2015年8月24日 (月)
Q.「機動戦士ガンダム展」&「大河原邦男展」開催中!ズバリ、行くならどっち?【8/10~8/16】
両方 | 74.3% |
機動戦士ガンダム展 THE ART OF GUNDAM | 15.5% |
メカニックデザイナー 大河原邦男展 | 10.2% |
(回答 2,653人)
Q.「機動戦士ガンダム展」&「大河原邦男展」開催中!ズバリ、行くならどっち?
ガンプラ35周年となる2015年、この夏、ガンダム関連の2大展覧会が行なわれている。「機動戦士ガンダム展 THE ART OF GUNDAM」と「メカニックデザイナー 大河原邦男展」だ。前者はガンダム35周年を記念して大阪で行われた展覧会の東京版である。もちろん『THE ORIGIN』や『鉄血のオルフェンズ』の新作コーナーなどがバージョンアップされての東京入りである。そして後者はガンダムやザクの生みの親、大河原邦男氏のデザイナー業43年の集大成ともいえる展覧会である。このガンダムインフォを定期的にチェックするファンならば、ぜひ行ってみたい展覧会である。ということで、このふたつの展覧会を調査してみた。
が74ポイント強と圧倒的多数を占めた。
各展覧会を分けて集計すると「機動戦士ガンダム展 THE ART OF GUNDAM」が90.0ポイント、「メカニックデザイナー 大河原邦男展」が84.5ポイントという結果になる。5ポイントほどの差があるが、ほぼ同数といっていいだろう。オーソドックスな見どころは公式レポートを参考にしていただくとして、両展覧会のマニアックな見どころをメモしておこう。
「機動戦士ガンダム展 THE ART OF GUNDAM」
いろいろと見どころはあるのだが、マニアックな方にじっくり見ていただきたいのは富野監督の机と安彦良和氏の原画コーナーである。色付きの見栄えのする資料はさまざまな展覧会などで目にする機会は多いと思うのだが、エンピツのみで描かれた原画はなかなか現物を目にする機会が少ない。ましてや監督の作業空間である机などは、当時の状況や監督の苦悩を感じ取れる貴重な展示である。ここを見ると、富野メモといわれる踊るような線のラフが、あの特徴的なMSのデザインに反映されているのが良くわかると思う。
「メカニックデザイナー 大河原邦男展」
ガンダムのデザインが生まれる経緯を時間軸で感じることができる稀有な展示。まずは会場外壁のメカの大きさ比較をよ~く観察してほしい。ガンダムの大きさがいかにエポックメイキングなサイズであったか感じられると思う。そして、ガンダムファンに特におすすめしたいマニアックな展示は「内部図解」である。大河原氏は工業デザインにも精通されていて、自分で旋盤を駆使して、さまざまな金属加工品を創り続けている。その理にかなった内部図解は独特なもので、それだけでポスターにしてほしい美しさをも兼ね備えているのだ。
暑かった8月も残り少なくなってきたが、両展とも9月27日(日)まで行われているので、これから予定している方もいることだろう。全国各地から参加する方は、東京のガンダムスポットを日帰りでも楽しめる 「夏のガンダム周遊ガイド」も参考にしてほしい。
(ガンダムインフォ編集部)
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