人気の高いバイアランシリーズ。そのベースの「バイアラン」がHGUCで7月7日（土）に発売された。今年の3月にガンダムベースで試作が展示され、期待が高まっていた。最初に映像で登場したのは『機動戦士Ζガンダム』。能力が高いジェリドが乗ったこともあり、戦闘シーンの見せ場も多かった。

ということで、今回はどのバイアランが好きなのか調査してみた。

が過半数の支持を得た。『機動戦士ガンダムUC』第4話に登場した機体である。第4話は大量のMSVが登場し、数々の戦闘シーンが展開された。私もそのひとりであるが、ホビーファンを狂喜乱舞させた回である。中でもバイアラン・カスタムは連邦側としては珍しい旧型の改修機でありながら、基地防衛で大活躍をした。その能力を見せつけるシーンが連続し、多くの残党側MSVを爽快にぶった切っていた。戦闘シーンの見どころは勝つシーンなのだが、やられて壊れるところも良いのである。MSVのやられる花道シーンを作ってくれたのが、バイアラン・カスタムだったといってもよいだろう。

が23ポイントの支持を集めた。今回、初のHGUC化ということで、注目度が上がったようだ。最初のバイアランがキット化されたのは放送当時だったので、ざっと30年ぶりのキット化。進化したHGUCでのキット化ということで、期待が高かったようである。また、ネット通販限定品ではなく、一般発売であったことも話題になっていたようだ。この勢いで『Ζガンダム』シリーズのHGUC化が加速することを期待したい。

私が期待したバイアラン・イゾルデは4位であった。派手なラベンダー色がベースの明るい色の機体で『機動戦士ガンダム Twilight AXIS』に登場する機体だ。この機体で特に気になったのはガンダムタイプに換装されたツインアイの頭部である。この作品ではガンダムが悪役だったこともあり、その独特のボディ形状と合わせて、得も言われぬ悪者感を感じていた。

昨年1月には、3位と5位のバイアラン・カスタム2号機、バイアラン・カスタム2号機［バンデシネ版］が再販されたこともあり、今回、この「HGUC バイアラン」でバイアランをそろえようという人も多かったようである。30年の進化を感じながら、初期のキットと作り比べてみたいと思う。

（ガンダムインフォ編集部）