ようやく春になったと思ったのに、もはや夏日といえるような暑い日もある。ツバメは子育てに忙しい。そろそろ夏だなぁと思いながら、なかなか思うような生活ができない。そんな日には『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』を見て、ガンプラを作ってみたい。ええ~い、エアコンもガンガンにかけちゃうぞ?!映像とものづくりに集中するのもいいものだ。ということで、今回は懐かしい名場面を思い出すために、5月18日のカガリとキラの誕生日に合わせて、2週にわたって調査してみた。
Q.5/18はカガリ・ユラ・アスハの誕生日!名シーンといえば?
逃げるな! 生きるほうが戦いだ! | 49.6% |
それで本当に最後は平和になるのかよ! | 27.6% |
お父様の裏切り者! | 5.4% |
お父様----! | 4.1% |
コーディネイターでも馬鹿は馬鹿だ | 3.4% |
あいつ、頼むな。 | 3.2% |
こういう指輪の渡し方ってないんじゃないか!? | 2.3% |
カガリだ!お前は? | 1.8% |
よしよし、大丈夫だ。 | 1.4% |
国と一緒にこの身も焼かれた方がマシだ! | 1.2% |
アスランが「俺はなにも出来ない、なにも分かってなかったと…」と呟く場面では、父の蛮行を止めることができず、父を信じていた自分を罪に感じていたアスランにカガリが「お前…あたま二十日ねずみになってないか?」と諭したのだ。そして、思い余ったアスランはカガリに抱きつくのだ。きゃ?!
が3割弱の支持を集めた。『機動戦士ガンダムSEED HDリマスター』29.PHASE-31「慟哭の空で」のセリフが選ばれた。ニコルをキラに殺された。だから、キラを倒すしかないというアスラン。「キラだって…守りたいもののために戦っただけだ!なのになんで殺されなきゃならない!?」と諭すカガリ。「殺されたから殺して…殺したから殺されて…」その後、アスランに投げかけた言葉がコレだった。この時、キラを殺してしまったと思い込んで、抜け殻のようになっていたアスランに、憎しみの連鎖は平和を生み出さすことはないと諭した。内容は諭していたのだけど、この時のカガリは怒って絶叫していた。アスラン個人を責めたというより、親友同士が殺し合わなければならないという、この状況に怒りを感じていたのだろう。
今回上位に来たのはアスランをカガリが諭すセリフであった。直感で素直な感情で動いてしまうアスランに対して、この世界を俯瞰しながら、アスランとキラの状況改善に心をくだくことが多い。中立国「オーブ」で育ったということが関係しているのだろうし、父親のウズミの意志を受け継いでいるように感じる。ザフトの歌姫ラクスという許嫁がいながら、無人島で急接近したカガリとアスラン。冷静な内容を話しながらも、その口調は感情的であったカガリは、情にもろいアスランに共感する部分が多かったのだろう。そして、このような熱いカガリの言葉がアスランを前向きにさせていったのだ。う~ん、やっぱり男を変えるのは、惚れた女の言葉なのだな~。
Q.5/18はキラ・ヤマトの誕生日!名シーンといえば?
それでも…守りたい世界があるんだ! | 39.9% |
いくら吹き飛ばされても、僕らはまた花を植えるよ、きっと | 21.4% |
大事な友達に貰った、大事なものなんだ。 | 10.1% |
でもカガリは、今泣いているんだ! | 5.3% |
気持ちだけで一体何が守れるっていうんだ! | 4.9% |
キラ・ヤマト!ガンダム!行きます! | 4.6% |
力だけが僕の全てじゃない! | 3.7% |
討ちたくない、討たせないで。 | 3.5% |
どんなに苦しくても、変わらない世界は嫌なんだ! | 3.5% |
僕は…僕は…! 殺したくなんかないのにぃぃーーっ!! | 3.0% |
が2割強の支持を集めた。『機動戦士ガンダムSEED DESTINY HDリマスター』50.FINAL PHASE「選ばれた未来」のセリフが選ばれた。『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』は、始まった時にはキラはラクスとともに恒久的な平和を求めて、オーブ本島近海の島で孤児たちと共に日々を過ごしていた。このあとシンと出会い、憎しみと怒りをぶつけてくるのだが、テレビシリーズ最終話後の後日談で、オーブでの再会を果たした。「非戦」を求めて、相手を殺さない「不殺の戦い」を続けたキラの思いが、シンに言葉で伝わったシーンである。『SEED』『SEED DESTINY』を通して描かれた、キラの思いの総まとめともいうべきシーンだ。私たちも、いがみ合う人々の間に立って、花を植えるような行為で、自らの思いを伝えていきたいなぁと思える名シーンである。
キラやカガリの名シーンを振り返ってみると、理想的な社会のために、傷つき、疲れながらも揺るぎない気持ちを持ち続けることの大切さを感じた。現実世界ではなかなかキラやカガリのようにかっこよくセリフを決めることはできないとは思うが、その根底にあるものには共鳴し続けていきたいと思えるようになった。あ~、もう一度、『SEED』『SEED DESTINY』を見返してみたくなってきたなぁ。
(ガンダムインフォ編集部)
あなたへのオススメ
編集部イチオシ
PREMIUM BANDAI
プレミアムバンダイ