2009年12月14日 (月)
「Q.SEEDに続き「ガンダムSEED DESTINY DVD-BOX」発売決定!放送開始から5年、その活躍がもっとも印象に残っているキャラクターは?」はキラ・ヤマトが1位!【2009年11月30日~2009年12月6日】
■第125回 2009年11月30日~2009年12月6日
Q.SEEDに続き「ガンダムSEED DESTINY DVD-BOX」発売決定!放送開始から5年、その活躍がもっとも印象に残っているキャラクターは?
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前回に続き、『SEED DESTINY』のキャラクター印象度調査を行った。キラ、シン、アスラン、カガリは上位だったのだが、キャラ人気の高いラクスが前回共に伸び悩んだ。内容的には重要な立場にいたと思われるデュランダルやレイは下から2、3番であった。 |
第1位のキラは前回とほぼ同じ支持率であった。やはりストライクフリーダムガンダムの圧倒的な強さが目立ったのだと思う。シンは中盤、キラのフリーダムガンダムに勝つなど活躍したのだが、後半はキラにやられっぱなしだったためか2位に甘んじた。3位のアスランは前半悩み続け戦闘の活躍が少なかったし、4位のカガリは政治的な活動がメインだったので、印象に残りづらかった面があるのだろう。ところで、前回もそうだったのだが、マリューを入れていたら順位にどのような変化があったのかちょっと気になった。 | ||
活躍という意味では、デュランダルやミーアはかなり活躍したと思うのだが支持は少なかった。デスティニープランが分かりにくかったのかもしれない。『SEED』『SEED DESTINY』に描かれた、「遺伝子操作による優良種の誕生」「遺伝子による運命決定」というのはある意味「優生学」につながるのだと思う。理屈では正しいように見えることでも、それを利用する人によっては、強制や虐待につながる恐れがある。危険を感じ異を唱えるオーブの姿勢に共感する人も多かったと思うが、逆に何がいけないことなのか理解しにくい問題でもあった。 |
「優生学」の考え方の支えのひとつにダーウィンの「進化論」が挙げられると思う。ちなみに今年は『種の起源』を書いたダーウィンの生誕200周年でもある。出版から150年たつが、メカニズムはより解明できても幸せになることは難しい。なぜ人間はこうも悩み、争いを続けなければいけないのだろうか。いや、本当にガンダムって考えば考えるほど、夜も眠れなくなっちゃう作品なんですね。 |
ガンダムインフォ編集部
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