2021年9月27日 (月)
ガンダムパワーワード第201回「軍事力を持って出てきた者は、武力制圧しか考えないということをなぜ分からないんだ」
第201回
軍事力を持って出てきた者は、武力制圧しか考えないということをなぜ分からないんだ
シーブック・アノー
(『機動戦士ガンダムF91』より)
シーブック・アノーは、クロスボーン・バンガードの指導者カロッゾ・ロナの演説に欺瞞を感じ、その気持ちを我慢できずに吐露しました。憧れていたセシリー・フェアチャイルドが生家のロナ家に戻り、武力闘争も辞さないクロスボーン・バンガード側の人間になったことに、シーブックはやるせない思いを抱えていたのです。
ここがポジティブ!
軍事力は抑止力にもなりますが、使い方を誤ると戦乱を拡大させてしまう危険性があります。軍事力を使って台頭してきた勢力であればなおさらで、交渉や対話で不利な状況になれば、その力に頼るのは何ら不思議なことではありません。
例えばこれが軍事力ではなく、資金力や政治力を用いて勢力を伸ばしてきた組織だとしましょう。そうした相手と交渉や対話を行う場合、“得意技”を封印するように持ちかけても無意味です。相手となる組織の成り立ちや歴史をきちんと把握しておかなければ、対等に話し合うこともできないのです。
例えばこれが軍事力ではなく、資金力や政治力を用いて勢力を伸ばしてきた組織だとしましょう。そうした相手と交渉や対話を行う場合、“得意技”を封印するように持ちかけても無意味です。相手となる組織の成り立ちや歴史をきちんと把握しておかなければ、対等に話し合うこともできないのです。
(ガンダムインフォ編集部)
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