2024年10月7日 (月)
パワーワード第354回「それほど、生きることには執着していませんよ、私」
第354回
それほど、生きることには執着していませんよ、私
――ギギ・アンダルシア
(『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』より)
ダバオ市街地でマフティーの攻撃に遭遇し、火中を逃げ惑うことになったギギ・アンダルシア。そのときの恐怖を胸に抱えながらも、その後、言葉を交わしたケネス・スレッグの前では、このように発言しました。 命がすぐに消える戦場の恐ろしさは身を以て体感したものの、それが生にすがっていることと同義かと言えば異なる、と、彼女は偽らざる気持ちを語りました。
ここがポジティブ!
生に執着するのは、ヒトという生き物として何らおかしいことではありません。一方で、苛烈な環境の中を生き抜いてきたであろうギギの境遇を考えれば、そんな執着が薄くとも仕方がない一面があります。生きることに執着していない者の考え方、生き方というのは、なかなか真似できるものでもなければ、憧れるものでもないかもしれません。ただ、そこに何か理由や背景があると考え、自分を成長させる教訓や知見とすることはできるでしょう。
(ガンダムインフォ編集部)
※本連載は筆者独自の見解です。
※本連載は筆者独自の見解です。
関連サイト
あなたへのオススメ
編集部イチオシ
PREMIUM BANDAI
プレミアムバンダイ