2020年3月23日 (月)
ガンダムパワーワード 第132回「ただの兵でないのなら大局的にモノを見ろ」
第132回
ただの兵でないのなら大局的にモノを見ろ
アナベル・ガトー
(『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』第2話より)
戦場に出たものの、どこか士官学生気分が抜けきらない地球連邦軍のコウ・ウラキ。彼と対峙したアナベル・ガトーが、戸惑いと怒りを伴って放った叱咤の言葉です。ジオン公国再興のため、反攻のときまで耐えに耐えてきたガトーからすれば、コウのような「甘ちゃん」に対し苛立ちと不安を覚えるのは当然と言えるでしょう。
ここがポジティブ!
ガトーが敵であるコウに説教を行ったのは、その視野の狭さからです。単なる駒ではない将校クラスの人間であれば、目先の戦場でどう戦うかだけでなく、その後の組織の動きなども含めて総合的に判断を下す必要がある――というのがガトーの考えでした。ビジネスシーンでも、いくら大金が入るからといって無理なスケジュールで仕事を受注してしまっては、その後に大きなダメージが残り、最終的に損をすることがあります。物事は視野を広く、大局的に見てやっと本来進むべき道が見えるものなのです。
(ガンダムインフォ編集部)
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