2019年3月25日 (月)
ガンダムパワーワード 第82回「お客様の厄介事には慣れておりますよ」
第82回
お客様の厄介事には慣れておりますよ
―― マルティン・プロホノウ艦長
（『機動戦士ガンダム MS IGLOO 1年戦争秘録』第1話より）
マルティン・プロホノウが艦長を務めるヨーツンヘイムに、モニク・キャディラック特務大尉が合流。彼女は合流してすぐ、プロホノウ艦長の行動を皮肉交じりに批判したのです。プロホノウ艦長は怒りを抑えつつ、かつて貨客船として運用されていた艦の艦長という立場から、以上のような言い回しで穏便に対応しました。腸が煮えくり返りながらも、表面上は若者の挑発に乗らない大人としての威厳を示したのです。
ここがポジティブ！
社会で経験を積み、人員をある程度まとめるリーダー、チーフ的立場になったとき、言うことを聞いてくれる部下ばかりならば良いですが、ときに方針に対して異を唱える者も出てきます。それが正論であっても、皮肉交じりに指摘された日には怒りを覚えるというもの。しかし、ベテランとしてどっしりと構え、そうした若者や部下からの突き上げを交わすのも、リーダーとしての役割なのです。
（ガンダムインフォ編集部）
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