2021年2月8日 (月)
ガンダムパワーワード 第177回「騎士はすべからく詩人であるのだ。猛々しいだけでは野獣と一緒だ」
第177回
騎士はすべからく詩人であるのだ。猛々しいだけでは野獣と一緒だ
マシュマー・セロ
(『機動戦士ガンダムΖΖ』第37話より)
強化処置を経て戦場に帰還したマシュマー・セロは、コロニー落としという悪行に手を染めたことに自責の念を感じていました。彼は、部下であるイリア・パゾムに、自らの胸に挿していた薔薇を託します。
どんな状況でも誠実な騎士であることを理念としてきたマシュマーは、その象徴である薔薇を外し、反省を示したのです。
どんな状況でも誠実な騎士であることを理念としてきたマシュマーは、その象徴である薔薇を外し、反省を示したのです。
ここがポジティブ!
戦争状態にあっても、敵に対して最低限の敬意を払い、規律や礼儀を重んじるのが騎士のあるべき姿です。敵だからといって無差別に攻撃を加えるのは「マナー違反」だとマシュマーは説いています。
現代社会でも、意見の異なる「敵」に対しは何を言っても良いといった考えが存在しますが、それはただ分断を広げてしまいます。一定のルールに則った中で、意見を戦わせるのが互いの歩み寄りを生むきっかけになりますし、ひいては社会の発展にも繋がるのです。
現代社会でも、意見の異なる「敵」に対しは何を言っても良いといった考えが存在しますが、それはただ分断を広げてしまいます。一定のルールに則った中で、意見を戦わせるのが互いの歩み寄りを生むきっかけになりますし、ひいては社会の発展にも繋がるのです。
(ガンダムインフォ編集部)
関連サイト
あなたへのオススメ
編集部イチオシ
PREMIUM BANDAI
プレミアムバンダイ