2015年6月29日 (月)
「Q.6月21日は父の日!ガンダムシリーズで“頼れる父”といえば?」【6/15~6/21】
ブライト・ノア | 37.0% |
ウズミ・ナラ・アスハ | 16.5% |
アセム・アスノ | 12.4% |
セルゲイ・スミルノフ | 11.2% |
ドズル・ザビ | 7.4% |
イオリ・タケシ | 6.7% |
カーディアス・ビスト | 4.2% |
フリット・アスノ | 2.4% |
グシオン・スルガン | 1.2% |
ジオン・ズム・ダイクン | 1.1% |
(回答 3,336人)
Q.6月21日は父の日!ガンダムシリーズで“頼れる父”といえば?
「父の日」は男手ひとつで育ててもらった娘の感謝の気持ちから生まれた。ということは単に父親というより、子育てに積極的に参加し、子どもたちに育ての親として認識された男性に感謝する日であるといえよう。日本では6月の第3日曜日が「父の日」だ。これまでに「ガンダムで父親といえば」、「戦った・争った父子といえば」と父親に関する調査をしてきたので、今年は「頼れる父」ということで調査してみた。
が37ポイントの支持を集めた。ブライトさん人気である。参加作品が多く、アニメを視聴していた世代の成長と共に歳を重ねていったということも、共感を呼ぶ理由になったとのだろう。
『Ζガンダム』の時にはアーガマの艦長に就任した。混迷を深める連邦軍内部の状況を見てエゥーゴに参加し、ティターンズ・アクシズと三つ巴の戦いに挑むその姿は、地球の未来を憂う父親の戦いだったのかもしれない。また、地球に残してきた、ミライさんや子どもたちのことを気に掛けるよき家庭人でもあったところが、高ポイントの獲得につながったと思われる。
が16.5ポイントの支持を集めた。 第101回の調査では、2位のセルゲイ・スミルノフ(ロシアの荒熊)の後塵を拝し3位であったが、今回はみごと2位を獲得した。
ウズミはカガリの養父であるが、カガリを立派な指導者に育てようと、実父に勝るとも劣らない毅然とした態度で接していた。地球連合軍のオーブ侵攻作戦の際、その技術とマスドライバーの接収を避けるため、施設を自爆させ、側近ともども自らの命を絶った。その時のカガリとの別れのシーンが感動的だったので、とても印象深い父親であった。ちなみに、選択肢で実父ではなかったのはこのウズミとグシオンのふたりである。
みんな何か勘違いをしているのではないだろうか。父といえどもただの男である。よっぱらって醜態をさらす時もあれば、上司やクライアントに怒られてへこみ、情けない姿の時もある。いつも立派な人格者として尊敬される存在ではない。正直重たいのだ。父親なのだからこうしないといけない、こうあるべきだなどと人に言われることが。だから父としては、あまり「頼って欲しくない」というのが本音だ。というより、子どもは早く自立して欲しい。その上で対等な大人として、酒を飲みながら、意見を戦わせたり、一緒にスポーツをして負かされたいのだ。つまり、頼ってもらいたいというより、早く乗り越えていって欲しい。それが父の本音なのではないだろうか。そう、踏み台にして欲しいのだ。ブライトもウズミもそうであった。
そうか「頼れる父」というのは、実は「子どもの成長を望む男」ということなのかもしれないな~。
(ガンダムインフォ編集部)
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