2021年11月22日 (月)
ガンダムパワーワード第209回「きれいに生きるって、一生懸命生きるってことかしら」
第209回
きれいに生きるって、一生懸命生きるってことかしら
エリシャ・クランスキー
(『機動戦士Vガンダム』第37話より)
カサレリアに向かっていたホワイトアークは、ドゥカー・イク艦隊の攻撃を受け、クジラの死骸などが大量に打ち上げられた小島に避難します。死骸の悪臭に耐えきれず、弱音を吐いたエリシャ・クランスキーとマルチナ・クランスキーですが、環境破壊によって寿命をまっとうできず、クジラたちが「きれいに死ねなかった」ことをシャクティ・カリンに聞かされると、エリシャは“きれいに生きる”ことの大切さに気付いたのです。
ここがポジティブ!
『Vガンダム』の時代では、劣悪な環境によって魚たちがその寿命を迎えることなく命を落としていました。温暖化など自然環境の悪化は現代でも深刻な問題であり、少しでも改善に向けて努力することが、人類の未来につながるのは間違いありません。エリシャの「一生懸命生きる」というセリフは、環境に配慮した生き方を問うたものと言えるでしょう。
(ガンダムインフォ編集部)
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