2016年3月14日 (月)
「Q.ホワイトデーにきちんとお返しをしそうな鉄血キャラは?」【2/29~3/6】
名瀬・タービン | 35.8% |
ビスケット・グリフォン | 26.2% |
マクギリス・ファリド | 17.1% |
三日月・オーガス | 5.6% |
オルガ・イツカ | 4.6% |
アイン・ダルトン | 3.3% |
ガエリオ・ボードウィン | 3.0% |
昭弘・アルトランド | 1.7% |
ユージン・セブンスターク | 1.4% |
ノルバ・シノ | 1.3% |
(回答2,444人)
Q.ホワイトデーにきちんとお返しをしそうな鉄血キャラは?
3月14日は男性には悩ましいホワイトデーだ。
恋人がいない人にとって、誰が作ったのか、問いただしたくなるようなイベントといってよい。由緒正しい(?)バレンタインデーに対して、ホワイトデーはバレンタインデーにうまく乗ったチョコ業界に対して、キャンディなどの他の菓子業界が対抗して作ったと言われる記念日である。由来も歴史もあったもんではない。これでは、ガンプラを交換するガンプラ記念日でもよかったのではないかと思えてしまう。
そんな屁理屈を言っているような中年男には、誰もチョコをくれない。しかし、ここで安心できないのがホワイトデーの恐ろしいところだ。もらえるモノは拒まないというのが一般女性の常らしいということに、半世紀近く生きてきて、私もようやく気が付いた。しかも妻や娘のように、もらって当然と思っている人たちもいる。さらに、バレンタインの3~5倍返しなどというどこぞのテレビドラマような妙な増幅バイアスもかかっているようなのだ。
そんなこんなで、男性にとって悩ましい3月14日。鉄血キャラではどうなのか調査してみた。
が36ポイント弱の支持を集めた。名瀬はエライ。タービンズの女性たち皆を愛しているし、それぞれに愛を分け与えている。そして名瀬の子どもは何人いるのかわからないほど多い。だが、これは単に名瀬が好色というわけではない。ラフタやエーコが語ったように、迫害を受けやすい女性を集めて守っているといえるのだ。つまり、タービンズの女性たちにとってチョーいい人である。その結果、好かれ、愛が生じて、子どもが生まれたという事実につながったに過ぎない。一夫多妻制を認める宗教もあるが、妻たちを平等に扱うなど条件があり、実際は経済的に余裕がある人しかできない。つまり財力がある人だけができる、人助けでもあるのだ。女性への気遣いに秀でた名瀬が1位になったのもうなづける。
が26ポイント強の支持を集めた。1位の名瀬に対してビスケットは子どもたちにも人気の優しいお兄さんだ。火星に残してきた妹のクッキーとクラッカのことを常に思いやりながら、鉄華団の子どもたちにも気を使い、クーデリアやメリビットさんにも気を配ることができる優しい少年だった。オルガや三日月の判断にも的確な助言をするなど、参謀的な能力も持っていた。子どもにも大人にも、男性にも女性にも、分け隔てなく気を使うことができるビスケットは、たしかにキャンディーやお菓子を忘れないだろう。
いみじくも、3月13日(日)放送の『鉄血のオルフェンズ』第23話では、純白の大雪原の中、カルタ・イシューの血が流されてしまった。「血のホワイトデー」といってもいいのかもしれない。まるでマクギリスからのプレゼントのようだった。だとすれば、怖いプレゼントである。
今回のカルタの攻撃は単なる攻撃ではなかった。騎士道に則った3対3の決闘を申し込んだカルタは、お互いの犠牲を最小限にして、雌雄を決しようとしたのだろう。しかし、三日月には通じなかった。よく考えたら、決闘とはいえ、突然襲ってきたのはカルタの方である。鉄華団の子どもたちも、なんとなく三日月の戦いを見ておかねばならないと感じたようだった。カルタとの戦いは、すでに個人的な私怨を超え、互いの存続をかけた戦争に発展しているのだということをわからせるための、三日月の強烈なメッセージであったように思えてくる。はたして、三日月たちはどこまで行ってしまうのだろう。ちょっと、怖い気がしてきた。
(ガンダムインフォ編集部)
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