「Q.『RAHDX マリーダ・クルス』12月再販！好きなマリーダのセリフは？」は「わがままを…許してくれますか…？」が1位！【12/2～12/9】

メガハウスのハイクオリティフィギュア「RAHDXシリーズ」から、『機動戦士ガンダムUC』マリーダ・クルスが12月下旬に再販される。マリーダといえば、劇中で「プルトゥエルブ」と呼ばれていたことが明かされ、衝撃を受けたことを思い出す。12番目のニュータイプクローンであったというのだ。
また、ニュータイプ専用MSのクシャトリヤを意のままに操る能力を見せつけながら、どこか心ここにあらずのような感じがしていたのは私だけではないはずだ。彼女の俯く顔には、強化人間として生み出され、利用され続けているマリーダの悲哀を感じざるをえなかった。
ということで、今回はマリーダの言葉の中から、読者の好きなセリフを調査してみた。

が43ポイント弱の支持を集めた。ジオン軍人としての復讐を遂げたい気持ちがありながら、サイド共栄圏の構築を唱えるフル・フロンタルの考えにも同調できないスベロア・ジンネマン。マリーダの「マスター」であり「父」でもある彼に向かって、マリーダが最後の許しを請う言葉であった。体調も万全でない彼女を許せば、このあと命を賭して行動することは予想できる。しかし、ここで解放しなければ、彼女の魂は呪縛に囚われたままになってしまう。マスターと強化人間、父と娘の別れを意味する重たい言葉であった。

第2位は「それでも…と言い続けろ」が34ポイント弱の支持を集めた。バナージ・リンクスとの戦闘に敗れ、ネェル・アーガマの捕虜となったマリーダ。彼女はベッドで、バナージが持つマシンのシステムを屈服させる意思（「根っ子」）を自分たちは持っていないと伝える。そして、その力を引き出すためにも、自分を見失わないようにと忠告した言葉であった。

第3位は「優しさだけでは人は救えない」が13ポイント強の支持を集めた。ユニコーン対クシャトリヤの戦闘で感応し始めるふたり。マリーダの悲惨な記憶が流れ込んできて、ショックを受けるバナージ。それでも人の革新性を信じるバナージに、現実世界の厳しさを伝える言葉であった。

第4位は「ガンダムは…敵！」が11ポイント弱の支持を集めた。「ラプラスの箱」受領の任についたガランシェール隊の一員として、クシャトリヤで作戦に参加したマリーダ。そこで起動したユニコーンと遭遇し、植え付けられた潜在意識が蘇ったシーンであった。

『機動戦士ガンダムUC』のヒロインはオードリー・バーン（ミネバ・ラオ・ザビ）だが、バナージの成長とこの作品の本質を語る上で、マリーダは欠かせない存在である。今回発売される「RAHDX マリーダ・クルス」では、その存在感を示すかのような彼女の雰囲気がリアルに再現されている。特に、斜め下から見上げる彼女の目線が何かを物語っているようだ。目を合わせると思わずドキッとしてしまうフィギュアである。