2017年6月12日 (月)
「Q.6月1日は衣替え!登場人物がおしゃれだと思うガンダム世界は?」【5/29~6/4】
西暦 | 42.2% |
コズミック・イラ | 19.0% |
アフターコロニー(A.C.) | 11.2% |
宇宙世紀 | 8.6% |
P.D.(Post Disaster) | 6.4% |
リギルド・センチュリー(R.C.) | 3.8% |
正暦 | 2.8% |
未来世紀 | 2.1% |
アフターウォー(A.W.) | 2.1% |
A.G. | 2.0% |
(回答2,208人)
6月1日は衣替え!登場人物がおしゃれだと思うガンダム世界は?
30度超え~!かと思えば20度前後になったりと気温の変化が激しい今日この頃。着ていく物をどうするか悩む日々が続いている。梅雨入りしてはいるのだが、本州では雨が少ない。梅雨前線が南の海上で停滞しているのが原因のようだ。とはいえ、学校等では6月から衣替えとして、制服を夏服に変えるところも多い。かつては、アニメで衣替えというのはタブーだったのだが、キャラの個性重視の傾向からか、おしゃれな服装で登場するキャラが増えてきた。ということで、今回は世界観ごとのおしゃれ度をチェックしてみた。
が42ポイント強の支持を集めた。西暦というのは現在も使われている暦であるが、ガンダムで西暦を使ったのは『機動戦士ガンダム00』である。ガンダムマイスターの4人は普段、制服かノーマルスーツなのだが、回想シーンや隠密作戦の時などに私服で登場していた。しかし、この作品のファッションに親近感を持たせる原因となったのは、中立地帯・経済特区日本にいた沙慈とルイスのデート服であろう。位置的に近未来の日本をモデルにしたと思われる街並みやファッションは現在と地続きな感じがして、視聴者が作品世界に入り込みやすくなっていたと思う。
が19ポイントの支持を集めた。Cosmic Era(宇宙の時代)でC.E.と略す時もあった。こちらは『機動戦士ガンダムSEED』、『ガンダムSEED DESTINY』で使われた暦である。両作品とも、キャラクターデザイナーの平井さんの斬新なファッションデザインでも注目された。普段着としては使いにくいかもしれないが、ファッションショーに出てもおかしくないようなカッコイイデザインの衣装が数多く登場した。特にイケメンが多く登場するので、男性のファッションに目が奪われたものだ。今思えば、服自体が繊細でナイーブなキャラの心も表現していたような気がする。
アニメで衣替えがタブーだったと言ったのは、単純に手間が増えるからである。シーンのつなぎで間違いも起きやすい。つまり予算がかかるのである。なのに、あえて日常を丁寧に描くのは、そのことで作品の世界観に没入しやすくなり、キャラに共感しやすくなるからである。
戦争を描くガンダムでなぜ日常が必要かというと、平和な日常と戦闘の悲惨さを対比することにある。平和な日本に住んでいても、世界のどこかで戦闘行為が行われている。その事実を知ることになるのが、『機動戦士ガンダム00』の沙慈とルイスであった。
一方、『機動戦士ガンダムSEED』では、紛争のニュースをどこか他人事のように映像でみるキラと友人たちが、直後にザフトの襲撃で戦争に巻き込まれるシーンに同じような思いが込められていた。
作品の没入度を高めるのに重要なファッションは今後より重要な要素となっていくと思われる。最近作だと、『機動戦士ガンダム サンダーボルト』のダリルのデートシーンでカーラ先生が着ていた服によって、幼少期の思い出に閉ざされたカーラ先生の心象を感じることができたと思うのだが、いかがだろうか。
(ガンダムインフォ編集部)
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