2010年11月29日 (月)
「Q.G-SELECTION「新機動戦記ガンダムW DVD-BOX」11/26発売! ガンダムW(TVシリーズ)といえば?」は自爆が1位!【2010年11月15日~2010年11月21日】
■第175回 2010年11月15日~2010年11月21日
G-SELECTION「新機動戦記ガンダムW DVD-BOX」11/26発売! ガンダムW(TVシリーズ)といえば?
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『00』劇場版と『ガンダムUC』第2話の公開も一段落し、この年末はお手頃価格のG-SELECTIONシリーズをじっくり見直すのも良いのではないだろうか。先週末、G-SELECTION「新機動戦記ガンダムW DVD-BOX」が発売された。ガンダムエースで小説連載がスタートし、MGデスサイズ(EW版)が発売されるなど、なんとなく『W』が盛り上がってきているような気がする。ということで、TV版『ガンダムW』の調査をしてみた。 |
第1位は自爆。6割近い圧倒的多数を占めた。第1話から主人公のヒイロが自爆を試みるという衝撃的な展開に印象づけられたのかもしれない。さらに次々といろんな人が自爆を試みるなど、自爆はこの作品における必殺技的ともいえよう。で、自爆とはどんなものかというと、やった本人いわく「死ぬほど痛いぞ」というものらしい。実際、1か月もベッドの上にいるはめになっていた。最終話でも自爆しようとするが、ライバルに先に自爆され、機を逃してしまう。この自爆、本人がなかなか死なないのも特徴的だった。 | ||||
第2位は5機のガンダムが1割強の支持を得た。Gチームのパイロットは5人なので同時期に搭乗していたのは5機なのだが、デザインが異なる合計9機のガンダムのことである。ウイングガンダム、ウイングガンダムゼロ、ガンダムデスサイズ、ガンダムデスサイズヘル、ガンダムヘビーアームズ、ガンダムサンドロック、シェンロンガンダム、アルトロンガンダム、ガンダムエピオンの9機だ。個性が目立つ5機のガンダムが活躍するのは前作の『Gガンダム』からであるが、全機同時に活躍するのは第44話まで待たねばならなかった。 |
ところでヒイロたちの自爆とは、自らの身を犠牲にしても任務を遂行するために行うもので、自殺願望があるわけではない。もともと自分の郷土であるコロニーの未来のために特殊任務に参加しているわけなので、郷土のために自らの身を犠牲にしても世界を変えようという目的は一貫して変わっていない。パイロットの自己犠牲をいとわないゼロシステムというのも同じような思いからの発想であろう。ふと彼らの思いを想像するに、日本の明治維新を影で仕掛けた英雄、坂本龍馬に近いものがあったような気もしてきた。年末に国の未来を憂いて立ち上がった幕末の英雄の活躍を思い描きながら『ガンダムW』を見かえすと、また違った感動があるかもしれない。 |
ガンダムインフォ編集部
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