▲実物大ガンダム立像を経て、ついに“動くガンダム”が誕生!(イラスト:おほしんたろう)
※この動きの再現予定はございません
※この動きの再現予定はございません
おほしんたろうさんのイラストとともにガンダムインフォ15周年を振り返る特別連載の第3回。最終回となる今回は、2017年から2021年編です。
この5年間で、お台場の実物大ガンダム立像が実物大ユニコーンガンダム立像に代替わりし、上海には実物大フリーダムガンダム立像が現れました。横浜では実物大ガンダムが動き出し、福岡には実物大νガンダム立像が出現しようとしている……そんな時期です。昔というには記憶に新しい期間を、ぜひ思い返してください。
なお、本特別連載の第1回と第2回も好評公開中となっていますので、まだご覧になっていない方はぜひご確認ください。
このほか、ガンダムインフォでは、15周年を記念して超豪華プレゼントが当たる読者投稿企画を引き続き実施中です。受付は今週末11月20日(日)までとなっており、詳細は本ページの下部にまとめていますので、まだ参加されていない方はお早めにご投稿ください!
■おほしんたろうの1コマ漫画と振り返る「ガンダムとガンダムインフォの15年」
・第1回【2007~2011年編】
・第2回【2012~2016年編】
・第3回【2017~2021年編】※本記事
この5年間で、お台場の実物大ガンダム立像が実物大ユニコーンガンダム立像に代替わりし、上海には実物大フリーダムガンダム立像が現れました。横浜では実物大ガンダムが動き出し、福岡には実物大νガンダム立像が出現しようとしている……そんな時期です。昔というには記憶に新しい期間を、ぜひ思い返してください。
なお、本特別連載の第1回と第2回も好評公開中となっていますので、まだご覧になっていない方はぜひご確認ください。
このほか、ガンダムインフォでは、15周年を記念して超豪華プレゼントが当たる読者投稿企画を引き続き実施中です。受付は今週末11月20日(日)までとなっており、詳細は本ページの下部にまとめていますので、まだ参加されていない方はお早めにご投稿ください!
■おほしんたろうの1コマ漫画と振り返る「ガンダムとガンダムインフォの15年」
・第1回【2007~2011年編】
・第2回【2012~2016年編】
・第3回【2017~2021年編】※本記事
※過去の記事の一部に表示崩れがございます。ご容赦ください。
2017年 実物大ガンダム立像、実物大ユニコーンガンダム立像にバトンタッチ!
この年最大の話題。それは、お台場の実物大ガンダム立像が実物大ユニコーンガンダム立像へ代替わりしたことだと断言出来ます。
前年に実物大ガンダム立像の展示終了とガンダムフロント東京の営業終了が発表されましたが、代替わりの期間中もトレーラーショップとガンダムカフェは営業を継続。お台場からガンダムの火が消えることもありませんでした。
とはいえ、2012年に再びお台場に立ったガンダムはその役目を終え、ユニコーンへとバトンタッチ。
間違いなく、お台場における一つの節目でありました。
お台場で展示を開始した実物大ユニコーンガンダム立像は、その“変身”の大部分を再現。よりダイナミックな演出は、ダイバーシティ東京 プラザの壁面を利用して上映される「WALL-G」との相性の良さもあり、さらなる人気を博しました。
また、ガンプラ専門施設「ガンダムベース東京」もこの年にオープン。同施設は後に福岡・名古屋・京都にも展開され、各地域におけるガンプラ活動の中心となっています。
さらに、この年は、複数の特徴的な作品がリリースされた年でもあります。
まず挙げられるのは『機動戦士ガンダム Twilight AXIS』で、同作は「ガンダムファンクラブ」での独占先行配信という特殊な形でリリースされました。この配信はガンダムファンクラブにとっても躍進の契機となったようで、元々活発だった活動はさらに進化。設立当初からのサービスに加えてプレミアムサービスが導入されるなど、目覚しい発展を遂げています。
次に『ガンダムビルドファイターズ』の世界観で展開される『GMの逆襲』と『バトローグ』。福井晴敏さんがストーリーを担当するコミック「機動戦士ムーンガンダム」の連載が始まったのもこの年です。『ΖΖ』から『逆襲のシャア』に相当する時代を舞台とする同作は、2021年にサービスが始まりましたスマートフォンアプリ「機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE」の中で映像化が行なわれるなど、メディアを超えた展開が行なわれています。
前年に実物大ガンダム立像の展示終了とガンダムフロント東京の営業終了が発表されましたが、代替わりの期間中もトレーラーショップとガンダムカフェは営業を継続。お台場からガンダムの火が消えることもありませんでした。
とはいえ、2012年に再びお台場に立ったガンダムはその役目を終え、ユニコーンへとバトンタッチ。
間違いなく、お台場における一つの節目でありました。
お台場で展示を開始した実物大ユニコーンガンダム立像は、その“変身”の大部分を再現。よりダイナミックな演出は、ダイバーシティ東京 プラザの壁面を利用して上映される「WALL-G」との相性の良さもあり、さらなる人気を博しました。
また、ガンプラ専門施設「ガンダムベース東京」もこの年にオープン。同施設は後に福岡・名古屋・京都にも展開され、各地域におけるガンプラ活動の中心となっています。
さらに、この年は、複数の特徴的な作品がリリースされた年でもあります。
まず挙げられるのは『機動戦士ガンダム Twilight AXIS』で、同作は「ガンダムファンクラブ」での独占先行配信という特殊な形でリリースされました。この配信はガンダムファンクラブにとっても躍進の契機となったようで、元々活発だった活動はさらに進化。設立当初からのサービスに加えてプレミアムサービスが導入されるなど、目覚しい発展を遂げています。
次に『ガンダムビルドファイターズ』の世界観で展開される『GMの逆襲』と『バトローグ』。福井晴敏さんがストーリーを担当するコミック「機動戦士ムーンガンダム」の連載が始まったのもこの年です。『ΖΖ』から『逆襲のシャア』に相当する時代を舞台とする同作は、2021年にサービスが始まりましたスマートフォンアプリ「機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE」の中で映像化が行なわれるなど、メディアを超えた展開が行なわれています。
【2017年に人気を集めたトピックス】
・「実物大ユニコーンガンダム立像」新プロジェクト始動!2017年秋、お台場にて展示開始!
・8月19日オープン決定!ガンプラの新たな総合施設「ガンダムベース東京」お台場に登場!
・「ガンダムビルドファイターズ」の世界観で展開する2つの映像化企画『GMの逆襲』&『バトローグ』公開!
・「機動戦士ガンダム Twilight AXIS」アニメ化決定!ガンダムファンクラブにて6月より独占先行配信!
・福井晴敏氏による新たなガンダムサーガ始動!「機動戦士MOONガンダム」ガンダムエースで連載開始!
・「実物大ユニコーンガンダム立像」新プロジェクト始動!2017年秋、お台場にて展示開始!
・8月19日オープン決定!ガンプラの新たな総合施設「ガンダムベース東京」お台場に登場!
・「ガンダムビルドファイターズ」の世界観で展開する2つの映像化企画『GMの逆襲』&『バトローグ』公開!
・「機動戦士ガンダム Twilight AXIS」アニメ化決定!ガンダムファンクラブにて6月より独占先行配信!
・福井晴敏氏による新たなガンダムサーガ始動!「機動戦士MOONガンダム」ガンダムエースで連載開始!
2018年 機動戦士ガンダム40周年プロジェクト始動!
2018年。この年は翌2019年を見据えた「機動戦士ガンダム40周年プロジェクト」の始動など、後に続く展開の布石が打たれた年でした。
この年最大のニュースは、18mの実物大ガンダムが動く「ガンダム GLOBAL CHALLENGE」の情報公開。2020年に完成したこのプロジェクトは、発表当時、非常に大きな反響を巻き起こしました。その注目ぶりは、発表後もプロジェクトの進捗が断続的にニュースになるほどでした。
またこの年にスタートした「機動戦士ガンダム40周年プロジェクト」も話題となりました。TVシリーズ版『THE ORIGIN』など5作品を中心に、さまざまな展開を行なうというものだったのですが、最終的に、『ガンダム00』の舞台化を含む多くの企画が実現しました。
映像作品としては、『機動戦士ガンダムNT』の劇場公開も見逃せません。
『逆襲のシャア』以降の宇宙世紀“次の100年”を描く「UC NexT 0100」の第1弾でもある同作は、小説「機動戦士ガンダムUC」の短編エピソード「不死鳥狩り」や壁面演出「WALL-G」など、さまざまな形で描かれてきたユニコーンガンダム3号機「フェネクス」に関わる物語ということもあり、相当な注目作となりました。
なお、ガンダムインフォとしては、2018年に大規模なリニューアルを行いました。この時のリニューアルではスマートフォンやタブレットに対応したため、記憶に残っている方も多いのではないかと思われます。このリニューアルによって、2022年現在は、PC以外のハードでのアクセスが多数派となっています。
この年最大のニュースは、18mの実物大ガンダムが動く「ガンダム GLOBAL CHALLENGE」の情報公開。2020年に完成したこのプロジェクトは、発表当時、非常に大きな反響を巻き起こしました。その注目ぶりは、発表後もプロジェクトの進捗が断続的にニュースになるほどでした。
またこの年にスタートした「機動戦士ガンダム40周年プロジェクト」も話題となりました。TVシリーズ版『THE ORIGIN』など5作品を中心に、さまざまな展開を行なうというものだったのですが、最終的に、『ガンダム00』の舞台化を含む多くの企画が実現しました。
映像作品としては、『機動戦士ガンダムNT』の劇場公開も見逃せません。
『逆襲のシャア』以降の宇宙世紀“次の100年”を描く「UC NexT 0100」の第1弾でもある同作は、小説「機動戦士ガンダムUC」の短編エピソード「不死鳥狩り」や壁面演出「WALL-G」など、さまざまな形で描かれてきたユニコーンガンダム3号機「フェネクス」に関わる物語ということもあり、相当な注目作となりました。
なお、ガンダムインフォとしては、2018年に大規模なリニューアルを行いました。この時のリニューアルではスマートフォンやタブレットに対応したため、記憶に残っている方も多いのではないかと思われます。このリニューアルによって、2022年現在は、PC以外のハードでのアクセスが多数派となっています。
【2018年に人気を集めたトピックス】
・18mの実物大ガンダムが動く!「ガンダム GLOBAL CHALLENGE」2020年夏、横浜で公開へ!
・「機動戦士ガンダム40周年プロジェクト」始動!5作品の展開決定&LUNA SEAによるテーマ曲発表!
・『UC』の先を描く宇宙世紀サーガ最新作『機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)』2018年11月劇場公開!
・ガンダムインフォリニューアル記念「スマートフォン壁紙プレゼントキャンペーン」実施中!
・NHK「全ガンダム大投票」結果発表!シャア&オルガ&アムロのキャラクターTOP3イラスト公開!
・18mの実物大ガンダムが動く!「ガンダム GLOBAL CHALLENGE」2020年夏、横浜で公開へ!
・「機動戦士ガンダム40周年プロジェクト」始動!5作品の展開決定&LUNA SEAによるテーマ曲発表!
・『UC』の先を描く宇宙世紀サーガ最新作『機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)』2018年11月劇場公開!
・ガンダムインフォリニューアル記念「スマートフォン壁紙プレゼントキャンペーン」実施中!
・NHK「全ガンダム大投票」結果発表!シャア&オルガ&アムロのキャラクターTOP3イラスト公開!
2019年 ガンダム40周年と展覧会「富野由悠季の世界」!
2019年はガンダム40周年を記念する年ということで、実にさまざまな企画が行われた一年でした。
まずもっとも注目されたのは、展覧会「富野由悠季の世界」でしょう。福岡など全国を巡回した本展覧会は、『鉄腕アトム』から代表作『機動戦士ガンダム』を経て最新作『Gのレコンギスタ』まで、富野監督の55年間の業績を振り返るというもの。来場された方の評価は非常に高く、40周年に相応しい内容を持つイベントとなりました。
また同イベントは、劇場版『Gのレコンギスタ』と密接な関係があることも特筆すべき点です。2022年夏に大団円を迎えた同作ですが、上映がスタートしたのはこの年です。展覧会では第1部「行け!コア・ファイター」の上映企画なども開催され、好評を博しました。
ちなみに、展覧会最初の開催地であります福岡は、同年にガンダムベース福岡がオープンし、想像以上の盛り上がりを見せました。後の「実物大νガンダム立像」に繋がる福岡のガンダム熱は、ここから本格化したと言えるのかもしれません。
2019年の他の展開としては、『鉄血のオルフェンズ』のスマホアプリでの新展開発表が挙げられるでしょうか。この時発表されたのは、TVシリーズのスタッフが再集結した『ウルズハント』とその世界観を楽しめるアプリで、後に「鉄血のオルフェンズG」としてお披露目されました。現在、好評配信中となっていますので、過去に想いを馳せながらぜひプレイしてみてください。
また日本国外では、アニメ・コミック・ガンプラで展開されるメディアミックス作品『SDガンダムワールド 三国創傑伝』がスタートしました。海外先行作品で、日本国内での本格展開は2021年にスタートすることになります。
まずもっとも注目されたのは、展覧会「富野由悠季の世界」でしょう。福岡など全国を巡回した本展覧会は、『鉄腕アトム』から代表作『機動戦士ガンダム』を経て最新作『Gのレコンギスタ』まで、富野監督の55年間の業績を振り返るというもの。来場された方の評価は非常に高く、40周年に相応しい内容を持つイベントとなりました。
また同イベントは、劇場版『Gのレコンギスタ』と密接な関係があることも特筆すべき点です。2022年夏に大団円を迎えた同作ですが、上映がスタートしたのはこの年です。展覧会では第1部「行け!コア・ファイター」の上映企画なども開催され、好評を博しました。
ちなみに、展覧会最初の開催地であります福岡は、同年にガンダムベース福岡がオープンし、想像以上の盛り上がりを見せました。後の「実物大νガンダム立像」に繋がる福岡のガンダム熱は、ここから本格化したと言えるのかもしれません。
2019年の他の展開としては、『鉄血のオルフェンズ』のスマホアプリでの新展開発表が挙げられるでしょうか。この時発表されたのは、TVシリーズのスタッフが再集結した『ウルズハント』とその世界観を楽しめるアプリで、後に「鉄血のオルフェンズG」としてお披露目されました。現在、好評配信中となっていますので、過去に想いを馳せながらぜひプレイしてみてください。
また日本国外では、アニメ・コミック・ガンプラで展開されるメディアミックス作品『SDガンダムワールド 三国創傑伝』がスタートしました。海外先行作品で、日本国内での本格展開は2021年にスタートすることになります。
2020年 実物大“動くガンダム”、横浜・山下ふ頭に現る!
ガンプラ40周年となるこの年。幅広い展開が行なわれたのは、やはりガンプラでした。
この年の記念企画で挙げられるのは、まずはフラッグシップ的な存在である「ガンダリウム合金モデル 1/144 RX-78-2 ガンダム」のリリースです。このアイテムは、劇中に登場したガンダリウム合金を、最新の金属成形技術で再現した、というとんでもないもの。後に特別再販が行なわれるなど人気も高く、モデラーのみなさんにも特別視されています。
別の方向性で壮絶だったアイテムとしては、「PG UNLEASHED RX-78-2 ガンダム」が挙げられます。1/60サイズに複雑かつ精密なギミックを詰め込んだこのキットは、ガンダムの「建造」を追体験できる内容となっています。それでいて組み立ての難易度は高くなく、丁寧に作業すれば初心者でも組み立てることができました。
逆に、より初心者向けのガンプラもリリースされました。40年に渡る技術の蓄積を「簡単に組み立てる」ことに注いだEG(エントリーグレード)は、手頃な価格もあって大成功を収め、定番の人気作となっています。
またこの年は、2019年に引き続き、海外展開が活発だった年でもあります。
特筆すべきは、ガンダムの「Expo 2020 Dubai(2020年ドバイ国際博覧会)」日本館のPRアンバサダー就任でしょう。任命式には富野由悠季監督も登壇し、ガンダムを含む7組14名がアンバサダーに就任。博覧会はコロナ禍で2021年に延期されたものの、他のアンバサダーとともに親善大使的な立ち位置で活躍することになりました。
もう一つの大きな海外進出としては、実物大ガンダム立像の海外進出決定も見逃せません。この時発表されたのは、翌2021年に上海で設置される「実物大フリーダムガンダム立像」なのですが、このニュースは現地でも日本でも大きな話題となりました。
それから、余談ではありますが。この年に起こった本格的なオンラインイベントの隆盛についても触れておきたいと思います。
オンラインイベント自体は、かなり以前から、さまざまな形のものが研究されていました。とはいえ実用レベルに到達していたのはゲームや配信などで、実験的な部分も数多く残る技術でした。しかしコロナ禍でリアルイベントの開催が難しくなった結果、オンラインイベントは一気に花開くことになります。
「TAMASHII Features 2020」や「C3AFA TOKYO」など、立体物関連のオンラインイベントが開催され、成功を収めました。これらはガンダム単体のイベントではありませんが、「イベントの灯を消さない」という点で特筆すべき存在であり、後のオンラインイベント定着に多大な影響があったと言えるでしょう。
そして2020年の末に、ガンダムの夢の一つが実現しました。横浜・山下ふ頭にて、ついに実物大ガンダムが動き出したのです。
『GUNDAM FACTORY YOKOHAMA』(GFY)で公開されたこのガンダムは、営業期間が当初の予定から約1年間延長され、長期メンテナンスを挟んで現在も稼動中です。教育用の教材としても評価され、学校や社会人の方を対象としたバックヤードツアーが人気となるなど、その活躍の場は大きく広がっています。
稼動予定は2023年3月31日(金)まで。まだ目撃していない方は、お早めにご体験いただければ幸いです。
この年の記念企画で挙げられるのは、まずはフラッグシップ的な存在である「ガンダリウム合金モデル 1/144 RX-78-2 ガンダム」のリリースです。このアイテムは、劇中に登場したガンダリウム合金を、最新の金属成形技術で再現した、というとんでもないもの。後に特別再販が行なわれるなど人気も高く、モデラーのみなさんにも特別視されています。
別の方向性で壮絶だったアイテムとしては、「PG UNLEASHED RX-78-2 ガンダム」が挙げられます。1/60サイズに複雑かつ精密なギミックを詰め込んだこのキットは、ガンダムの「建造」を追体験できる内容となっています。それでいて組み立ての難易度は高くなく、丁寧に作業すれば初心者でも組み立てることができました。
逆に、より初心者向けのガンプラもリリースされました。40年に渡る技術の蓄積を「簡単に組み立てる」ことに注いだEG(エントリーグレード)は、手頃な価格もあって大成功を収め、定番の人気作となっています。
またこの年は、2019年に引き続き、海外展開が活発だった年でもあります。
特筆すべきは、ガンダムの「Expo 2020 Dubai(2020年ドバイ国際博覧会)」日本館のPRアンバサダー就任でしょう。任命式には富野由悠季監督も登壇し、ガンダムを含む7組14名がアンバサダーに就任。博覧会はコロナ禍で2021年に延期されたものの、他のアンバサダーとともに親善大使的な立ち位置で活躍することになりました。
もう一つの大きな海外進出としては、実物大ガンダム立像の海外進出決定も見逃せません。この時発表されたのは、翌2021年に上海で設置される「実物大フリーダムガンダム立像」なのですが、このニュースは現地でも日本でも大きな話題となりました。
それから、余談ではありますが。この年に起こった本格的なオンラインイベントの隆盛についても触れておきたいと思います。
オンラインイベント自体は、かなり以前から、さまざまな形のものが研究されていました。とはいえ実用レベルに到達していたのはゲームや配信などで、実験的な部分も数多く残る技術でした。しかしコロナ禍でリアルイベントの開催が難しくなった結果、オンラインイベントは一気に花開くことになります。
「TAMASHII Features 2020」や「C3AFA TOKYO」など、立体物関連のオンラインイベントが開催され、成功を収めました。これらはガンダム単体のイベントではありませんが、「イベントの灯を消さない」という点で特筆すべき存在であり、後のオンラインイベント定着に多大な影響があったと言えるでしょう。
そして2020年の末に、ガンダムの夢の一つが実現しました。横浜・山下ふ頭にて、ついに実物大ガンダムが動き出したのです。
『GUNDAM FACTORY YOKOHAMA』(GFY)で公開されたこのガンダムは、営業期間が当初の予定から約1年間延長され、長期メンテナンスを挟んで現在も稼動中です。教育用の教材としても評価され、学校や社会人の方を対象としたバックヤードツアーが人気となるなど、その活躍の場は大きく広がっています。
稼動予定は2023年3月31日(金)まで。まだ目撃していない方は、お早めにご体験いただければ幸いです。
【2020年に人気を集めたトピックス】
・ガンプラ40周年、数々の研鑽の末にたどり着いた“素材の集大成”「ガンダリウム合金モデル 1/144 ガンダム」本日13時より予約開始!
・「PGU 1/60 RX-78-2 ガンダム」がVR空間に登場!オンライン発表会「GUNPLA PRESENTATION VR」イベントレポート
・ガンダムが「2020年ドバイ国際博覧会」日本館PRアンバサダーに就任!任命式に富野監督も登壇!
・【速報】実物大ガンダム立像の海外進出が決定。2021年に「実物大フリーダムガンダム立像」設置
・ガンプラ40周年、数々の研鑽の末にたどり着いた“素材の集大成”「ガンダリウム合金モデル 1/144 ガンダム」本日13時より予約開始!
・「PGU 1/60 RX-78-2 ガンダム」がVR空間に登場!オンライン発表会「GUNPLA PRESENTATION VR」イベントレポート
・ガンダムが「2020年ドバイ国際博覧会」日本館PRアンバサダーに就任!任命式に富野監督も登壇!
・【速報】実物大ガンダム立像の海外進出が決定。2021年に「実物大フリーダムガンダム立像」設置
2021年 『閃光のハサウェイ』と実物大νガンダム立像、そして!
この年の特徴的なニュースは、大きく二つが挙げられるでしょう。
一つ目は『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の劇場公開。ガンダムインフォでは、2018年のティザーサイト公開から最新情報をお送りし続けてきましたが、やはり公開時のインパクトは絶大で、記録的な反響を巻き起こしました。
二つ目は、福岡に「実物大νガンダム立像」が建造されるというニュースです。公開は2022年の春になりますが、新設定の「ロングレンジ・フィン・ファンネル」を装備した姿は特徴的で、ショップエリアの「GUNDAM SIDE-F」とともに、福岡の新名物となっています。アムロ役の古谷 徹さんや歌手の森口博子さんが登場したオープニングセレモニーも話題を呼び、現地でも「ガンダムチャンネル」で公開されたダイジェスト映像でも、大盛り上がりとなりました。
また2021年は、映像作品の情報が多数公開された年でもあります。
まずこの年に展開された『ガンダムビルドリアル』。実写とCGを組み合わせた独特の映像は、ガンダムの中でも特異な存在でした。さらに『SDガンダムワールド 三国創傑伝』の日本上陸と『SDガンダムワールド ヒーローズ』の放送開始、『ガンプラくん』の展開スタートも見逃せません。
それから今年、2022年に展開された『水星の魔女』『ククルス・ドアンの島』『鉄血のオルフェンズ』特別編の情報が公開されたのもこの年です。
そのほかにも、『機動戦士ガンダムSEED』シリーズ新PROJECT「GUNDAM SEED PROJECT ignited」が発表。既に発表されていた劇場作品を中心に、世界中でさまざまな『SEED』シリーズの施策を行っていくプロジェクトとして多彩な展開が予定されています。上海の「実物大フリーダムガンダム立像」や、ガンダムSEED MSV「機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE(エクリプス)」のコミックとガンプラなど、今後の展開が見逃せません。
そして、いまだファンのみなさんに姿を現していない作品もあります。
バンダイナムコフィルムワークスとLEGENDARYが共同制作する「機動戦士ガンダム」シリーズの実写映画はコンセプトアートと最低限の情報のみが公開されている状態で、その全容はいまだ謎に包まれています。詳細がいつ明かされるのかは判りませんが、ガンダムインフォは、可能な限り早くその情報をお伝えすることをお約束させていただきます。
一つ目は『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の劇場公開。ガンダムインフォでは、2018年のティザーサイト公開から最新情報をお送りし続けてきましたが、やはり公開時のインパクトは絶大で、記録的な反響を巻き起こしました。
二つ目は、福岡に「実物大νガンダム立像」が建造されるというニュースです。公開は2022年の春になりますが、新設定の「ロングレンジ・フィン・ファンネル」を装備した姿は特徴的で、ショップエリアの「GUNDAM SIDE-F」とともに、福岡の新名物となっています。アムロ役の古谷 徹さんや歌手の森口博子さんが登場したオープニングセレモニーも話題を呼び、現地でも「ガンダムチャンネル」で公開されたダイジェスト映像でも、大盛り上がりとなりました。
また2021年は、映像作品の情報が多数公開された年でもあります。
まずこの年に展開された『ガンダムビルドリアル』。実写とCGを組み合わせた独特の映像は、ガンダムの中でも特異な存在でした。さらに『SDガンダムワールド 三国創傑伝』の日本上陸と『SDガンダムワールド ヒーローズ』の放送開始、『ガンプラくん』の展開スタートも見逃せません。
それから今年、2022年に展開された『水星の魔女』『ククルス・ドアンの島』『鉄血のオルフェンズ』特別編の情報が公開されたのもこの年です。
そのほかにも、『機動戦士ガンダムSEED』シリーズ新PROJECT「GUNDAM SEED PROJECT ignited」が発表。既に発表されていた劇場作品を中心に、世界中でさまざまな『SEED』シリーズの施策を行っていくプロジェクトとして多彩な展開が予定されています。上海の「実物大フリーダムガンダム立像」や、ガンダムSEED MSV「機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE(エクリプス)」のコミックとガンプラなど、今後の展開が見逃せません。
そして、いまだファンのみなさんに姿を現していない作品もあります。
バンダイナムコフィルムワークスとLEGENDARYが共同制作する「機動戦士ガンダム」シリーズの実写映画はコンセプトアートと最低限の情報のみが公開されている状態で、その全容はいまだ謎に包まれています。詳細がいつ明かされるのかは判りませんが、ガンダムインフォは、可能な限り早くその情報をお伝えすることをお約束させていただきます。
【2021年に人気を集めたトピックス】
・『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』公開日が6月11日に決定!劇場限定版Blu-ray&イベント限定ガンプラも同時発売!
・ららぽーと福岡に新機体「実物大νガンダム立像」2022年春公開!新設定「ロングレンジ・フィン・ファンネル」を装備!
・2022年、ガンダムシリーズ3作品の公開が決定!新作TVアニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』や新作映画『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』発表!
・実写版“新ガンダムビルドシリーズ”『ガンダムビルドリアル』3月29日より展開スタート!劇中ガンプラも発売予定!
・『機動戦士ガンダムSEED』シリーズ新PROJECT「GUNDAM SEED PROJECT ignited」始動!
・実写映画「機動戦士ガンダム」シリーズのコンセプトアートが公開!
・『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』公開日が6月11日に決定!劇場限定版Blu-ray&イベント限定ガンプラも同時発売!
・ららぽーと福岡に新機体「実物大νガンダム立像」2022年春公開!新設定「ロングレンジ・フィン・ファンネル」を装備!
・2022年、ガンダムシリーズ3作品の公開が決定!新作TVアニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』や新作映画『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』発表!
・実写版“新ガンダムビルドシリーズ”『ガンダムビルドリアル』3月29日より展開スタート!劇中ガンプラも発売予定!
・『機動戦士ガンダムSEED』シリーズ新PROJECT「GUNDAM SEED PROJECT ignited」始動!
・実写映画「機動戦士ガンダム」シリーズのコンセプトアートが公開!
40周年を超えて新たな展開を続けるガンダムと、15周年を迎えたガンダムインフォ。今後もみなさんにまだ見ぬ情報をお届けして行きたいと思っています。これからも、どうぞよろしくお願いします。
(ガンダムインフォ編集部)
おほしんたろうプロフィール
本記事冒頭のユニークなイラストを担当したのは、お笑い芸人、イラストレーター、漫画家として活躍するおほしんたろうさん。
TwitterやInstagramでは、本記事に掲載されたイラスト以外にもたくさんの作品を公開しているので、ぜひチェックしてみよう。
■プロフィール
おほしんたろう(ワタナベエンターテインメント所属)
1985年佐賀県出身。福岡を拠点に活動するお笑い芸人、イラストレーター、漫画家。
TwitterやInstagramに投稿している1コマ漫画の独特の世界観にハマる人多数。
NHK「着信御礼!ケータイ大喜利」(2005~2017年放送)レジェンド。
著書「おほまんが」「おほまんがしお味」(KADOKAWA)「学校と先生」(ナナロク社)
■おほしんたろうさんのSNSはこちら
・Twitter
・Instagram
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■プロフィール
おほしんたろう(ワタナベエンターテインメント所属)
1985年佐賀県出身。福岡を拠点に活動するお笑い芸人、イラストレーター、漫画家。
TwitterやInstagramに投稿している1コマ漫画の独特の世界観にハマる人多数。
NHK「着信御礼!ケータイ大喜利」(2005~2017年放送)レジェンド。
著書「おほまんが」「おほまんがしお味」(KADOKAWA)「学校と先生」(ナナロク社)
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超豪華プレゼントが当たる!#一番思い出深いガンダムインフォの記事 受付は11/20まで!
ガンダムインフォ15周年を記念して、豪華プレゼントが当たる投稿企画「ガンダムインフォボックス #一番思い出深いガンダムインフォの記事」を好評受付中。
ガンダムインフォボックスは、Twitterにて投稿を募集しており、ガンダムインフォ公式アカウントをフォローの上、ハッシュタグ「#一番思い出深いガンダムインフォの記事」をつけて、思い出の内容コメントをご投稿ください。できれば、記事へのリンクも貼っていただけますと幸いです。
みなさまからのご投稿、心よりお待ちしております。
※おひとり様、何度でも投稿可能。
※参加・投稿いただいたすべてのツイートが掲載されるわけではございません。
※応募は15歳以上の方に限ります。
※プレゼントは選べません。
【必要事項】
・@gundam_infoのフォロー
・ハッシュタグ「#一番思い出深いガンダムインフォの記事」
・思い出の内容コメント
【テーマ】
一番思い出深いガンダムインフォの記事
【募集期間】
2022年9月1日(木)~11月20日(日)[予定]
【掲載】
2022年11月29日(火)~30日(水)[予定]
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一番思い出深いガンダムインフォの記事
【募集期間】
2022年9月1日(木)~11月20日(日)[予定]
【掲載】
2022年11月29日(火)~30日(水)[予定]
プレゼントなど、本企画の詳細はこちらの記事をご確認ください。
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