2024年11月5日 (火)
パワーワード第358回「いいんだ。アムロ君はとてもいいことをしてくれたんだ」
第358回
いいんだ。アムロ君はとてもいいことをしてくれたんだ
――ククルス・ドアン
（『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』より）
ククルス・ドアンの愛機として、これまで島と子どもたちを守ってきたザクは、アムロ・レイによって海に廃棄されました。子どもたちは、これまで島を守り続けてきたザクを呆気なく失ったことに困惑、狼狽します。ですがドアンは、アムロの行動を「いいこと」として称え、子どもたちに伝えたのです。
ここがポジティブ！
戦いのない、穏やかな生活を送りたいと思っていたドアンですが、万が一の備えであるザクを失うことには恐怖心があったはず。ただ、アムロがザクを強制的に廃棄してくれたことで、これ以上戦わなくて良いと安堵したのも事実です。
今、生きている我々も、本当は手放したいけれど、その勇気が一歩踏み出せないものはたくさんあります。その決断を後押しし、サポートしてくれるアムロのような存在がいたときは、ドアンのように素直に感謝を述べたいものですね。
今、生きている我々も、本当は手放したいけれど、その勇気が一歩踏み出せないものはたくさんあります。その決断を後押しし、サポートしてくれるアムロのような存在がいたときは、ドアンのように素直に感謝を述べたいものですね。
（ガンダムインフォ編集部）
※本連載は筆者独自の見解です。
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