SDガンダムが三国志をモチーフにした舞台を駆け巡る「BB戦士三国伝」が発売から10周年だ。発売当時は、壮大な三国志のストーリーということで、董卓、曹操、劉備、孫権などがどのような姿で活躍するのか、はたまた、誰がどの機体になるのか、歴史ファン、ガンダムファンにとっては興味津々であった。その後、アニメ化され『SDガンダム三国伝 Brave Battle Warriors』として2010年からテレビ放送され、SDガンダムの世界観を大きく広げる作品となった。そんな「BB戦士三国伝」が、10周年を記念して新規描き起こしパッケージで再キット化された。ということで今回はその中から気になるアイテムを調査してみた。

が46ポイントの支持を集めた。袁術、袁紹、董卓といった三国志では首領級の方々は5ポイント台の中、圧倒的な人気となったのは貂蝉キュベレイであった。貂蝉という女性はその美貌でもって、董卓とその部下、呂布との間に亀裂を生じさせ、董卓暗殺のきっかけを作った人物とされる。まさにキュベレイのパイロットであったハマーン・カーンを彷彿とさせる機体である。また、このキットはBlu-ray BOX限定特典だったこともあり、注目度が増したと思われる。

が14ポイントも支持を集めた。第3位のBB戦士410 典韋アッシマー 賈詡アシュタロン 攻城兵器セット＆合体武装6種（甲）とは0.4ポイント差の僅差であった。公孫瓚は袁紹と長らくにらみ合いを続けるが、策略のみならず、呂布と一騎討ちをするなど、武勇にも名をのこす活躍をした。特に有名なのは優秀な部下を白馬に乗せて「白馬義従」という部隊を作ったことである。そのことから、このキットにも「白馬将軍」ということで、黒い馬に白い甲冑を着せたセットとなっている。また、今回の選択肢の中では貴重なガンダムタイプということで、注目されたようだ。

今回、白い機体が1、2フィニッシュとなったが、なぜか白い機体は人気である。2年後にはアニメ『SDガンダム三国伝 Brave Battle Warriors』の10周年も控えているので、今のうちに新パッケージのキットを作りながら「三国伝」のおさらいをしておくのがよいだろう。

また、SDガンダムといえば、先日、新シリーズ「SDガンダム クロスシルエット」の発表が行われた。こちらはどのような展開になるのか、6月の発売が楽しみである。

（ガンダムインフォ編集部）