2018年1月15日 (月)
ガンダムパワーワード 第21回「今の私は、自らを器と規定している」
今の私は、自らを器と規定している
―― フル・フロンタル(『機動戦士ガンダムUC』episode 2より)
赤い彗星そっくりな仮面の男フル・フロンタルが、その正体をバナージ・リンクスに問われた際に答えた一言。「器」とは、宇宙に棄民された人々=スペースノイドの民意であることを示しており、自らは、真の独立と自由を目指していたジオンの意思を継ぐ存在であると語りました。己の意思ではなく、スペースノイドの総意として動いていることを宣言しているセリフです。
ここがポジティブ!
自分の意思を敢えて取り払い、その他大勢のための「器」だと言い切れるフロンタルの胆力には驚かされますね。社会のため、家族のため、そんな大義名分のためならば身を粉にして働ける、そういった覚悟もときには必要になるでしょう。
例えば、どうしても気が乗らない、でもやらなければいけない仕事に直面したとき、自らを「器」と規定し心を無にすれば乗り越えられることもある……かもしれません。
(ガンダムインフォ編集部)
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