2012年1月30日 (月)
「Q.ガンダムAGE第14話でユリンが…!ガンダムで誰かをかばって犠牲になったキャラといえば?」はララァ・スンが1位!【2012年1月16日~2012年1月22日】
■第236回 2012年1月16日~2012年1月22日
Q.ガンダムAGE第14話でユリンが…!ガンダムで誰かをかばって犠牲になったキャラといえば?
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実は低年齢層向けの作品だろうと、ちょっと油断していた『ガンダムAGE』。だがフリット編のクライマックスでは大人向けのドラマ顔負けのシリアスなドラマ展開で、息子と見ながらちょっとドキドキしてしまった。第14話でユリンが死んでしまった理由を6歳の子供に説明するのは難しいな~と思っていたが、特に聞かれなかった。子供心になにか感じていたのであろう。第15話でもグルーデックがヤーク・ドレの息子に「お前も私のように復讐に心をやつして、悲劇的な人生を歩め」とかなりドキドキするセリフを投げかけていたので、またまたビックリだった。実はドキッとする展開もガンダムにいろいろとある。中でも身を挺して愛する人を守る姿は印象的だ。ということで、誰かをかばって犠牲になったキャラを調査してみた。 |
第1位はララァ・スンが34ポイント強の支持を得た。第2位のムウとは僅差であったが、当初から順位の変動はなかった。真のニュータイプになりきれないシャアと出逢うのが遅かったというアムロとの狭間で命を落としたララァ。ちょっと見た目には、昔からよくある痴情のもつれの上の刃傷沙汰のようにも見えるが、そんな単純な理由ではない。もっとこう精神的な支えというか、いやマザコンとかではなく。なんて言ったらいいのか、う~ん。まあ、波の上に浮かぶアムロの眼とララァの姿のイメージシーンが印象的だったな~と。 |
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第2位はムウ・ラ・フラガが33ポイント強の支持を得た。愛するマリューのいるアークエンジェルの前に立ちふさがり、ナタルの乗るドミニオンから放たれたローエングリンをストライクのシールドで受け止めて爆散した。対要塞用の陽電子砲であるローエングリンをストライク1体で受け止められたのは、まさに驚異の力だともいえよう。そのくらいムウの愛の力は大きかったのだ。さらに『SEED DESTINY』ではネオとして復活し、最後にはマリューとハッピーエンドを迎えるという驚異のラッキーマンであることを証明した。 |
愛する人や大切なものを守るために、自らの犠牲をいとわないというのは、日本のみならず世界的に共通する思いなのだろう。いや人間のみならず、動物にもまま見られる行為である。普遍的な心情であり、また感動的である。ところで選択肢の中で計算して犠牲になったのは、唯一ティエリアである。ヴェーダに記憶などを逃せば存続できるという、ある意味不死身だからこそなせる行動だ。しかし仮の器(身体)とはいえ感情もあれば痛みもある。それでも刹那を守ったのは、イノベイドであるティエリアがロックオン(ニール)を始めとする人間から学んだ“人としての有り様”を正しいものとして実行したからなのかもしれない。 |
ガンダムインフォ編集部
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