ソロモンよ 私は帰って来た! | 83.9% |
まるでジオンの精神が形となったようだ | 6.8% |
君こそが、星の屑の真の目撃者なのかもしれない | 4.9% |
未熟… | 4.4% |
(回答2,335人)
Q.8/29は『機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光』公開日!あなたの好きなガトーのセリフは?
本日8月29日は、『機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光』公開日だった。おおっ、ちょうど30年前になるのか〜。
『0083』といえば、初登場時のポニーテール姿にはびっくりしたが、アナベル・ガトーに心酔された方も多いと思う。ニナ・パープルトンと恋仲だったことに衝撃を受けたのはコウ・ウラキだけでなく、初恋がどんなものかもわからない私たちも一緒だった。
そんなガトーの生き様は男性のみならず、女性にも人気が高く、多くのファンを集めることとなる。ということで、今回は『0083 ジオンの残光』からガトーのセリフを調査してみた。
『0083』といえば、初登場時のポニーテール姿にはびっくりしたが、アナベル・ガトーに心酔された方も多いと思う。ニナ・パープルトンと恋仲だったことに衝撃を受けたのはコウ・ウラキだけでなく、初恋がどんなものかもわからない私たちも一緒だった。
そんなガトーの生き様は男性のみならず、女性にも人気が高く、多くのファンを集めることとなる。ということで、今回は『0083 ジオンの残光』からガトーのセリフを調査してみた。
が84ポイント弱の支持を集めた。本作は、地球連邦軍による「ガンダム開発計画」を発端に、ジオン軍の残党「デラーズ・フリート」が極秘作戦「星の屑作戦」を実行するまでの物語である。
そこには一年戦争で死んでいった仲間たちへの強い思いを持つ者たちが多くいた。ソロモン宙域で活躍していたガトーにとって、ドズル・ザビを失い、ア・バオア・クーへ撤退させられた恨みはどれほどのものであったろう。その積年の思いが爆発したセリフがこれであった。まさに一つの思いを達成した男の咆哮である。
第2位は「まるでジオンの精神が形となったようだ」が7ポイント弱の支持を集めた。アクシズが独自に開発し、星の屑作戦への餞として先遣艦隊よりデラーズ・フリートへ渡されたモビルアーマー、ノイエ・ジールを見たときのセリフである。この巨大な機体が、彼にはジオン公国軍の精神を立体化されたような神々しいものに見えたようだ。
第3位の「君こそが、星の屑の真の目撃者なのかもしれない」と第4位の「未熟…」は4ポイント台の僅差であった。前者は、コロニー軌道修正のための最後のレバーを引く前にニナ・パープルトンに対してガトーが言ったセリフ。後者は、ガンダム試作1号機を圧倒したあとにガトーがコウ・ウラキに向かって放ったセリフである。かつての恋人だったニナに自身の生き様を見届けてほしいという男の哀愁と、若者に対してつい本気になってしまう大人気のなさを感じる。どちらも純真ともいえるが、ガトーの子供っぽさも垣間みえたのだった。
『機動戦士ガンダム』を見終わり安堵していた私たちに突きつけられたもう一方の現実が、『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』と、それに続く『機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光』であった。
戦争や争いことに、“勝者”がいるならば、対して“敗者”がいる。戦争に負けることなったジオン軍人のことまで思いを寄せていなかった私たちに、“敗者”の気持ちを示した作品だった。“敗者”には強い復讐心が残るものであること、それは怨念といってもいいような深くて暗く、黒々しいものであることを感じさせた。その中でより光り輝くのが「強い意志を貫く者たちの姿」であろう。それこそがガトーの最大の魅力だったのだ。ふん、また聞きたくなったぞ、ガトーの声を。
そこには一年戦争で死んでいった仲間たちへの強い思いを持つ者たちが多くいた。ソロモン宙域で活躍していたガトーにとって、ドズル・ザビを失い、ア・バオア・クーへ撤退させられた恨みはどれほどのものであったろう。その積年の思いが爆発したセリフがこれであった。まさに一つの思いを達成した男の咆哮である。
第2位は「まるでジオンの精神が形となったようだ」が7ポイント弱の支持を集めた。アクシズが独自に開発し、星の屑作戦への餞として先遣艦隊よりデラーズ・フリートへ渡されたモビルアーマー、ノイエ・ジールを見たときのセリフである。この巨大な機体が、彼にはジオン公国軍の精神を立体化されたような神々しいものに見えたようだ。
第3位の「君こそが、星の屑の真の目撃者なのかもしれない」と第4位の「未熟…」は4ポイント台の僅差であった。前者は、コロニー軌道修正のための最後のレバーを引く前にニナ・パープルトンに対してガトーが言ったセリフ。後者は、ガンダム試作1号機を圧倒したあとにガトーがコウ・ウラキに向かって放ったセリフである。かつての恋人だったニナに自身の生き様を見届けてほしいという男の哀愁と、若者に対してつい本気になってしまう大人気のなさを感じる。どちらも純真ともいえるが、ガトーの子供っぽさも垣間みえたのだった。
『機動戦士ガンダム』を見終わり安堵していた私たちに突きつけられたもう一方の現実が、『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』と、それに続く『機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光』であった。
戦争や争いことに、“勝者”がいるならば、対して“敗者”がいる。戦争に負けることなったジオン軍人のことまで思いを寄せていなかった私たちに、“敗者”の気持ちを示した作品だった。“敗者”には強い復讐心が残るものであること、それは怨念といってもいいような深くて暗く、黒々しいものであることを感じさせた。その中でより光り輝くのが「強い意志を貫く者たちの姿」であろう。それこそがガトーの最大の魅力だったのだ。ふん、また聞きたくなったぞ、ガトーの声を。
なお、『機動戦士ガンダム0083』エギーユ・デラーズ役、『機動戦士ガンダムF91』ジレ・クリューガー役を担当された俳優の小林清志さんが2022年7月30日(土)にご逝去されました。
小林さんの演技とその声には「男の矜持」を感じさせるものがありました。その力強い演技はアナベル・ガトーからも深く信頼され敬愛されたエギーユ・デラーズそのものでした。そして、その声にはロマンも感じました。子供心に憧れを抱き、そのように生きなければならないと思わせてくれた男<ひと>の一人であったと思います。
故人のご功績に敬意を表し、心からご冥福をお祈りいたします。
(ガンダムインフォ編集部)
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