「Q．9月25日は『骨董の日』！アンティークなメカといえば？」は∀ガンダムが1位！【9/11～9/19】

が37ポイント弱の支持を集めた。∀ガンダムは、過去の文明の遺産が眠るマウンテン・サイクルに祀られていた石像「ホワイトドール」の中から発見されたMSである。この機体の最大の特徴は、ナノマシンを装備していることであり、損傷した装甲を自己修復することができた。そのナノマシンを大量に放出する「月光蝶」という機能は、地上にある人工物を破壊し分解する能力があった。過去に地球上の古代文明を砂に変えたと伝えられている。それ以前の歴史は「黒歴史」と呼ばれるようになった。

第2位は、ガンタンクR-44が25ポイント弱の支持を集めた。ガンタンクのコンセプトを小型可変型として開発された頭頂高10mクラスのMSである。『機動戦士ガンダムF91』の時には、戦争博物館に収蔵されていたが、シーブック・アノーと仲間たちがスペースボートに辿り着くための乗り物として使用された。
第3位はガンダム・バルバトスが23ポイント弱の支持をあつめた。約300年前に人類を滅亡寸前にまで至らしめた厄祭戦の末期に活躍したMSのひとつである。基礎設計は旧式なのだが、禁忌とされた阿頼耶識システムと、エイハブ・リアクターを2基搭載し高出力を得る設計のガンダム・フレームで構成されたため、新型のグレイズを凌駕する性能を発揮した。
第4位はキャトルが16ポイント強の支持を集めた。初期のコロニー建設時代に使用されていた屋内作業用の機械で、型の古い骨董品といえるが、30ｍほどの高さを誇り、ホバーで移動できた。ロストコロニー「ムーン・ムーン」の住民たちからは「役に立たない機械文明」を象徴する御神体として崇められていたものであったが、モンド・アガケの協力で、侵攻してきたアクシズの勢力と戦った。

骨董品の中には、実際に使用されて傷がついた方が、価値が上がるものがあるという。例えば、使っているうちに下地の黒がでてくる「根来塗」は「用の美」と呼ばれ人気が高い。単なる工芸品としての美しさだけでなく、時代をくぐり抜けてきた重みが加わり、実際に使われてこその魅力というものがあるのだろう。
今回の4つのメカも劇中で重要な活躍をしていた。第1位の∀ガンダムは、戦闘以外にも洗濯物を干したり牛を運んだりと色々役に立っていた。その見た目はナノマシンで修復されるのでアンティークぽくないが、その人の役に立つ道具（メカ）としての幅の広さが高支持を集めたようである。