2024年5月20日 (月)
ガンダムパワーワード第335回「人には、それぞれの事情があるもの」
第335回
人には、それぞれの事情があるもの
――レイン・ミカムラ
(『機動武闘伝Gガンダム』第11話より)
ネオトルコ代表のガンダムファイターであったセイット・ギュゼルは、DG(デビルガンダム)細胞に冒されていました。彼と大学時代の同窓であったレインは医師としてその身を案じるものの、本人の意思も踏まえて、具体的な感染の経緯などは尋ねませんでした。相手にとって話したくない事柄を無理に聞かないのが「優しさ」だとレインは考えたのです。
ここがポジティブ!
レインもかつて、ネオジャパンに帰るため、セイットとの約束を反故にしたことがありました。人には他人に話したくない・話せない事柄というのが大なり小なりあります。良くも悪くも相手の変化を察知したとき、その理由を具体的に知りたくなるのは自然なことですが、相手が自ら説明しないときはあえてそっとしておく、といった態度は大人の嗜みと言えるでしょう。
(ガンダムインフォ編集部)
関連サイト
あなたへのオススメ
編集部イチオシ
PREMIUM BANDAI
プレミアムバンダイ