2018年12月10日 (月)
ガンダムパワーワード 第68回「今日の私は、阿修羅すら凌駕する存在だ!」
第68回
今日の私は、阿修羅すら凌駕する存在だ!
―― グラハム・エーカー
(『機動戦士ガンダム00』1stシーズン第18話より)
信頼を置いていた部下ハワード・メイスンを、チームトリニティによって殺害されてしまったグラハム・エーカー。彼はその仇討ちを名乗り出て、ガンダムスローネに迫ったときのセリフです。血を吐くほど己の肉体を追い込みながら行った戦闘により、グラハムはチームトリニティを撤退させることに成功します。その鬼気迫る彼の様子は、まさに阿修羅のようでした。
ここがポジティブ!
「阿修羅すら凌駕する存在」――その言葉自体がパワーワードであり、さすがはグラハム、といったところです。部下の死というショックにふさぎ込むことなく、自らの力で駆逐しようとする態度は、まさに上官の鏡。たとえ人命でなくとも、大切なものを理不尽な理由で失ったり奪われたりしたとき、その原因とどのように対峙するべきなのか。その難しい問いに対するひとつのヒントを、グラハムの言動は教えてくれています。
(ガンダムインフォ編集部)
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