「Q．“機動戦士ガンダム／第08MS小隊 Blu-rayメモリアルボックス”発売決定！登場するMS・MAの中で好きな機体は？」はMS-07B-3 グフカスタムが1位！【2012年10月29日～2012年11月4日】

Q．機動戦士ガンダム／第08MS小隊 Blu-rayメモリアルボックス」発売決定！登場するMS・MAの中で好きな機体は？
　ガンダムは戦争アニメである。
　最初の『ガンダム』を見ているとつい忘れがちになってしまうのだが、アムロやシャアといった一部のヒーローが活躍する影で、人が死んでいた。宇宙でもそうだろうし、地球上でもそうであった。電子機器が発達したおかげで、有利な戦いを進める側もあるだろうが、最終的には白兵戦である。それを映像でまざまざと感じさせてくれたのが『機動戦士ガンダム／第08MS小隊』であった。まさに泥臭い戦いをこだわりの描写で表現し、戦いの恐怖感を呼び覚ましてくれた。ということで、今回は「機動戦士ガンダム／第08MS小隊 Blu-rayメモリアルボックス」発売にちなんで、登場MS・MAを調査してみた。


が45ポイント強の支持を得た。グフはランバ・ラルの時から人気はあったが、グフの人気を不動のものにしたのが、このグフカスタムのおかげだといえよう。国勢調査でも『08小隊』からみの設問の時には、たびたび首位を飾っている。操縦したノリス・パッカード大佐の人気も高い。グフのパイロットというと、どうしてもおじさんを思い浮かべてしまう。どうもエース級のパイロットに優先支給されたようなので、やはり経験豊富な老練な方が乗るケースが多かったのだろう。

が20ポイント弱の支持を得た。RX-79（G）陸戦型ガンダムは第3位で18ポイント近くを集めているので、上位3体で8割を超えている。とはいえ、ガンダム2体を合わせてもグフカスタムには及ばない。それほどこの作品ではグフカスタムの人気が高いのだ。さて、次点となったガンダムEz8だが、ガンダム特有のV字アンテナもなくなり、顔を隠すとガンダムと認識するのが難しいほどの現地改修を受けている。増加装甲で耐弾性がアップしたり、射撃姿勢姿勢がより安定できるようになったりとより実戦的な性能面が向上し、終盤活躍した。

　しかし現実でもそうだが、おじさんはしぶとい。経験も豊富なので、若造のウラをかくことぐらい造作もないことだ。しかも、なかなか音をあげないので、戦い方や生き方はだんだん泥臭くなってくる。『08小隊』の登場人物は20歳すぎの大人がほとんどだ。活躍するおじさんも多い。主役のシローだって高校生から見たらおじさんだ。「大人の泥臭い戦い」それがまさに戦争の姿なのではないだろうか。ニュータイプに夢見る僕らを現実に引き戻してくれたこの作品。おじさんとなってもう一度見直すと、今度は戦って生き抜くという元気がもらえそうである。