2012年1月23日 (月)
「Q.1月第二月曜日は成人の日。いろいろな意味で二十歳前後とは思えないキャラといえば?」はブライト・ノア(一年戦争時19歳)が1位!【2012年1月9日~2012年1月15日】
■第235回 2012年1月9日~2012年1月15日
Q.1月第二月曜日は成人の日。いろいろな意味で二十歳前後とは思えないキャラといえば?
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大人って、いったいいつから大人になるのだろうか? 実は微妙だったりする。お年玉をもらえなくなったら大人だとか、深夜ゲームセンターに行けるのが大人だとか、お酒やギャンブルができるのが大人だとか思われているのではないだろうか。現在の日本の法律上では、自分の意志でいろいろと決めることができる満20歳を越えた人を成人と呼んでいる。自らの意志で部屋を借りたり、結婚したりすることができるようになる。いろんなことができるようになる20歳だが、まだ経験不足で未熟な部分も多い。過酷な環境のためか、ガンダムの世界ではヘタな大人よりも、大人びた人々が活躍している。ということで、20歳とは思えないキャラを調査してみた。 |
第1位はブライト・ノア(一年戦争時19歳)が過半数を超え、3分の2近い支持を得た。昨年11月に公開された『ガンダムUC』episode4に新しい声優さんを迎えて登場したのが記憶に新しい。「左舷~」や「弾幕薄いぞ!」などで有名なブライトさんだが、初登場の『ガンダム』の時は若干19歳の士官候補生だった。民間人のにわか軍人をうまくまとめて、生き延びることができたのは、彼の統率能力のおかげだったのだろう。アムロやシャアのような戦闘の才能は少ないのかもしれないが、大人に必要な統率力に優れていた。 |
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第2位はハマーン・カーン(グリプス戦役時20歳)が12ポイント弱の支持を得た。『Ζガンダム』では第三勢力アクシズとしてエゥーゴとティターンズを手玉にとるが、シロッコに邪魔された。『ガンダムΖΖ』では、組織名をネオ・ジオンに変え、一時は地球圏を掌握するが、グレミー・トトに背かれ、最期はジュドーとの対決で果てた。シャアに憧れていた夢見る少女は、面倒くさい男たちに足を引っ張られ続けたとも言える。しかし、ミネバを擁していたとはいえ、旧ジオン勢力をまとめ上げた統帥力は見るべきものがある。 |
今回の調査結果から考えてみると、成人(=大人)の魅力は、どうも統率力らしいということが分かった。個人技は、各個人の才能や努力で培うことができるかもしれない。しかしチームをまとめてリーダーとなれる人、それこそが大人の証と考える人が多かったようだ。アセム編がスタートする『ガンダムAGE』では、アラフォーとなったフリットが連邦軍司令官となって登場する。ガンダムを作ったり、戦ったりして、個人的な才能もすばらしかったが、大人となった統率力にも注目してみたい。 |
ガンダムインフォ編集部
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