2012年1月16日 (月)
「Q.2012年は辰年。ガンダムで“竜”から連想するといえば?」はドラゴンガンダムが1位!【2012年1月2日~2012年1月8日】
■第234回 2012年1月2日~2012年1月8日
Q.2012年は辰年。ガンダムで“竜”から連想するといえば?
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今年は辰年。ということで、ガンダムで“竜”を連想するものを調査してみた。なぜ昨年“うさぎ”を連想するガンダムや一昨年“トラ”を連想するガンダムを調査しなかったかというと、選択肢が見つからなかったからだ。考えてみると干支に似たガンダムってそういない。調べてみると干支を動物になぞらえるのも本来の意味からすると違うようで、「辰」の意味は音読みの「シン」に由来するらしいのだが、なぜか「竜」を当てるようになったらしい。なぜ「竜」だけ伝説の動物なのか不明らしいが、実はかつて存在していて、絶滅した動物だったという説もある。 |
第1位はドラゴンガンダムが43ポイント強の支持を得た。『Gガンダム』のサイ・サイシーが搭乗したネオチャイナのモビルファイターである。竜はもともと中国の伝説の神獣であり、その元祖ともいえる中国の代表で、名前も「ドラゴン」の名を持つガンダムが半数近い認知度を誇った。竜の顔をした両腕のドラゴンクローが特徴的で、伸縮自在の両手の動きと口にあたる部分から火炎を放つ姿がまさしく伝説の竜をほうふつさせる。竜といえば、本来は雷だと思うのだが、このMSは口に当たる部分から火炎を放つ姿が妙に似合っている気がする。 |
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第2位はアルトロンガンダムが27ポイント強の支持を得た。『ガンダムW』で張五飛が搭乗したガンダムだ。最初、シェンロンガンダムに乗っていたのだが、改修されてアルトロンガンダムとなった。その際、特徴的な腕のドラゴンハングは片手から両手に増えて、背部の火器などが追加された。両腕のドラゴンハングからアルトロン(二頭龍)の名がついたと思われる。張五飛は2体とも「ナタク」という愛称で呼んでいたのだが、「Endless Waltz」版のアルトロンガンダムが「ガンダムナタク」としてプラモデル化されている。 |
「竜」をモチーフにしたガンダムの機体というのが、実は4つしかなかった。ドラゴンガンダムとアルトロンガンダムとシェンロンガンダムと龍装 劉備ガンダムだ。今回は「連想するもの」も選択肢に挙げさせていただいたのだが、ドラグーンシステムは第3位と健闘した。ドラグーンとは「竜騎兵」を指す言葉であるが、『SEED』では別の意味の頭文字なので、実はちょっと微妙なチョイスであった。ちなみに第5位のバウはなぜ「竜」を連想するかというと、腰アーマーの「龍飛」という文字から選ばせていただいた。そんなこんなで、ちょっとこじつけぽい理由で選ばれた選択肢もあるが、もともと干支の動物もこじつけみたいなものなのだ。ということでマニアックな方は、紅龍(ホンロン)のフィギュアやドラゴン・フライを根付けにしてお守りにするといいのでは? |
ガンダムインフォ編集部
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