2015年12月28日 (月)
「Q.『サンダーボルト』アニメ第1話配信中!ズバリ、どっちが好き?」【12/14~12/20】
イオ・フレミング | 50.1% |
ダリル・ローレンツ | 49.9% |
(回答 1,809人)
Q.『サンダーボルト』アニメ第1話配信中!ズバリ、どっちが好き?
シックなオヤジのためのガンダム『機動戦士ガンダム サンダーボルト』の配信が始まった。
戦争映画というものは、いかにその臨場感を感じさせることができるかが勝負といってもよい。そのためには画面にいかに情報を詰め込んで、どう色合いや線にこだわるかが重要である。冒頭3分のシーンが無料公開されているが、スクールバスなどの生活感漂うデブリが多数漂うサイド4の宙域、機敏なアポジモーターの動き、閉鎖空間では禁忌とされるタバコを吸うシーン、空気が悪くてくしゃみをするシーンなど、こだわりのカットが多い。
なかでも一番のこだわりは主人公ふたりのキャラクターの描き方だと思う。ということで、まずはメインのふたりについて調査を行った。
が50.1ポイントを獲得した。
ワイルドな金髪の地球連邦軍エースパイロット。ヘッドホンではなく、堂々と皆に聞こえるようにジャズを流してしまえるところがエースの特権であろう。さらにはドラムスティックでコンソールを叩くなど、高価な官給品であるモビルスーツをわが物のように扱うところが、戦場の経験値の高さを物語っている。
量産型のジムに搭乗していたが、新たに配備されたガンダムタイプのモビルスーツのパイロットに任命される。このガンダムはフルアーマー化されていて、特徴的なのはサブアームを使った4つのシールドである。こちらはコミック版が「HG 1/144 フルアーマーガンダム(ガンダムサンダーボルト版)」として2年前にガンプラで商品化されている。
が49.9ポイントを獲得した。
両足が義足のぼくとつとしたジオン公国軍のエーススナイパー。搭乗するのは量産型ザクIIでビッグガンで遠距離射撃を行う。サンダーボルト宙域のデブリマップを駆使し、ミノフスキー粒子の電波障害下でも敵機の軌道予測を正確に行い、多大な戦果を上げている。
搭乗するザクIIは、デブリよけのシーリングが動力パイプと関節に施され、膝部装甲にもショックアブソーバーが設けられているのが特徴的だ。足底面には足場となるデブリ等に固定可能なクローが追加されている。こちらもコミック版が「HG 1/144 量産型ザク+ビッグガン(ガンダムサンダーボルト版)」として販売中だ。
1位と2位との差は0.2ポイント、わずか3票差であった。調査開始当初は17ポイントほどの差があったのだが、この差は無料公開されている冒頭3分の映像にダリルが登場していないのが要因だったようである。
時間とともに差が縮まってきたのは、期間中、ガンダムファンクラブでの先行配信が行われており、7日間の初回無料期間によって、実質無料で第1話本編のダリルのシーンも観ることができたことで、支持が変化してきたと思われるのだ。
緻密な映像とジャズとポップスの音楽が重層的にからみ合い、独特の空気感が表現されているこの作品。大人の方は、ぜひ部屋の照明を落として、ウイスキーを飲みながら観たいガンダムである。
(ガンダムインフォ編集部)
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