「Q．ガシャポン『EXCEED MODEL ZAKU HEAD』2月中旬発売！次に出してほしい量産型MSは？」【2/20～2/26】

ジム	28.7%
グフ	19.7%
アッガイ	11.2%
ドム	10.0%
ゲルググ	9.9%
ギャン	6.2%
ズゴック	6.1%
ザクI	5.2%
ゴッグ	3.2%

（回答1,718人）

ガシャポン「EXCEED MODEL ZAKU HEAD」2月中旬発売！次に出してほしい量産型MSは？

ない、ない、な～い。どこで売ってるのか、わからな～い？？？
ということで、普段ガシャポンを買い慣れていない筆者は「EXCEED MODEL ZAKU HEAD」をまだ手に入れていない。だが欲しい。これはぜひ開封して、自分の手で組み立ててみたい。そして、また、元の球体に戻してみたいのである。そう思わせる何かがこれにはあるのだ。他作品では、タマゴ形から変形してフィギュアになるおもちゃを見たことがある。しかし、ガシャポンになるとは。ある意味、当然のようだが、コロンブスの卵的な発見のようにも感じる。ということで、次に出してほしい量産型MSを調査してみた。

が3割近い支持を集めた。ふむふむ、理解はできる。しかし、ここは順当にザクIではないのか。せめて、グフくらいではないのか。開発者の苦労というものをまったくわかっていない。いやこれは愛なのかもしれない。あえて先にガンダムタイプを製品化することでノウハウと経験値をためて欲しいという親御心なのではないのか。あえて苦しい道を選ぶからこそ、新しい未来が開かれるのだ。そして、よくよく見れば、ジムはアンテナもないし、そのまま球体に入りそうである。でも、そのままでは面白くない。外装をそのまま製品に転用する見事な変形がなくてはいけないのだ。う～む。ユーザーからの親御心というものはいつも厳しい。

がグフが2割近い支持を集めた。こちらは、より開発者の事情を察してくれる方が多かったようである。まあ、単にジオンファンだという方もいるのであろう。この流れでいけば、ゲルググやザクIがもう少し上位に来てもよさそうである。ここで不思議なのはアッガイが3位につけていることだ。なるほど、これは挑戦状だな。アッガイをガシャポン化するにあたって、頭部だけをできる開発者がいるだろうか。否、いない。アッガイを製品化するとなったら、あの隠れていた時のしゃがんだポーズを球体に入れてみたくなるはずだ。形をわかった人、美をわかる人こそ、アッガイの頭部だけを球にしろといわれてもできないはずだ。それを超えてみろというユーザーから開発者への挑戦状なのだ。


この手のアンケートをすると、大抵は欲望のままに答えてしまうユーザーが多いが、このガンダムインフォのユーザーレベルになると、愛と戦いが見え隠れする。そこにはどうしても欲しいと望む欲望があり、そしてムリかもしれないという葛藤がある。簡単にいうと気をつかっているのではないかと思える時があるのだ。「これにしておけば、開発期間も短くて済むんじゃないの」とか。そんなものは必要ない。もっと堂々と欲しいものを欲しいと要求していいのだ。開発者はその要求の上をゆくモノを常に狙っている。開発者が「よ～し、やったろうやんけ」と思えるようなモノを要求してほしいのだ。その点、アッガイは挑戦的だったかな～と思えたのだ。
えっ、誰もそんなこと考えてないって？