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2019年5月20日 (月)

「Q.5月12日は母の日!シャアの母になれそうなキャラクターは?」はララァ・スンが1位!【5/6~5/12】

ガンダム国勢調査 第610回

Q.5月12日は母の日!シャアの母になれそうなキャラクターは?

ゴールデンウィークにコンビニに行ったら、カタログや看板が所狭しと展示され、アナウンスが繰り返されていた。そう「母の日」のキャンペーンである。離れて暮らす母にはもちろん感謝している。しかし、カーネーションを送るのは気恥ずかしいし、何を贈っていいかもわからない。なーんてしている間にその日は過ぎてしまった。ダメだなー男は、つい考えすぎてしまう。

ということで、母に思い入れの強いキャラクターといえばこの人、シャア・アズナブル。彼の母になれそうな女性を調査してみた。

 

 

が過半数を超える支持を集めた。それはそうであろう。『機動戦士ガンダム』では「ララァ・スンは私の母になってくれるかもしれなかった女性だ」とシャア本人が口にするのだから。ニュータイプの先読み能力を使いこなし、目覚ましい戦果を挙げたララァ。彼女を見つけ特殊機関で育てさせたのはシャアであった。その出会いについては長らく謎であったのだが、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』で映像化された。ララァはその能力をカジノ荒らしに利用させられていたのだ。そんな環境から抜け出す際には、相手の攻撃を読み、シャアの命を幾度となく救うシーンがある。まだニュータイプの訓練を受けていないのに、そんなことができるものだと思った場面である。最初はお互いの利害が一致したので行動を共にすることにしたのだろうが、お互いに欠けていた家族愛を補完するように心が魅かれていったようである。

 

 

が22ポイント強の支持を集めた。『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』での階級は大尉であるが、主にニュータイプ研究所の長として、クェス・パラヤの強化にあたった。プライベートでは33歳のシャアと大人の関係もあった。ロックグラスを回すシャアの足に、バスローブ姿で乗り、目をのぞき込むナナイを見て、「あー、ガンダムも大人の恋愛を描くようになったのだなぁ」と思ったものである。私は大人であったが、もし中学生だったらドッキドキなシーンだ。とても色っぽくて美しいナナイだが、シャアが居なくなると「くそっ!あんな小娘に気を取られて」ともらす。ふ~ん、とてもライバルとは思えない幼いクエスに嫉妬するんだ。こんなセリフ一つで、恋する女性の心理というものを教えてもらった気がした。とはいえ、私はまだ経験を生かす機会には恵まれていないのだが……。

 

 

さて、シャアはさまざまな女性と重要な関係にあった。それは単なる女好きだからとかではなく、幼少時に得られなかった母親の愛を求める男の子だったからなのかもしれない。父ダイクンを暗殺され、母アストライアは幽閉された。ザビ家による迫害を避けるためにマス家に養子に入り、そのまま母に会えずに訃報を受け取る。また、幼い妹セイラのために気丈にふるまわなければならなかった事も影響していただろう。親子の愛を引き裂かれた恨みを晴らすために、阿修羅の道を選んでしまう。

少年時代の母親の愛とは、まるでやわらかい洋菓子を包み込むような優しさで、子供に安心感を与えてくれるものだ。それを10歳のころに突然奪われたのだから、大人になって取り戻そうとするのも理解はできる。しかしである……。美しく聡明な女性たちに次々と好意を抱かれるシャア。「なんてうらやましいんだ」と思ってしまうのは私だけではないはずだ。

 

 

(ガンダムインフォ編集部)

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