「Q.『機動戦⼠ガンダムUC オリジナルサウンドトラック セレクション Vol.1』2/26発売！『UNICORN』が流れる好きなシーンは？」は「ユニコーンガンダム出撃（ep1）」が1位！【2/12～2/27】

ここ数年、アナログ盤が再ブームとなっているという。今やCDすら買わないという人が増える中、あえて手間のかかるアナログレコードを手に入れようというのはマニアックな方だと思うが、古参のオーディオマニアだけでなく若い人も増えているのだそうだ。本格的にレコード盤を再生するには、プレーヤーだけでなく、アンプやスピーカーなどが必要となる。それらの置き場所だって必要だ。そもそもプレーヤーは30～40センチ四方の大きさを必要とし、揺れないで水平にしておける場所を確保しなければならない。そして、針を盤の上にうまく置いてあげないと、思ったところで再生すらできない。一見不便だが、それが愛おしさを感じさせ、ノイズを拾った針の音色が心を震わせてくれるのだろう。
そんなアナログ盤で「『機動戦士ガンダムUC』オリジナルサウンドトラック セレクション」が登場。ということで、今回はVol.1に収録される「UNICORN」の流れるシーンのなかから、好きなシーンをセレクトしてみた。

が80ポイント弱の支持を集めた。バナージ・リンクスが父からユニコーンガンダムを託され、初めて起動するシーンで使われていた。炎の中で一歩ずつ歩き出す“希望の象徴”を見ると、胸熱な気持ちになる。そして、マリーダ・クルスのクシャトリヤと対峙した“可能性の獣”の力はとても強く、クシャトリアをコロニーの壁に押し付け、そのまま外に押し出してしまった。NT-Dの発動シーンも圧巻。ファンネルの攻撃をブロックし、パワフルで無敵感を感じさせるユニコーンガンダムにはとてもワクワクした。

第2位はシナンジュとの戦闘（ep2）が12ポイント強の支持を集めた。フル・フロンタルのシナンジュと初めて対決するシーンで使われていた。バナージは、かすめただけでモビルスーツを破壊できるほどの高出力を持つビーム・マグナムを打ちまくるが、シナンジュにはかすりもしない。ついには間合いを詰められて、そのままキックされてしまう。衝撃で吐血するバナージふくめ、手に汗に握るシーンであった。

第3位はガザD、ズサ、ザクIIIとの戦闘（ep7）が8ポイント強の支持を集めた。フルアーマー・ユニコーンガンダムの活躍シーンで使われていた。向かってきたアンジェロ・ザウパーのローゼン・ズールに、大型ブースターを爆発させて煙にまき、なみいるガザD、ズサ、ザクIIIを次々となぎ倒していくユニコーンガンダム。圧倒的な強さを感じさせる爽快なシーンであった。

地から湧き上がるようなイントロから始まる「UNICORN」。川の流れのように波打ち、一瞬の静寂のあとバックコーラスと共に一気に盛り上がる主旋律。まさに『UC』を代表する曲といっていいだろう。荘厳でもあるし、動きも勢いも感じさせてくれる。毎朝聴くと疲れてしまうかもしれないが、気合いを入れたい時に聞くとモチベーションが上がると思う。
そんな「UNICORN」ほか計9曲を収録した「オリジナルサウンドトラック セレクション Vol.1」は2月26日（水）に発売。アナログ盤ならではの、空気の振動を記録してきた歴史の奥行きを感じるサウンドで、『UC』を彩った珠玉の楽曲を楽しんでほしい。