2020年10月12日 (月)
ガンダムパワーワード 第160回「人の心を覗きすぎるのは己の身を滅ぼすことになる」
第160回
人の心を覗きすぎるのは己の身を滅ぼすことになる
ギレン・ザビ
（『機動戦士ガンダム』第39話より）
「木星帰りの男」と呼ばれ、ニュータイプの素養を高く評価されていたシャリア・ブルに対し、ギレン・ザビはニュータイプ部隊への異動を命じました。
ギレンは、妹のキシリアが編成する部隊へと送り込むことの政治的な意味をシャリアに問いますが、彼はしばし沈黙したあと、答えをはぐらかします。その姿勢に、上層部の権力争いに介入せずという一軍人としての実直さを感じる一方、“先読み”しすぎる彼の能力を暗に皮肉ったのでした。
ギレンは、妹のキシリアが編成する部隊へと送り込むことの政治的な意味をシャリアに問いますが、彼はしばし沈黙したあと、答えをはぐらかします。その姿勢に、上層部の権力争いに介入せずという一軍人としての実直さを感じる一方、“先読み”しすぎる彼の能力を暗に皮肉ったのでした。
ここがポジティブ！
ニュータイプとまではいかなくても、人の心や状況を察する能力は必要です。相手にとって「図星」であっても、求められてもいないのにそれをわざわざ指摘し、傷つけてしまうのは無粋というもの。
相手から求められたときや絶対に必要というときだけ、他人を励ましたり、相談にのってあげたりするべきで、それ以外は「おせっかい」として、友達や同僚からの信頼を失う結果になるのです。
相手から求められたときや絶対に必要というときだけ、他人を励ましたり、相談にのってあげたりするべきで、それ以外は「おせっかい」として、友達や同僚からの信頼を失う結果になるのです。
（ガンダムインフォ編集部）
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