2011年3月14日 (月)
「Q.ガンダムといえば大気圏突入!? 単独で大気圏突入した(突入できる)ガンダムといえば?」はガンダムが1位!【2011年2月28日~2011年3月6日】
■第190回 2011年2月28日~2011年3月6日
Q.ガンダムといえば大気圏突入!? 単独で大気圏突入した(突入できる)ガンダムといえば?
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3.11東北沖大地震の被害は甚大だった。 亡くなられた方のご冥福をお祈りし、被災された方々の1日も早い復興を願いたい。 空気(大気)は我々の身の回りにありふれたものだが、大気圏突入とは、そのありふれた空気(大気)にすごいスピードでぶつかるととてつもない驚異となるということだ。その驚異を乗り越えるガンダムたちについての調査結果を見ていこう。 |
第1位はガンダムが3割強の支持を得た。TV版では股の間のポケットから耐熱フィルムを取り出し使っていたが、劇場版ではガス状の耐熱フィールドを吹き出して全体をおおっていた。ガンダムのマニュアルに記載されていたので、設計時の仕様だったのだろう。ただガンダム以外では実施された描写はなく、『Zガンダム』の時代には、より安全な風船状のバリュートシステムが採用されることとなった。この状態では上方にしか攻撃できないため、先に落下した方が後から来たものを狙い打ちできる。降下中は非常に危険である。 | ||||
第2位はZガンダムが2割強の支持を得た。3位のフリーダムガンダムとは4ポイントほどの僅差であった。Zガンダムの最大のポイントはウェーブライダーという巡航形態に変形可能なことだ。この形態であれば、底面の装甲素材とシールドを使って、単独での地球への大気圏突入が可能となる。実は1、2位の2機以外のガンダムはどのように大気圏突入の衝撃と熱を回避しているのかよくわからない。しかも、フリーダムはプラントから短時間のうちにアラスカ上空に飛来しているので、驚異的な推力と耐熱性があるものと思われる。 |
スペース・シャトルが実用化されて大気圏突入後の再利用も実現できた。しかし、ちょっとしたキズで熱が内部に進入するなど、非常にきめ細かい配慮が必要になる。そのためコストもかかり、スペース・シャトルは運用停止が決まっている。まして戦闘をしたあとのモビルスーツや戦艦がそのまま大気圏に突入するなどなかなか考えにくい。しかし落下速度さえコントロールできれば突入の衝撃と熱を和らげることができるので、充分な推力をもつフリーダムなどは可能なのだろう。まあ、強いガンダムは大気圏突入もへっちゃらということだが、結果はガンダムやZガンダムに支持が集まった。やはり、より現実に近い方が親しみを覚えるからなのだろうか。 |
ガンダムインフォ編集部
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