2010年11月15日 (月)
「Q.11月3日は文化の日。ガンダムで文化・芸術に造詣の深いキャラといえば?」は「日本通?ミスター・ブシドー」が1位!【2010年11月01日~2010年11月07日】
■第173回 2010年11月01日~2010年11月07日
11月3日は文化の日。ガンダムで文化・芸術に造詣の深いキャラといえば?
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今年は一気に寒くなり、秋を感じる時期が短かったような気がするが、食べ物もおいしく実り、ほどよい気候で運動するにも読書するにもいい季節となった。さて、第169回のスポーツの秋に続く「秋」モノ第2弾。芸術の秋ということで、11月3日の文化の日にちなんで、ガンダムで文化・芸術に造詣の深いキャラを調査してみた。 |
第1位は「日本通?ミスター・ブシドー」が4割を越える支持を得た。文化的という面ではちょっと独特の解釈をしていたような気もするが、堂々の1位となった。文化の影響で見た目から発言内容、そして戦い方まで変えるという潔さが強烈なインパクトを与えたのかもしれない。ファーストシーズン後に友人ビリーの叔父、ホーマー・カタギリの影響を受け、通り名のとおり武士道に傾倒した。あくまで刹那との一騎打ちにこだわり、ちょっと面倒くさいキャラにも見えたが、劇場版ではカッコイイ男の生き様を見せてくれた。 |
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第2位は「骨董を蒐集するマ・クベ」が3割近くの支持を得た。ファーストガンダムを代表する芸術を愛する文化人だった。北宋の白い壺を愛でていて、いまわの際には部下のウラガンにキシリアの元へ届けるよう頼んでいた。中世の騎士を思わせるギャンに乗りガンダムとの一騎打ちに臨んだが、アムロの前に力が及ばなかった。策略に優れるものの、パイロットとしての能力はそれほどでもなかったようだ。しかし、ジオンに資源を送って支え、ソロモンから脱出したドズル・ザビの妻ゼナと娘ミネバを救出するなど、結構重要な仕事をしていた。 |
戦争と芸術は一見相反するもののようにも見えるが、領土拡大による異文化の交流であたらしい文化が生まれ、新たな芸術作品が残されてきた。戦意を向上させる音楽もあるし、心を落ち着かせる絵画もあった。平和への願いがあるからラクスの歌などが生まれ、その立場を政治的に利用しようという謀略も生まれる。芸術は戦争から生まれ、また戦争を助長するものでもあるようだ。そういえば宇宙世紀の戦争を描くことでガンプラも生まれた。もしかすると数百年後には「これはいいガンプラだ。あの人に届けて欲しい」などという会話が聞かれるかもしれない。 |
ガンダムインフォ編集部
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