「Q．2013年は巳年。ガンダムでヘビといえば？」はハンブラビの海ヘビが1位！【2013年1月7日～2013年1月13日】

Q．2013年は巳年。ガンダムでヘビといえば？
　今年の干支は「巳」。つまりヘビ年だ。ヘビはその独特の姿形や音もなく近寄ることから神秘的なものとして扱われてきた。古来よりヘビの毒を活用してきたことも影響したのだろう。国によって、色の違いで悪魔として扱われたり、神の使いとしてあがめられたりしてきた。狙いすまして獲物を狙う姿から、戦士や国の呼称や紋章などに使われている。ということで、ガンダムでヘビにちなんだものを探したのだが、これが意外に少ない。ちょっと強引ではあるが「ヘビー」とつくものも加えてみた。

が過半数を超えた。特異な『Ｚガンダム』のMSの中でも、独特な形状をしていて、その姿はイカ、そして変形するとエイに似ている。海ヘビは手に持ったムチ状の武器だ。先端にバーニアがついていて、敵に巻きつき、高圧電流を流してパイロットや電子機器にダメージを与えるものだ。グフのヒートロッドの進化版のようである。特異な姿をもつハンブラビの変わった武装としてテールランス、腕部クローとともに話題に上ることの多い武装だ。3機の海ヘビを使った蜘蛛の巣状の攻撃などでカミーユたちを翻弄した。


が14ポイント弱であった。『ガンダムSEED ASTRAY』シリーズに登場する傭兵部隊である。叢雲 劾をリーダーとするフリーランスの傭兵部隊で連合軍やザフト、そしてオーブからも仕事を請け負っている。サーペントテールというコールサインはいざとなれば切り離されるヘビの尻尾という意味でつけられた。第3位は驚いて模様が取れたジャブローの蛇が11ポイント弱であった。4位以下のMSや武装、技を寄せ付けなかった。シリアスな作品の『ガンダム』において、滅多に無いコミカルな表現だったので、その印象が深かったのだろう。

　日本でヘビは縁起のよい動物とされ、特に白いヘビは神の使いとして信仰の対象になってきた。著名な岩国のシロヘビはアオダイショウが先天的に白化したもの（アルビノ）で、突然変異によってメラニン色素が合成できなくなったものである。劣性遺伝であるアルビノの出現率は数万分の一といわれ、自然界では滅多にお目にかかれない。岩国の場合は人に大切にされたので増えたようだ。メラニン色素が無いので、血液の色が透けて目が赤い。今年の初詣ではシロヘビの置物をよく目にした。ガンダムファンとしては、全体がほぼ白く、ちょっと赤い、そんなRGM-109 ヘビーガンを神棚に飾るのもありなのではないだろうか。その場合は、神様にもわかりやすいように、ヘビーガンというネームプレートも忘れずに。