2025年4月14日 (月)
ガンダムパワーワード第380回「時の運は、まだ我に利あらず、だ」
第380回

時の運は、まだ我に利あらず、だ
――パプテマス・シロッコ
(『機動戦士ΖガンダムII A New Translation 恋人たち』より)
ティターンズとエゥーゴの熾烈な戦いに、突如として介入してきたハマーン・カーン率いるアクシズ。パプテマス・シロッコはその介入を把握すると、まだ勝敗を決するときではないと判断し、指揮を執るドゴス・ギアの後退を艦長に命じたのです。混乱の中で無駄な疲弊を避けようとする、シロッコの指揮官としての嗅覚が働いた場面と言えるでしょう。
ここがポジティブ!
急がば回れ、という言葉があります。勝てる戦いのはずなのに気持ちが先走り、あげく凡ミスをおかして敗退してしまう残念なケースは昔から多くあります。シロッコはそうしたリスクを避けるために自ら撤退を選びましたが、同様に冷静な判断力を身に付けることが、我が身や周囲を助けることに繋がるのです。
(ガンダムインフォ編集部)
※本連載は筆者独自の見解です。
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