2012年6月20日 (水)
ガンダムのお約束 ~その10~『兄貴キャラクター』
”ガンダムってなんだ!?“ という素朴な疑問(?)に答えるガンダム超初心者「限定」のゆるコラム、第10回!
ガンダム界のだるま落とし、と巷で噂の“超々初心者向けガンダム入門・ゆるコラム”(!?)、第10回目も、前回に引き続き『~ガンダムのお約束・その10~』についてお話ししたいと思います。
第1回では、ガンダムの「顔」と「カラーリング」、 第2回は「仮面の人」と「ハロ」。 第3回目では「宇宙世紀」、 第4回は「モビルスーツ」、 第5回は「MSV」、 第6回は「ザク」と「ジム」、 第7回は「装備」と「換装」、 第8回は「モビルスーツの進化と発展(例)」、 第9回は「女性キャラクター(『機動戦士ガンダム』編)について触れてきましたが、今回もガンダムといえばやっぱこれでしょ! という「アレ」に関する事柄です。
前回でもお伝えしたとおり、ガンダムといえばMS(モビルスーツ)の格好良さや壮大な設定に加えて、ストーリーの重厚さ、深みのある人間関係と、どこまで話してもその魅力はつきませんが、第10回はその中でも強く、優しく、そして頼れること請け合い(!?)の『兄貴キャラクター』たちを何人かご紹介しちゃいたいな~と思います!
その1
ガンダムといえば、頼れる&主人公の成長を見守る兄貴キャラクターたちが登場するのがお約束!?
まず、最初は『スレッガー・ロウ』。スレッガーさん、としておなじみのこの兄貴(シルヴェスター・スタローン似!?)は地球連邦軍のパイロット『機動戦士ガンダム』に登場します。
陽気なラテン系ナイスガイである彼は、伊達男の名にふさわしく(?)乗艦してすぐにセイラさん(セイラ・マス)やミライさん(ミライ・ヤシマ)に言い寄ったり、と少々軟派なイメージもあったりしますが、そこは職業軍人(中尉)らしく、砲術やパイロットとしての腕はばっちり確かです!(戦艦同士の砲撃戦でも唯一、敵艦に直撃弾を当ててたりもします)
そんなイカス兄貴キャラのスレッガー中尉ですが、サイド6に寄港した際には、婚約者のカムランからの支援を頑なに拒否するミライさんに、なんと平手打ちまでして真意をわからせようと説得するなど、見かけによらず(!?)実はものすごく真面目な部分もあったりする人なんですね。
で、その事件がきっかけとなって、ミライさんと気持ちが通じそうになるのもつかの間、せっかくの彼女からの好意に対して「俺にとっちゃ、あんたは眩しすぎるんだ、住んでる世界が違うんだよ」と言い残し、彼女に母の形見の形見の指輪を渡して出撃することになるのですが……(涙)。
最後まで「男気」を貫くスレッガー中尉は “古風な男前・兄貴キャラ”の代表格でしょう。
「悲しいけど、これ戦争なのよね」の台詞はまさしく至言ですね。
さて、次は『機動戦士ガンダムSEED』に登場する『ムウ・ラ・フラガ』です。地球連合軍第7機動艦隊所属のエースパイロットとして登場する彼はまさに“頼れる兄貴キャラ”の典型なんですが、実はなかなか複雑な過去を持ってたりします。
資産家の家に生まれ、裕福な環境で育った反面、家庭内の問題から暗~い幼少期を過ごした彼は、その後両親を失い、地球連合軍にパイロットとして入隊します。
戦艦・アークエンジェルに乗艦後は、気さくな人柄でクルーや不慣れな艦長職に悩むマリュー・ラミアスらを支え、艦内のみんなから厚く慕われていくことになります。
中でもガンダムのパイロットとして出撃を拒んでいたキラ・ヤマト(主人公)を励ましたりと、まだ軍人として強くなりきれないキラの良き兄貴&先輩として重要な役割を果たしてくれる、とっても優しい兄貴なんですよ~。
“エンデュミオンの鷹”という異名を持ち、卓越した操縦技術でMA(モビルアーマー)やガンダムを始めとするMS(モビルスーツ)などを自在に操る“不可能を可能にする男”として地球連合、ザフト両陣営にその名を轟かせたムウですが、因縁のライバルとなるザフト軍のエース、ラウ・ル・クルーゼとは特殊な力(空間認識能力)を持つ同士でもあり、戦場においてはお互いの存在を感知し合うといった場面もありました。
そして、この暗~い因縁にケリを付けるため、そして戦艦・アークエンジェルと恋人のマリューを守るために盾となって戦死した、と思われていた彼ですが、後の地球連合軍に『ネオ・ロアノーク』と名乗る仮面の男が現れて……。う~ん、なんだか続きがすごく気になるじゃないですか~!
と、ここから先のお話は『機動戦士ガンダムSEED』と『機動戦士ガンダムSEED DISTINY』の両作品をご覧になってぜひ、確かめてみてくださいね~。
続いて『ニール・ディランディ』は、私設武装組織ソレスタルビーイングに所属するガンダムマイスター(パイロット)として『機動戦士ガンダム00』に登場します。
アイルランド出身で、少年時代にKPSA(クルジス共和国のゲリラ組織)の自爆テロにより両親と妹を失ったという悲しい過去を持つ彼は、戦争根絶を訴える組織・ソレスタルビーイングに参加。
競技ライフル射撃の経験を持ち、一時は暗殺を請け負うスナイパーをしていたこともある彼は、その天才的な狙撃能力とパイロットとしての技量を買われてガンダムマイスターに選出され、 “ロックオン・ストラトス”というコードネームでガンダムデュナメスを操縦し、大きな戦果をあげていくことになります。
ガンダムマイスターの中では最年長となるニールは、みんなを引っ張っていく兄貴キャラでありながら、どちらかというとさらっとクールで飄々とした性格のキャラなんですが、主人公の刹那(刹那・F・セイエイ)のことは、同じソレスタルビーイングの仲間の中でも特に気にかけて見守っているようでした。後に彼の戦いに対する理念や考え方に大きく影響を及ぼす助言をしてくれた重要な存在でもありますね。
家族の幸せを奪ったテロ行為を激しく嫌悪する一方で、自らも武力介入という形でやはり紛争の中に身を投じることになったニールですが、きっと誰よりも平和と仲間たちに対する思いは強かったのではないでしょうか……。
その2
ガンダムといえば、主人公のライバル&師匠となる兄貴キャラクターが登場するのがお約束!?
さらに続いては『ウルフ・エニアクル』。彼は『機動戦士ガンダムAGE』に登場する地球連邦軍のエースパイロットで“白い狼”の異名を持つ、どことなく狼と言うよりは犬っぽいかんじ(!?)のルックスが魅力の兄貴です。
以前はモビルスーツレースのレーサーとしても活躍しており、あまりにも自分が強すぎて退屈だから軍に入った、とまでいう相当な自信家の彼は、さしずめ“主人公のライバル風兄貴キャラ” といったかんじでしょうか。
そもそも全裸シャワーシーンで登場後に「最高が似合う、最高の俺!」などといきなり大胆な発言をしたりと、普段の生活からしてかなりワイルド(!?)なこの兄貴(笑)、「信じるものは自分の感覚だけ」という一匹狼的なスタイルを貫き、専用の白いジェノアスカスタムを操りつつ、周囲に派手な武勇伝を(自分で)喧伝する、といったナルシストぶりをこれまた劇中でふんだんに披露してくれたりもします。
第一部では主人公・フリット(フリット・アスノ)のガンダムに「白い機体は俺のもの!」と妙なライバル心を燃やしてほぼ互角の熱い戦いを繰り広げたりもしますが、肝心の対UE(謎の敵)戦では逆に沈着冷静に敵と渡り合い、また、別注カスタム仕様のGエグゼスで出撃した際には、二刀流のサーベルを手にしてあっさりと手強い敵機を撃破するなど、その実力&行動力(?)の素晴らしさはエースパイロットとして充分すぎるほどです。
第二部では年齢を経たせいもあってか、第一部よりもさらに面倒見の良い兄貴分ぶりを発揮。主人公・アセム(アセム・アスノ)を導く存在となって、本来の父親であるフリットの代わりに父親の役割を演じ、アセムの心の迷いを見事に断ち切りました。
ラストの兄貴はこの人、『シュバルツ・ブルーダー』。一風変わったマスクとトレンチコートという個性的(!?)なアイテムで身を包んだ彼は、『機動武闘伝Gガンダム』に登場します。
ネオドイツ出身のガンダムファイターであり、ガンダムシュピーゲルに搭乗、さらにゲルマン忍術の達人で優れた戦略家としても知られる彼は、主人公であるドモン・カッシュの前に何度も現れては、彼を導き、他のファイターたちにも道を説く、という第二の師匠的な役割を果たしてくれる熱い兄貴キャラです。
ちなみに主人公・ドモンの第一の師匠は『マスターアジア(東方不敗)』なんですが、兄貴というには少々貫禄がありすぎる師匠キャラのこのお方、ガンダムに出てくるサブキャラクターの中でもかなり強烈な印象の強さを誇る激熱キャラでもあります(マスターアジアのことはまた別の機会に……)。
だいたい、主人公のドモンだって、小さい子に優しかったりする典型的な兄貴キャラだし……ん、まてよ、ってことは、実は『機動武闘伝Gガンダム』自体が兄貴キャラの宝庫的な作品なんじゃないか~!?
というわけで「俺は兄貴キャラが好きだ~っ! ガンダーム!(注:フィンガースナップで)」という方は、ぜひ『機動武闘伝Gガンダム』を観て、兄貴キャラだらけの “熱い”世界にどっぷり浸かって頂くことをおすすめします!!
さて、そんなこんなで、今回は「兄貴キャラ」をとりあげてきましたが、やっぱり主人公が成長する上で兄貴キャラクターというのは欠かせないもののひとつなんですね~。
もちろん、主人公だけではなく、兄貴キャラクターをはじめとするガンダムの中のサブキャラクターそれぞれの役割にも、これからますます注目していきたいと思います。
ああ、ガンダムの世界って本当に素晴らしいですね~!
さてさてさてさてさてさてさてさてさてさて、今回はここまで。次回も引き続き(!?)、『ガンダム』のお約束ごとについて、ゆる~く探っていきたいと思います。
文/馬場絵麻
ガンダム界のだるま落とし、と巷で噂の“超々初心者向けガンダム入門・ゆるコラム”(!?)、第10回目も、前回に引き続き『~ガンダムのお約束・その10~』についてお話ししたいと思います。
第1回では、ガンダムの「顔」と「カラーリング」、 第2回は「仮面の人」と「ハロ」。 第3回目では「宇宙世紀」、 第4回は「モビルスーツ」、 第5回は「MSV」、 第6回は「ザク」と「ジム」、 第7回は「装備」と「換装」、 第8回は「モビルスーツの進化と発展(例)」、 第9回は「女性キャラクター(『機動戦士ガンダム』編)について触れてきましたが、今回もガンダムといえばやっぱこれでしょ! という「アレ」に関する事柄です。
前回でもお伝えしたとおり、ガンダムといえばMS(モビルスーツ)の格好良さや壮大な設定に加えて、ストーリーの重厚さ、深みのある人間関係と、どこまで話してもその魅力はつきませんが、第10回はその中でも強く、優しく、そして頼れること請け合い(!?)の『兄貴キャラクター』たちを何人かご紹介しちゃいたいな~と思います!
その1
ガンダムといえば、頼れる&主人公の成長を見守る兄貴キャラクターたちが登場するのがお約束!?
まず、最初は『スレッガー・ロウ』。スレッガーさん、としておなじみのこの兄貴(シルヴェスター・スタローン似!?)は地球連邦軍のパイロット『機動戦士ガンダム』に登場します。
陽気なラテン系ナイスガイである彼は、伊達男の名にふさわしく(?)乗艦してすぐにセイラさん(セイラ・マス)やミライさん(ミライ・ヤシマ)に言い寄ったり、と少々軟派なイメージもあったりしますが、そこは職業軍人(中尉)らしく、砲術やパイロットとしての腕はばっちり確かです!(戦艦同士の砲撃戦でも唯一、敵艦に直撃弾を当ててたりもします)
そんなイカス兄貴キャラのスレッガー中尉ですが、サイド6に寄港した際には、婚約者のカムランからの支援を頑なに拒否するミライさんに、なんと平手打ちまでして真意をわからせようと説得するなど、見かけによらず(!?)実はものすごく真面目な部分もあったりする人なんですね。
で、その事件がきっかけとなって、ミライさんと気持ちが通じそうになるのもつかの間、せっかくの彼女からの好意に対して「俺にとっちゃ、あんたは眩しすぎるんだ、住んでる世界が違うんだよ」と言い残し、彼女に母の形見の形見の指輪を渡して出撃することになるのですが……(涙)。
最後まで「男気」を貫くスレッガー中尉は “古風な男前・兄貴キャラ”の代表格でしょう。
「悲しいけど、これ戦争なのよね」の台詞はまさしく至言ですね。
さて、次は『機動戦士ガンダムSEED』に登場する『ムウ・ラ・フラガ』です。地球連合軍第7機動艦隊所属のエースパイロットとして登場する彼はまさに“頼れる兄貴キャラ”の典型なんですが、実はなかなか複雑な過去を持ってたりします。
資産家の家に生まれ、裕福な環境で育った反面、家庭内の問題から暗~い幼少期を過ごした彼は、その後両親を失い、地球連合軍にパイロットとして入隊します。
戦艦・アークエンジェルに乗艦後は、気さくな人柄でクルーや不慣れな艦長職に悩むマリュー・ラミアスらを支え、艦内のみんなから厚く慕われていくことになります。
中でもガンダムのパイロットとして出撃を拒んでいたキラ・ヤマト(主人公)を励ましたりと、まだ軍人として強くなりきれないキラの良き兄貴&先輩として重要な役割を果たしてくれる、とっても優しい兄貴なんですよ~。
“エンデュミオンの鷹”という異名を持ち、卓越した操縦技術でMA(モビルアーマー)やガンダムを始めとするMS(モビルスーツ)などを自在に操る“不可能を可能にする男”として地球連合、ザフト両陣営にその名を轟かせたムウですが、因縁のライバルとなるザフト軍のエース、ラウ・ル・クルーゼとは特殊な力(空間認識能力)を持つ同士でもあり、戦場においてはお互いの存在を感知し合うといった場面もありました。
そして、この暗~い因縁にケリを付けるため、そして戦艦・アークエンジェルと恋人のマリューを守るために盾となって戦死した、と思われていた彼ですが、後の地球連合軍に『ネオ・ロアノーク』と名乗る仮面の男が現れて……。う~ん、なんだか続きがすごく気になるじゃないですか~!
と、ここから先のお話は『機動戦士ガンダムSEED』と『機動戦士ガンダムSEED DISTINY』の両作品をご覧になってぜひ、確かめてみてくださいね~。
続いて『ニール・ディランディ』は、私設武装組織ソレスタルビーイングに所属するガンダムマイスター(パイロット)として『機動戦士ガンダム00』に登場します。
アイルランド出身で、少年時代にKPSA(クルジス共和国のゲリラ組織)の自爆テロにより両親と妹を失ったという悲しい過去を持つ彼は、戦争根絶を訴える組織・ソレスタルビーイングに参加。
競技ライフル射撃の経験を持ち、一時は暗殺を請け負うスナイパーをしていたこともある彼は、その天才的な狙撃能力とパイロットとしての技量を買われてガンダムマイスターに選出され、 “ロックオン・ストラトス”というコードネームでガンダムデュナメスを操縦し、大きな戦果をあげていくことになります。
ガンダムマイスターの中では最年長となるニールは、みんなを引っ張っていく兄貴キャラでありながら、どちらかというとさらっとクールで飄々とした性格のキャラなんですが、主人公の刹那(刹那・F・セイエイ)のことは、同じソレスタルビーイングの仲間の中でも特に気にかけて見守っているようでした。後に彼の戦いに対する理念や考え方に大きく影響を及ぼす助言をしてくれた重要な存在でもありますね。
家族の幸せを奪ったテロ行為を激しく嫌悪する一方で、自らも武力介入という形でやはり紛争の中に身を投じることになったニールですが、きっと誰よりも平和と仲間たちに対する思いは強かったのではないでしょうか……。
その2
ガンダムといえば、主人公のライバル&師匠となる兄貴キャラクターが登場するのがお約束!?
以前はモビルスーツレースのレーサーとしても活躍しており、あまりにも自分が強すぎて退屈だから軍に入った、とまでいう相当な自信家の彼は、さしずめ“主人公のライバル風兄貴キャラ” といったかんじでしょうか。
そもそも全裸シャワーシーンで登場後に「最高が似合う、最高の俺!」などといきなり大胆な発言をしたりと、普段の生活からしてかなりワイルド(!?)なこの兄貴(笑)、「信じるものは自分の感覚だけ」という一匹狼的なスタイルを貫き、専用の白いジェノアスカスタムを操りつつ、周囲に派手な武勇伝を(自分で)喧伝する、といったナルシストぶりをこれまた劇中でふんだんに披露してくれたりもします。
第一部では主人公・フリット(フリット・アスノ)のガンダムに「白い機体は俺のもの!」と妙なライバル心を燃やしてほぼ互角の熱い戦いを繰り広げたりもしますが、肝心の対UE(謎の敵)戦では逆に沈着冷静に敵と渡り合い、また、別注カスタム仕様のGエグゼスで出撃した際には、二刀流のサーベルを手にしてあっさりと手強い敵機を撃破するなど、その実力&行動力(?)の素晴らしさはエースパイロットとして充分すぎるほどです。
第二部では年齢を経たせいもあってか、第一部よりもさらに面倒見の良い兄貴分ぶりを発揮。主人公・アセム(アセム・アスノ)を導く存在となって、本来の父親であるフリットの代わりに父親の役割を演じ、アセムの心の迷いを見事に断ち切りました。
ラストの兄貴はこの人、『シュバルツ・ブルーダー』。一風変わったマスクとトレンチコートという個性的(!?)なアイテムで身を包んだ彼は、『機動武闘伝Gガンダム』に登場します。
ネオドイツ出身のガンダムファイターであり、ガンダムシュピーゲルに搭乗、さらにゲルマン忍術の達人で優れた戦略家としても知られる彼は、主人公であるドモン・カッシュの前に何度も現れては、彼を導き、他のファイターたちにも道を説く、という第二の師匠的な役割を果たしてくれる熱い兄貴キャラです。
ちなみに主人公・ドモンの第一の師匠は『マスターアジア(東方不敗)』なんですが、兄貴というには少々貫禄がありすぎる師匠キャラのこのお方、ガンダムに出てくるサブキャラクターの中でもかなり強烈な印象の強さを誇る激熱キャラでもあります(マスターアジアのことはまた別の機会に……)。
だいたい、主人公のドモンだって、小さい子に優しかったりする典型的な兄貴キャラだし……ん、まてよ、ってことは、実は『機動武闘伝Gガンダム』自体が兄貴キャラの宝庫的な作品なんじゃないか~!?
というわけで「俺は兄貴キャラが好きだ~っ! ガンダーム!(注:フィンガースナップで)」という方は、ぜひ『機動武闘伝Gガンダム』を観て、兄貴キャラだらけの “熱い”世界にどっぷり浸かって頂くことをおすすめします!!
さて、そんなこんなで、今回は「兄貴キャラ」をとりあげてきましたが、やっぱり主人公が成長する上で兄貴キャラクターというのは欠かせないもののひとつなんですね~。
もちろん、主人公だけではなく、兄貴キャラクターをはじめとするガンダムの中のサブキャラクターそれぞれの役割にも、これからますます注目していきたいと思います。
ああ、ガンダムの世界って本当に素晴らしいですね~!
さてさてさてさてさてさてさてさてさてさて、今回はここまで。次回も引き続き(!?)、『ガンダム』のお約束ごとについて、ゆる~く探っていきたいと思います。
【著者プロフィール】
馬場 絵麻
脚本家。暴れん坊シナリオライターです。
ガンダムの魅力と素晴らしさを伝えるため、日々研鑽中!
脚本家。暴れん坊シナリオライターです。
ガンダムの魅力と素晴らしさを伝えるため、日々研鑽中!
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