「アリマ、行きまーす！」

えっ！と思わず見返すニュースのタイトル。ページを開けば、馬にまたがるガンダムやシャア専用ザクII。よく見れば、ドムやガンキャノンもいる。うーん、なぜグフが居ないのか？ガンキャノンはどーした。などと余計な事を考えてしまうビジュアルである。

有馬記念といえば、野球のオールスターゲームのようにファン投票で参加馬が決まるレースだ。『機動戦士ガンダム』に限ったとしても、今人気の高まっているアッガイが居ないのはどうも解せない。馬券を3回しか買ったことのない私も、思わずレース当日、生中継を見てしまった。

ということで、今回は乗馬が得意そうなキャラクターを調査してみた。

が4割を超える支持を集めた。今回のコラボキャンペーンではモビルスーツが乗馬していた。モビルスーツ（正確にはモビルファイターだが）が騎乗するといえば『機動武闘伝Gガンダム』しかない。もちろんアニメで馬となるのはモビルホースと呼ばれるサポートメカであるが、パイロットは風雲再起という生きた馬である。馬の感情を持ったモノに人が操縦するモビルスーツが騎乗するという構図は同じととらえていいだろう。マスター・アジアは、モビルスーツに搭乗してもなお騎乗していたことから、乗馬時間は一番長いし、技術にも長けているように思われたのだろう。

が2割強の支持を集めた。ただ第3位のシャア・アズナブル（逆襲のシャア）、第8位のエドワウ・マス（THE ORIGIN II）を加えたシャア全体として集計すると36ポイントを超え1位のマスター・アジアに迫る。シャアは時代により選択肢が多くなってしまったので、支持が割れたのだろう。その中でも『機動戦士ガンダム』の支持が高かったのは、テキサス・コロニーでのセイラとの邂逅のシーンが印象的だったからに違いない。

オリジナルムービーの「NEW TYPE MOVIE」や「ガンダム馬券」を作れるゲームなど、豪華なコンテンツが多かった今回のビッグなコラボ企画。やはり、一番気になったのは「僕が一番、上手く乗れるんだ！」、「サラブレッドの性能の違いが勝敗の決定的差ではないということを教えてやる！」などの新録音声だろう。現実の競馬でも、馬の個性や長所を活かしたり、騎手同士の駆け引きなどがあるらしい。レースの世界でも、モビルスーツの性能だけで戦いが左右されるわけではないというような事があるようだ。最近、女性の騎手のニュースを目にする機会があったが、セイラさんやハマーン様といった女性を交えた調査も面白そうだ。やっぱり、ムチを使うのが上手そうなキャラ・スーンが上位に来るかな～？

（ガンダムインフォ編集部）