第1話の放送前に、13分ものプロローグを無料公開するという大盤振る舞いをしてくれた『ガンダムビルドダイバーズ』。今回は『ガンダムビルドファイターズ』とは異なる新しい世界でガンプラバトルが行われる。1対1のバトルだけではなく、部隊同士の戦いも描かれるようなので、射撃、格闘の戦術だけではなく、作戦や策略といった戦略レベルでの対決も見どころになりそうだ。

ということで、よりキャラクターの知力や性格が重要になってくるのだが、今回はそのキャラクターを調査してみた。

が半数近い支持を集めた。その愛くるしい姿から想像できないダンディーな声で「予定通りだな」とひとりごちる。「それでは諸君、鬼退治に行くとしようか」と仲間を鼓舞するリーダーシップもなかなかの貫禄である。相手の行動を的確に予測し、対する策略を準備して、着実に実行する。まさに智将の名にふさわしい。『ビルドダイバーズ』プロローグでは、智将の名に恥じぬ能力の片鱗を見せてくれた。

が15ポイント強の支持を集めた。ネコミミのモモちゃんは惜しくも0.9ポイント差の3位であった。明るく元気なサッカー部のモモちゃんに対して、サラは運動は苦手そうな、物静かでミステリアスな雰囲気の少女だ。青みがかった銀髪はキジマ・シアやアイラを思い出させるが、もう少しやさしそうで、幼い印象である。リアル（現実）の世界ではなく、電脳仮想空間のGBN内で主人公と出会うらしく、ガンプラに込められた想いを感じとることができるようだ。戦闘に加わるというよりは、どうも感情面でビルダーたちに影響を与えてくれそうである。


今回のタイトルに含まれる「ダイバー」であるが、これはおそらく電脳空間に潜る人（ダイブする人）という意味であろう。今までの「ビルドファイターズ」2作品の戦いの場は、あくまでバトルフィールド（戦場）であったが、今回は時間軸や世界観が存在する空間になるのであろう。また、今回2位となったサラがキーパーソンとなることは間違いなさそうである。ロンメルとクジョウ・キョウヤとのバトルも気になるところであるが、個人的にはモモちゃんのネコミミとしっぽがどんな役に立つのかとても気になっている。きっと役割があると思うのだ。早く第1話が見たいな～。

（ガンダムインフォ編集部）