2019年10月15日 (火)
ガンダムパワーワード 第110回「なんにも持っていなかった俺のこの手の中に、こんなにも多くのものが溢れている。」
第110回
なんにも持っていなかった俺のこの手の中に、こんなにも多くのものが溢れている。
――三日月・オーガス
(『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』第50話より)
ラスタル・エリオン率いるアリアンロッド艦隊に、最後まで抵抗した鉄華団の面々。三日月・オーガスもまた、敗色濃厚な中で戦い続け、ジュリエッタ・ジュリスからも「無意味な戦闘」という言葉を突きつけられます。ですが三日月は、他人から見れば「無意味」とさえ思われてしまうような戦闘の中で、確かにその意味を見出していたのでした。
ここがポジティブ!
勉学にしろ、仕事にしろ、ゴールが見えずとも闇雲に進まざるを得ないときがあります。その時期は辛く厳しいものですが、あとから振り返ってみるとその体験は大きな糧となり、貴重な経験として残る場合もあります。三日月が自らの戦いに意味を見出せたように、闇雲に突き進んだその先で、自らが積み重ねてきたことの意味に気付くこともあるはずです。
(ガンダムインフォ編集部)
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