「G-SATELLITE 宇宙へ」東京2020大会応援衛星打ち上げ無事完了！SUGIZOらのコメント到着！

東京2020組織委員会「ONE TEAM PROJECT」の「宇宙から東京2020エール！」企画第2弾「G-SATELLITE 宇宙へ」で使用される超小型衛星の打ち上げが、日本標準時3月7日（土）、無事完了した。

本プロジェクトでは、『機動戦士ガンダム』のガンダム、シャアザクのガンプラを搭載した超小型衛星「G-SATELLITE」を国際宇宙ステーション（ISS）から宇宙空間に放出し、東京2020大会の期間前から期間中にかけて地球周回軌道を飛行しながら、応援メッセージを地球に向けて発信する。

東京大学が中心となり開発した「G-SATELLITE」は、JAXAで衛星放出機構に取り付けられた後、ISSへの輸送を行うドラゴン補給船に搭載。日本標準時3月7日（土）13:50、ドラゴン補給船を載せたファルコン9ロケットがアメリカ・フロリダ州ケープカナベラル宇宙基地から打ち上げられ、日本標準時3月9日（月）20:00ごろ、ISSに到着した。

打ち上げ完了に際し、東京大学大学院・中須賀真一教授、宇宙飛行士の金井宣茂さんと山崎直子さん、LUNA SEAギタリスト・SUGIZOさんからコメントが寄せられた。

なお、「G-SATELLITE」のISSからの宇宙空間への放出は、4月下旬に予定されているとのことなので、続報をお楽しみに。


中須賀真一　東京大学大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻 教授
研究室で苦労して作ってきたG-SATELLITEがいよいよ打ち上げとなり、身の引き締まる思いです。今回はロケット側の仕事であり、問題なく進むと思いますが、大事なのは、宇宙ステーションから放出されて衛星の動作が確認されるタイミングです。新しい技術を盛り込んで若手が開発した衛星が軌道上で産声をあげ、正常に機能することを待ちたいと思います。ぜひ応援ください。


金井宣茂　宇宙航空研究開発機構（JAXA）宇宙飛行士
このたび、「打ち上げ」という大きなマイルストーンを迎えたことをお慶び申し上げます。今後、宇宙飛行士による軌道上作業を経て、宇宙空間に衛星が放出されますが、「勝利の栄光」を、応援いただいている皆さまと共に味わうのを楽しみにしています。


山崎直子　宇宙飛行士／東京大学航空宇宙工学「中須賀・船瀬研究室」研究員
ガンダムとシャアザクが、本当に宇宙へ飛び立ちました！数々の困難を乗り越え、宇宙で肩を並べる時、きっと、オリンピックの世界平和の精神が広がると期待しています。


SUGIZO　LUNA SEAギタリスト／X JAPANギタリスト
G-SATELLITE 打ち上げ成功おめでとうございます。僕達の夢を乗せて、僕達の音を乗せて、宇宙へ飛翔したサテライト。これ程感動なことはありません。このプロジェクトが国家、人種、宗教、文化を超えて本当の意味で世界が手を取り合えるための一助になれるのであれば、これ程本望なことはありません。