「お誕生日おめでとう～」、「ハッピーバースデー！」など明るいお祝いの言葉が飛び交う誕生日。祝われる方も、祝う方もハッピーな気分になれるいい瞬間である。先週からガンダムカフェで始まった「鉄華の集いフェア ～第1弾 鉄華団の誕生日会～」は、誕生日の人もそうでない人も楽しめるスペシャルなメニューとオリジナルグッズが用意されている。深い絆でつながれた鉄華団のメンバーは、心のこもったお祝いを伝えそうだ。ということで、今回は、オルガの誕生日に真っ先にお祝いを言いそうなメンバーを調査してみた。

が過半数を超える支持を集めた。あまりに素直な言動で、視聴者をドギマギさせてくれた『鉄血のオルフェンズ』。なかでも三日月の発言には「えー、今、ここで言うか～」という思いを感じた人もいたのでは。その最たるものは、アトラのいる前で「クーデリアも（子どもが）欲しいの？」と聞いたところだったと思う。そんな彼のセリフのひとつひとつから、三日月たちの生きてきた過酷な経験を感じることができる。つまり、回りくどい表現で真意がずれて伝わる事が、すぐに生死に関わる環境であると想像できる。思ったことはそのまま即座に口にする三日月は、たしかに、真っ先にオルガに「おめでとう」といいそうである。

が2割弱の支持を集めた。最初名前を見た時に「えっ、お菓子の？」と思い、妹の名前がクッキーとクラッカと知って、「絶対そうだ」と思ってしまった。そんな名前の親しみやすさと同様に、鉄華団の中で一番情に厚くて、家族の事、そして家族以上に鉄華団のメンバーひとりひとりの事を考えている「いい人」だった。猪突猛進型のオルガとは、ちょくちょく意見が対立することもあったが、目指す目標は同じであった2人。多くは語らずとも気持ちは通じる仲だ。なるほど、ビスケットはきちんと忘れずに「オルガ、おめでとう」と言いそうである。

誕生日を祝うのは不思議な感じがする。そもそも、なぜ誕生日を祝うのだろう。要約すると「1年間良く生きてきたね」、「また、1年間がんばろう」という意味にもなりそうだ。そして、体の弱い幼い頃や歳を重ねた頃に、よりお祝い事が多いような気がする。つまり「死」を意識すると、より誕生日のお祝いに気持ちが入りそうなのだ。

日々、明日をも知れぬ戦いの場に臨む鉄華団であれば、仲間の命のお祝いをしない訳がない。ましてや、団長のオルガを祝わないメンバーはいない。そんな中、1位と2位選ばれた2人は、一番オルガの近くにいた2人だったんだと思う。こんな近しい仲間を私も持ちたいものである。

（ガンダムインフォ編集部）