠り所を求めても真に報われることなく、男性への憎悪の言葉を遺して散っていったレコアはまさに「女性でありすぎた」コワイ(悲しい)女だったんですね。
さらに続いては『エニル・エル』(『機動新世紀ガンダムX』)。ガンダム史上、もっとも露出度の高い(!?)セクシー姐さんキャラとして愛されている彼女は、元宇宙革命軍士官、ナーダ・エル少将と地球の女性との間に産まれた娘です。もともとフリーのモビルスーツ乗りとして名の通っていた彼女ですが、あることからガロード・ラン(『機動新世紀ガンダムX』の主人公)に興味を持ち、GX(ガンダムX)を奪うべく酒場で誘惑、その後、あやし~い雰囲気(!?)を漂わせて深夜、彼の部屋に訪れたものの、肝心なところでなぜか銃を向けられ拒絶されたことにより“女のプライド”をいたく傷つけられ激怒(!)。その後はフリーデン(ガロードが搭乗していた戦艦)を執拗に攻撃したりと、ずっとガロードをつけ狙いつつ、なかばストーカーチックにいろんな手段で彼を殺そうと……(←コワイっす~~~~)。
その後、いろいろありまして(←気になる人はぜひ『機動新世紀ガンダムX』を見てくださいね~)シリーズ後半ではガロードたちと和解してともに
戦うことになるんですが、このエニルは、やっぱり女のプライドだけは傷つけちゃ~いかん! という見本のようなコワイ女(姐さん)だと思います~。
と、いうことで今回は“夏の終わりの特別納涼企画”ということで『ガンダムシリーズのコワイ女たち(その1)』について少しだけ触れてみました!
次も“特別納涼企画”『ガンダムシリーズのコワイ女たち(その2)』をご紹介したいと思います~(もっと冷やしちゃいますよ~)。
嗚呼、ガンダムの世界って本当に素晴らしいですね~!!
さてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさて、今回はここまで。次回も引き続き(!?)、『ガンダム』のお約束ごとについて、ゆる~く探っていきたいと思います。
文/馬場絵麻
ガンダム界のチュパカブラと巷で噂の“超々初心者向けガンダム入門・ゆるコラム”(!?)。
第20回目も引き続き『~ガンダムのお約束・その20~』についてお話ししたいと思います。
第1回では、ガンダムの「顔」と「カラーリング」、 第2回は「仮面の人」と「ハロ」。 第3回目では「宇宙世紀」、 第4回は「モビルスーツ」、 第5回は「MSV」、 第6回は「ザク」と「ジム」、 第7回は「装備」と「換装」、 第8回は「モビルスーツの進化と発展(例)」、 第9回は「女性キャラクター(『機動戦士ガンダム』編)、 第10回回は「兄貴キャラクター」、 第11回は「水陸両用MS(モビルスーツ)」、 第12回は「おじさまキャラクター」、第13回は 「ガンダムの主題歌(TVシリーズ編)・その1」、 第14回は「ガンダムの主題歌(TVシリーズ編)・その2」、 第15回は「ガンダムのプラモデル(通称:ガンプラ)・その1」、 第16回は「ガンダムのプラモデル(通称:ガンプラ)・その2」、 第17回は「SDガンダム・その1」、 第18回は「SDガンダム・その2」、 第19回は「SDガンダム・その3」について触れてきましたが、今度も ガンダムといえばやっぱこれでしょ! という「アレ」に関する事柄です。
個性豊かなキャラクター陣が勢揃いするガンダムシリーズ。その中で、熱く戦う男性陣とはまた違う角度からビシッとお話を引き締めてくれるワサビのような(!?)存在として逞しく活躍してくれるのが“こわ~い”女性キャラクターの方々ですね~。
第20回目は “夏の終わりの特別納涼企画”ということで『ガンダムシリーズのコワイ女たち(その1)』をご紹介しちゃいます~!
その1
ガンダムシリーズのコワイ女は大きな権力と行動力をあわせ持っているのがお約束!?
まず最初は『キシリア・ザビ』(『機動戦士ガンダム』 通称:キシリア様)。
ジオン公国を支配するザビ家の長女(ジオン公国の建国者、デギン・ソド・ザビの娘)で、ジオンの実質上の指導者となったギレン・ザビの妹、そしてジオン公国軍突撃機動軍司令(階級は少将)でもある彼女は、軍の司令官としても優れた能力を発揮するスーパー才女・女傑・烈女・猛女(!)なんですが、常にトレードマークともいえるマスクをつけている時点ですでに見た目からしてかなりコワイっす~(←でも結構若いんですよ~)。
その優れた家系と育ち故か、若い頃から政治的な分野にも興味を広げており、ニュータイプを政治的に利用するための“フラナガン機関”を創設したり、資源を確保するためにマ・クベ大佐を地球に派遣したりとジオンの№4として精力的かつ野心に燃えて積極的に動いてたんですね~。
ある時にはまだ人が立てこもっている状態の自軍の基地を躊躇なく破壊したり(←国家機密を守るため)、長兄のギレンがソーラ・レイ(コロニー・レーザー)で父を謀殺したことを知ると、憎悪に満ちた形相で射殺するなどの凄まじい冷酷ぶりも随所でたっぷりとアピール(!?)してくれました。
しかし、ついに自らがジオンの最高司令官となったのもつかの間、宇宙要塞ア・バオア・クー脱出の際に自分の部下であったシャア(←ここまでにいろんな因縁があったのです~)に最後は……。でも、最後まで軍人として忠実に己を貫いたキシリアさんは、ガンダムに登場するキャラクターとしてはやっぱり超大物級のコワイ女ですよね~。
次のコワイ女性キャラは『ハマーン・カーン』(『機動戦士Zガンダム』『機動戦士ガンダムZZ』 通称:ハマーン様)。
これまた一度見たら忘れない印象的なピンクの髪型と、良く言えば誰にも媚びず(←悪く言えば誰にでも偉そうな(笑))に、常に気高く、美しく、そして毅然と振る舞う彼女は、悪役キャラというよりむしろガンダム史上で1、2を争う強~い女性キャラクターの一人としてよく知られてます(“ハマーン様”と呼ばれて親しまれている由縁ですね~)。
ジオン公国高官であるマハラジャ・カーンの次女として産まれた彼女は、自らも優れたニュータイプ能力を持っていたためにジオンのニュータイプ機関で育成されることになりますが、次第にそれが苦痛と感じるようになり研究を拒絶。しかし、同じニュータイプであるシャア・アズナブルの存在を知ると、再び研究に協力するようになっていきます(シャアとは後に恋人関係になるんですけど……)。
父の死後はザビ家唯一の生き残りであるミネバ・ラオ・ザビの摂政となり、実質上の指導者としてザビ家再興のために小惑星基地のアクシズとその残党組織を頭領として率いることに。グリプス戦役の終結後は各コロニー(サイド)に制圧部隊を送り込んで旧ジオン軍やティターンズ残党を配下に収め、組織の名称をアクシズからネオ・ジオンへと改称し、地球連邦政府にサイド3・ジオン共和国(ジオン発祥の地)の譲渡を認めさせるというスゴイことを見事にやってのけちゃいます。その後の第一次ネオ・ジオン戦争が俗に「ハマーン戦争」とも呼ばれていることからもそのコワサが伺えますね~。
そしてついにハマーン様率いるネオ・ジオンは地球連邦のダブリンへ情け容赦のないコロニー落としを決行してしまいます(←コワイっす~~)。
この第一次ネオ・ジオン戦争でジュドー・アーシタ(『機動戦士ガンダムZZ』の主人公)と知り合ったハマーンは、以前のシャアに心惹かれたかのように彼のニュータイプ能力に興味を持ち、何度となくモーション(!?)をかけるもののことごとく失敗。エゥーゴとの最終決戦ではZZガンダムに乗ったジュドーと自身のモビルスーツ・キュベレイで直接対決し、ほぼ互角で戦いぶりを見せるものの、最後に救いを差し伸べたジュドーの手を振り払って……。
あるときはネオ・ジオン(アクシズ)を率いる強い指導者として、あるときは勇敢な戦士としてモビルスーツを駆って幾多の戦果をあげ続けたハマーン様は、どこかに孤独の影(一人の女性として)を感じさせながらも、その美貌、高潔さ、カリスマ性を持った稀なる女傑(やっぱりコワイ女)の一人としてこれからもずっと語り継がれていくことでしょう。
その2
ガンダムシリーズのコワイ女はプライドをかけて復讐を誓うのがお約束!?
続いて『レコア・ロンド』(『機動戦士Ζガンダム』)。レコアは元々は反ジオンのゲリラでしたが、地球連邦軍を経てエウーゴ(反地球連邦組織)に入隊。女性士官(少尉)として情報収集を主に担当していましたが、後にジャブロー基地(地球連邦軍の本拠地)へスパイとして侵入した際に、同じくジャーナリストとして潜入したカイ・シデンとともに囚われの身となり、ここで心身ともに(女性として)深い傷を受けてしまったようです(暗示されています)。
軍人として上官であり、また男女の関係としても懇意であったクワトロ・バジーナ=(シャア)により認められようと身を呈して果敢に行動していたレコアでしたが、その気も知らずに政治的な動きに没頭していくクワトロの態度に失望し、またその気持ちを理解してもらえなかったことが原因となり、後に潜入したジュピトリス(地球連邦の資源採取艦)で出会った地球連邦軍の特殊部隊・ティターンズの艦長、パプテマス・シロッコのもとに身を寄せるという不可解な行動に出ます。
後にはその忠誠心を示すため、サイド2コロニーへの毒ガス作戦の指揮も……(←コワイっす~~~)
これは俗に言う“寝返り”ということになりますが、甘い言葉をかけてレコアを操り、利用しようとするシロッコの本当の目的を見抜いていながらもそれにずっと従っていたのは、自分の心を満たしてくれなかったシャアに対する恨みと復讐、軍人としてではなく一人の女性として心の充足を得たい、という強い感情によるものだったのでしょう。
愛する人に心の拠り所を求めても真に報われることなく、男性への憎悪の言葉を遺して散っていったレコアはまさに「女性でありすぎた」コワイ(悲しい)女だったんですね。
さらに続いては『エニル・エル』(『機動新世紀ガンダムX』)。ガンダム史上、もっとも露出度の高い(!?)セクシー姐さんキャラとして愛されている彼女は、元宇宙革命軍士官、ナーダ・エル少将と地球の女性との間に産まれた娘です。もともとフリーのモビルスーツ乗りとして名の通っていた彼女ですが、あることからガロード・ラン(『機動新世紀ガンダムX』の主人公)に興味を持ち、GX(ガンダムX)を奪うべく酒場で誘惑、その後、あやし~い雰囲気(!?)を漂わせて深夜、彼の部屋に訪れたものの、肝心なところでなぜか銃を向けられ拒絶されたことにより“女のプライド”をいたく傷つけられ激怒(!)。その後はフリーデン(ガロードが搭乗していた戦艦)を執拗に攻撃したりと、ずっとガロードをつけ狙いつつ、なかばストーカーチックにいろんな手段で彼を殺そうと……(←コワイっす~~~~)。
その後、いろいろありまして(←気になる人はぜひ『機動新世紀ガンダムX』を見てくださいね~)シリーズ後半ではガロードたちと和解してともに
戦うことになるんですが、このエニルは、やっぱり女のプライドだけは傷つけちゃ~いかん! という見本のようなコワイ女(姐さん)だと思います~。
と、いうことで今回は“夏の終わりの特別納涼企画”ということで『ガンダムシリーズのコワイ女たち(その1)』について少しだけ触れてみました!
次も“特別納涼企画”『ガンダムシリーズのコワイ女たち(その2)』をご紹介したいと思います~(もっと冷やしちゃいますよ~)。
嗚呼、ガンダムの世界って本当に素晴らしいですね~!!
さてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさてさて、今回はここまで。次回も引き続き(!?)、『ガンダム』のお約束ごとについて、ゆる~く探っていきたいと思います。
【著者プロフィール】
馬場 絵麻
脚本家。暴れん坊シナリオライターです。
ガンダムの魅力と素晴らしさを伝えるため、日々研鑽中!
脚本家。暴れん坊シナリオライターです。
ガンダムの魅力と素晴らしさを伝えるため、日々研鑽中!
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