2018年2月26日 (月)
ガンダムパワーワード 第27回「私はお前とリィズをちゃんと育てた……ちゃんとな……育てたよ……」
第27回
私はお前とリィズをちゃんと育てた……ちゃんとな……育てたよ……
―― レズリー・アノー
(『機動戦士ガンダムF91』より)
瀕死の重傷を負ったレズリー・アノーが、息子であるシーブックに言い遺した言葉。
フロンティアⅣに残り、シーブックやリィズなど逃げ遅れた子どもたちの脱出を最後まで画策したものの、再会したシーブックの脱出を手伝っている最中、攻撃を受けて絶命してしまいました。
金属工学の権威であった自らの職を捨て、家族を支えた彼の志が確認できます。
ここがポジティブ!
父親が命尽き果てるその瞬間まで願っていたのが「子どもの幸せ」という、涙なしでは語れない名シーンのひとつです。
自身のことはどうあれ、まず子どもたちをきちんとした人間に育てた、という矜持が彼を支えていたのは間違いない事実でしょう。
願わくば、今際の際にそう思えるような親になりたいものですね。
(ガンダムインフォ編集部)
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